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「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

木村敏『分裂病の詩と真実』と加藤敏『構造論的精神病理学』

2005年04月28日 | Weblog
を近所の大学で借りてきた水曜日。

火曜日にあったカントの美学をめぐる研究会で、ぼくは初期カントの美学に関する発表をしたのだけれど、その際に、話題に上った加藤敏氏の本(上記したのと別の本)を探していたら、読んでいない木村敏の本があって気になってついつい、借りるべき本よりも優先してしまった。まあそんなもんです。

あっ、あまりつめて紹介しておりませんでしたが、
カント美学を研究する研究会略してKU研究会は、隔週火曜日を基本にして東京大学美学研究室(本郷)で夕方6時半から行っております。現在は1764年の『美と崇高の感情に関する観察』を精読することをしております。新しいカント像を模索しております。参加者を随時歓迎しておりますので、是非関心のある方は専門家/普通の市民に限らず気軽にお越し下さい。

また、
上智大学で行っている現代美学研究会も随時参加者を求めております。以前も書きましたが、今年度は現代美術批評を通覧するというのがテーマです。次回は5/9の五時、上智大学(四谷)7号館の三階、哲学研究室にてあります。岡崎乾二郎『ルネサンス経験の条件』の最初の章を読みます。イントロダクションのつもりです。他大学の方、一般市民、どなたも歓迎します、気軽にお越し下さい。

当日不意にいらしても構わないのですが、できれば、ぼくの方にメールでよいのでご一報を。


そして木曜日。大学の授業も今日で三週目。学生の方もぼくの方も慣れてきて、授業あとに結構気楽に学生が話しかけてくる。楽しいね。ゴールデンウィーク中に美術館行くことを勧めたり。強風だけれど、寒くも熱くもない心地よい風のなか、てくてくと歩く、帰り道、鶴川に田んぼがあることを発見し、田舎の風景のようで嬉しくなる。

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