ASTRの四指(示・中・薬・小)フックも、伸ばしてあるいは、曲げて使う2通りあります。
伸ばしてフックする方法は、示・中指の場合と同じですから、やりやすいほうでフックすればよいでしょう。
四指といっても実際には、小指は浮いてしまうでしょうが…
というわけで、曲げてフックする方法の紹介です。
まず四指を曲げ(MP・PIP・DIP関節を屈曲)、母指で示指の側面を軽く押さえます。
この状態にフックポイントにコンタクトし、手首を小指側に傾けながら(尺屈)させながらフックします。
実際にフックしている時、手首は親指側(橈屈位、中立位)に傾いていることもありますが、小指方向に力がかかっていることが大切で、これで四指の指の力は最低限で固定できます。
そうそうフックポイントというのは、組織の緊張亢進や短縮・硬結・トリガーポイントなど、ASTRで治療すべきところを指した、あくまでも便宜的な名称ですよ。
いちいち短縮や硬結なんて書き分けていたら、かえってややこしくなるので、まとめてそう呼ぶことにしました
この方法は、座位での上部僧帽筋や肩甲挙筋に用いやすいです。
ところで、これまでにも身体を使ってフックすることが大切だとお話ししてきましたよね。
今回紹介した方法ができた方は、以下のことにも挑戦してください
それはフックするとき、手首が支点、肘が力点、フックする指が作用点になるようイメージした動かし方です。
こうすると、テコの原理が働きますので、用いる力は少なくても運動量が多くなることで、より大きな力がフックポイントにかかります。
母指フックを紹介した時にも触れましたが、肘を上手く使うことが大切です。
さらに肘に向って、上肢帯や体幹さらに下肢の力を伝えることができれば、局所で負担する割合はもっと減り、より効率のよいフックが行えます。
つまり、「身体全体の力をつかう」とは、「より多くの部位を参加させてテクニックを行う」ということになるわけですね。
はじめのうちはどうしても手先の力に頼りがちで、それは仕方がありません
でもある程度かたちを覚えたら、肘、次に肩、そして体幹とそれぞれの力を指先に伝える練習をする必要があります。
そうすることで、技術はより精妙になっていきます
伸ばしてフックする方法は、示・中指の場合と同じですから、やりやすいほうでフックすればよいでしょう。
四指といっても実際には、小指は浮いてしまうでしょうが…
というわけで、曲げてフックする方法の紹介です。
まず四指を曲げ(MP・PIP・DIP関節を屈曲)、母指で示指の側面を軽く押さえます。
この状態にフックポイントにコンタクトし、手首を小指側に傾けながら(尺屈)させながらフックします。
実際にフックしている時、手首は親指側(橈屈位、中立位)に傾いていることもありますが、小指方向に力がかかっていることが大切で、これで四指の指の力は最低限で固定できます。
そうそうフックポイントというのは、組織の緊張亢進や短縮・硬結・トリガーポイントなど、ASTRで治療すべきところを指した、あくまでも便宜的な名称ですよ。
いちいち短縮や硬結なんて書き分けていたら、かえってややこしくなるので、まとめてそう呼ぶことにしました
この方法は、座位での上部僧帽筋や肩甲挙筋に用いやすいです。
ところで、これまでにも身体を使ってフックすることが大切だとお話ししてきましたよね。
今回紹介した方法ができた方は、以下のことにも挑戦してください
それはフックするとき、手首が支点、肘が力点、フックする指が作用点になるようイメージした動かし方です。
こうすると、テコの原理が働きますので、用いる力は少なくても運動量が多くなることで、より大きな力がフックポイントにかかります。
母指フックを紹介した時にも触れましたが、肘を上手く使うことが大切です。
さらに肘に向って、上肢帯や体幹さらに下肢の力を伝えることができれば、局所で負担する割合はもっと減り、より効率のよいフックが行えます。
つまり、「身体全体の力をつかう」とは、「より多くの部位を参加させてテクニックを行う」ということになるわけですね。
はじめのうちはどうしても手先の力に頼りがちで、それは仕方がありません
でもある程度かたちを覚えたら、肘、次に肩、そして体幹とそれぞれの力を指先に伝える練習をする必要があります。
そうすることで、技術はより精妙になっていきます
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