こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2011年5月12日 木曜日 夜 『きちがい』

2011-05-12 23:51:52 | 雑記帳
再度小雨が降る。
放射能の混じった雨が。
今夜も。。。

22:38の電車に乗る。
今夜は『きちがい』になりそうになり、ノイビタと濃いコーヒーのカフェインでも利かなくなり出した。
背中もカラダも丸くなりだし、コトバのろれつも回らなく、急激にデッドラインに墜ちてきたので、早く帰ることにしたのだ。

風呂入ることすら難儀で、濡れタオルで拭くことが精一杯のも4日目。
髭はボーボー。

帰って少ない時間の唯一の喜びは、ビールを飲むこと。


【大好きな画家、フランシス・ベーコン。 現代の胎内の狂気をはらむ姿を絵として定着化させる天才。】

***

友人MZ師はシステムエンジニアだが、よく20数年生き残ってきたかに感心する。
まあ、元々頭の切れる男だが。

システムエンジニアとは、ほとんどがボロ雑巾のような労働を課せられ、労働基準監督署の査察が入ったら、即アウト。

あるプロジェクトの達成への限られた時間と精度品質との戦い。
また、出来ても『バグ』が発生したら、夜中だろうが緊急出動したまま、そのシステム障害が終わるまで不眠不休の部屋に閉じ込められる。

彼等の枕元には、いつも24時間出動出来るための携帯電話があるのだ。

ゆえにMZ師の周りでも、きちがいや心身崩壊や自殺などで突然居なくなった人が多い。

MZ師の話で一番怖かった話。
深夜、缶ズメの中、MZ師との同僚が突然立ち上がり、ハナウタを歌いながら廊下を歩いて行った。
それを見送る形で見ていると、廊下のはての間口を抜けて、雨が降る中、見えないところまで歩いて消えて行った。
彼の消息はそのままわからなくなった。

***

違う銀行システムを1つにするというみずほ銀行が統合に失敗し、しばらくの間システム復旧に時間を要した。

私は『悪の権化=銀行=守銭奴』など関係なく、不眠不休で何人のエンジニアが病院送りになるのかの方か心配だった。

今の東京電力しかり、何が『協力業者』だ(;`皿´)。
下請丸投げで、人をモノ扱いし、てめえらは近づかず、人柱と下請イジメをしているだけのこと。
何人癌で死のうが構わないというのが東京電力の本音。

***

今、関係会社統合で失敗した始末を日々追う中、おんなじ立場の人たちを想う。

そんな我等とは別に、具体性も統制も方向性や主導で道を作る訳でもないまま、
『問題解決しろ!
やっとけ!』
一言で大枚貰って、早々に風呂入って寝てるヤツが居る。

これは、奴隷制度と何ら変わらない。

日本はカーチス制度国家である。

デフレスパイラルの上、安いを売り物にした多くのバイイングパワーを持つ、偽善CMを流す電気屋・家具屋・ホームセンター・住宅会社等々。

それを見る度に、その下で苦しむ人々・自殺する人々が居ることを思い、こぶしを握る。

『ビジネス』なんてコトバを使うのもちゃんちゃらおかしい連中が跋扈する、この世界こそが『きちがい』だ。
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2011年5月11日 水曜日 深夜 ゼルダへの思い入れ

2011-05-12 01:34:09 | 音楽帳
今夜も小雨が降る。
0:12の電車に乗る。

こう毎日が深夜迄仕事となると、心身共にエラーが発生し続ける。
実は、3日風呂にも入っていないし、髭も剃っていない。

この土日祝日と毎夜の仕事が舞い降りて来たのは、震災とは一切関係が無い。

中途半端なまま3月末を越え突入してしまった関係会社統合に因る混乱の収束。

そして、人事異動に因り、上の上の敬意持つ天才が交代した事で、スルーパスで上から下にストレートにフィルター無く仕事が降りて来ていること。

手痛い異動。

やってもやってもモグラ叩きで「負のスパイラル」に久々に完全にハマってしまった。

急ぎで火消しせねばならぬ仕事がある中、役員向け資料作りと打合せ。

これで昨夜PM~今日AMが潰れる。

同僚上司と2人でそば屋で昼を取り戻れば、火は更に燃え広がり、その消化活動の打合せとデータ作りと同僚上司とえんぴつなめなめ数字の精査をし終わったら0:00となってしまった。

泊まるかいなかを悩んだが、徹夜力無く一旦帰る。

1:00帰宅

***

さくりんさんへ
原発がこうなってしまったら、容易に収まらないのと、今自分が面していることは、まるでダブって感じます。

のらりくらりの東電は笑えなくなってしまった有事。
既に、新体制には亀裂が生じてしまった状況。

自分のDNAも破壊されてしまったのが本音。

***



生肉の基準なんかどうでもいい。
しかし、悲劇のヒロインは無いね。

ゼルダの音楽を聴きたいが、その余地無し。

バックとなるスポンサーも無き貧乏な中でも、彼女らは自分らの嗜好性を捨てること無く、音楽を創った。

メジャーデビューにおいても、プロデューサー・エンジニアの横暴にねじまげられながら・泣きながら録音したのが、1枚目と2枚目。

当時、今のように安くて多様な女性ファッションが無い中でも、4人は、それでも自分らの工夫をしながら『サブカルチャー』のファッションを意志と共に守った。

サエコちゃん・さちほちゃんの、貧しくとも毅然たる姿。

そのへんにいくらでも居る「女性バンド」なんかと一緒にされたらたまったものではない。

横暴に撹乱された曲があったとしても、それでもそういう彼女4人の意志が形として残った最初3枚のアルバムを、リアルタイム経験を持つ私が伝える語り部とならなかったらいけないと思っている。

本当は、もっと裏舞台を含めて伝えるべきことはあるが、今夜はこの程度の力しかない。
また、ゼルダの偉大さについては改めて記す。
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