BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

プラハの風景写真  市街のあちこちの風景

2022-03-26 | エトセトラ
プラハに住む友人から送られてきた、「プラハの風景写真」で、市街の「あちこちの風景」です。

さて、プラハでは、コロナ新規感染者は日に数千人は出ているようですが、バスや路面電車は、マスクをしていない人でいっぱい。店ではもう必要がなくなり、判定センターも閉鎖されてしまい、今や、東部での戦争に焦点を当てたニュースによって、コロナ関連はすっかり消え、もう誰も気にしていない様子だ、そうです。

トラムに、「マスクなしで乗っている女性客」です。



チェコには、すでに約20万人のウクライナ避難民がやってきており、物価の上昇もあって、低所得者の多くは、非常に厳しい経済状態になっているそうです。
ただ、ウェルカムと言っても、1968年に起きた自由化・民主化運動「プラハの春」では、旧ソ連軍のウクライナ兵などが、数多くのプラハ市民を殺傷したことを記憶している人もいて、冷ややかに見ている人もいる、とのことです。

ヴルタヴァ川近くの、フォーシーズンズホテルの外に置かれている、「秘密の知識のベンチ」です。若い男女の像が座っていて、チェコ生まれのカナダ人彫刻家・リア・ヴィヴォット (Lea Vivot) によって作られました。



カレル橋の旧市街側にある、ゴシック様式の塔「オールドタウン・ブリッジタワー」です。中央の部分には、「カレル4世」「聖ヴィート」「聖ヴァーツラフ」の像が、上部に「聖ヴォイチェフ」と「聖ジグムント」の5守護聖人像があります。



その周りの装飾は、一部が破損していますが、まだ修理されずに、そのままです。歴史的建造物の修復となると、なかなか大変なようです。

ヴルタヴァ川の、「貸ボート屋」ですが、シーズンはまだで、ペダル式ボートは繋がれたままです。沈没している小舟は、そのままにされています。



ヴァーツラフ広場と交わる、「ヴォディチコヴァ (Vodičkova) 通り」にある、「フォト・スコダ (Foto Škoda)」は、写真用品専門店です。店の前には、女性カメラマンのイラスト入りワゴン車が、止められています。



ホットドッグを売る屋台です。1つ30コロナ(約150円)です。



新聞や雑誌、観光絵ハガキを売るスタンドです。



平和広場から東に延びる、「コルニ(Korunní)通り」では、建物のバルコニーの一部が崩れて落下していて、歩道が警察のテープで塞がれています。



広場から東南に延びる、「フランソウズスカ(Francouzská フランス)通り」にある建物です。1834年にオペラ演劇のために作曲され、1918年にチェコスロバキア(チェコ)国歌として選ばれた、「Kde domovmůj」(Where is my home、我が家何処や)のモチーフが、玄関のデザインになっています。



19世紀末から20世紀初頭にかけて、こうした文化芸術的な動きに合わせ、建物にも新たな装飾を取り入れることが、盛んに行われました。いわゆる、アール・ヌーヴォー様式で、チェコの代表的な画家・ミュシャ (ムハ) によるデザインが、お札や切手にもなりました。


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