4月1日は、「エイプリルフール」 嘘をついてもよいという西洋の習慣にならい、そんな話はないかと考え、「ベリカードを集める理由」について、書いてみました。
短波放送を聴くことを始めた頃に、海外放送局に受信レポートを出すと、ベリカードがいただけることを知りました。また、国内局についても同じでしたが、遠方の局にしか出していませんでした。近くの局は良く聴こえるのがあたりまえなので、受信レポートの必要はない、と判断していました。
そんな状態でしたので、最初はベリカード集めに、それほどこだわってはいませんでした。
1980年代後半でしょうか、あることがきっかけで、真剣に集めてみようかな、と思うようになりました。
ある日、海外美術館所蔵の西洋絵画の数々が見られる「ヨーロッパ名画展」が開催されていたので、国立国際美術館へ行きました。一通り見終わると、おまけのように常設展示の現代美術作品が並べられていました。その中に、河原温さんというコンセプチュアル・アーチストの作品があり、興味を持ちました。
河原さんは、1965年頃からニューヨークを拠点として活動していた方で、経歴や人物像については謎の多い方のようです。作品は、時間や存在をテーマとした観念的な「日付絵画」(“Today”シリーズ)が世界的に有名で、見たのはその一部でした。
(こんな作品で、ネットからの画像です)
ぼんやり見ていると、これって何かに似ている。そう、ベリカードの受信日だと思いました。
その後、調べてみると、絵ハガキに作家名、滞在先と起床時間が印字された“I Got Up”シリーズなどがあることを知りました。日付や地名がもつ記号的な時間性・空間性は、現代美術作品にも通じるのだ、と思うと、なんだかベリカードが、現代美術作品に思えてきました。
と言うわけで、現代美術作品、いや、ベリカード集めに拍車がかかりました。
短波放送を聴くことを始めた頃に、海外放送局に受信レポートを出すと、ベリカードがいただけることを知りました。また、国内局についても同じでしたが、遠方の局にしか出していませんでした。近くの局は良く聴こえるのがあたりまえなので、受信レポートの必要はない、と判断していました。
そんな状態でしたので、最初はベリカード集めに、それほどこだわってはいませんでした。
1980年代後半でしょうか、あることがきっかけで、真剣に集めてみようかな、と思うようになりました。
ある日、海外美術館所蔵の西洋絵画の数々が見られる「ヨーロッパ名画展」が開催されていたので、国立国際美術館へ行きました。一通り見終わると、おまけのように常設展示の現代美術作品が並べられていました。その中に、河原温さんというコンセプチュアル・アーチストの作品があり、興味を持ちました。
河原さんは、1965年頃からニューヨークを拠点として活動していた方で、経歴や人物像については謎の多い方のようです。作品は、時間や存在をテーマとした観念的な「日付絵画」(“Today”シリーズ)が世界的に有名で、見たのはその一部でした。
(こんな作品で、ネットからの画像です)
ぼんやり見ていると、これって何かに似ている。そう、ベリカードの受信日だと思いました。
その後、調べてみると、絵ハガキに作家名、滞在先と起床時間が印字された“I Got Up”シリーズなどがあることを知りました。日付や地名がもつ記号的な時間性・空間性は、現代美術作品にも通じるのだ、と思うと、なんだかベリカードが、現代美術作品に思えてきました。
と言うわけで、現代美術作品、いや、ベリカード集めに拍車がかかりました。