BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

使用しているラジオの話 (その1)

2016-09-26 | BCLアラカルト
現在、使っているラジオの話です。

「ソニーICF-2001D」が調子悪くなり出したので、その後継機にと2009年に、「アイコムIC-R75」を購入しました。

2001D程度の性能と価格帯(当時約7万円)の短波ラジオを探してみると、通信型受信機を含めても、新品はもうこの機種しか見当たりませんでした。(その後、アルインコDX-R8が発売されました) 



機種が決まると、後は予算です。本体と必需品の外部アンテナ、それに+αを加えて本体希望小売価格内で、と考えました。カタログを見ていたら、オプションの受信DSPユニット(UT-106)が目につきましたので、これを+αにと思いました。(これを組み込むことで、どのような効果があるのか、よくわかりませんでしたが)

無線機店を何軒か回り、アンテナはお任せで、DSPユニットを組み込んでほしい…の希望で交渉すると、かなり値引きをしてくれて、予算内に収まりました。
外部アンテナは、AORのSA7000はどう、ということで、ユニットは工場で本体に組み込んでくれて届きました。

アンテナはロッドタイプなので、組み立ても超簡単。1m長に切った角棒の先端にアンテナ基板を固定し、その棒を2階物干し場の垂木に結び付けるというだけの簡易な設置にしました。その後の様子を見て、すぐ付け替えられるようにと思ったのですが、不具合がないので、ずっとそのままです。

受信機本体は、コンパクトとはいえ通信型なので重く、子供が大きくなり使わなくなった勉強机に据え置いて使用しています。スイッチを入れ、周波数を入力し、音量ツマミを回すだけの楽ちん操作で、現在、メインで使っています。

普通のラジオと比べて通信型ですので、やはり、よく聴こえます。ただ、放送局にとって、このような受信機を使って聴いての「良く聴こえています」という受信報告は、どうなのでしょうか。リスナーの多くは、普通の小型ラジオで受信していると思いますので、平均レベル以上の評価になってしまいますが。

さて、このIC-R75ですが、今春でもう生産を止めたという話があります。これからは、こうした従来型の受信機よりも、SDR機の時代なのでしょう。

コメント
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