対局日誌

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義行'sブートキャンプレビュー

2007-08-25 01:55:55 | 雑談
タイゼムの夏休み特別企画「義行'sブートキャンプ」。

当初は私の発案した「チクンズブートキャンプ」にヒントを得たものかと思っていたが、どうやら違うようだ。
私の案のように、「音楽」や「リズム」と絡めるといった面は、全くなし。
端的にいうとタイゼムの音声講座「義行&ひろみの革命的音声講座」の夏休みスペシャルといった位置付けか。
9月から新レギュラー講座もスタートするらしく、その前振りでもあるのだろう。

ただし大元の「ビリーズ・ブートキャンプ」の目的が、「ダイエット」であったのに着目し、
「石の贅肉を落とす=石を出来るだけ有効に働かせる
という発想から「ブートキャンプ」の名を使ったのは面白い。
そういう意味で全くのタイゼムオリジナル講座と言える。

テーマとしてあげられていたのは実戦でよく生じる、定石や定型から。
その中での「捨石」や「利かし」などを通して、石の働きを学ぶのが狙いだ。
第1講と第3講は谷村義行元プロとアシスタントの掛け合い形式、第2講と第4講は谷村元プロ単独の講義形式で進行。
途中参加者に「次の一手」を何回か問い、その中で多かった解答を中心に解説する。

ただテーマがテーマなだけに外回りにいく定石や定型が多く、級位者向けとしてはちょっとレベルが高い気がした。
一方で解説は、級位者を意識した観が強い。
実際の参加者は級位者が多く、みなさん素直で
わかりました
と気持ちの良いチャットが多かったが、後からみている私としては
「仰っていることはわかるものの、(互先の)実戦で使いこなせそうもないな」
という気分も残り、ちょっと居心地が悪かった(汗)。
その辺りの対象棋力の「揺れ」は、正直少し微妙にうつる。

実のことをいうと私は学生時代から、講座を落ち着いてきくのがあまり得手でない。
今回の講座も大体1時間で3テーマという進行は、些かまどろっこしい。
それでも毎回「ホゥと感じられる局面が、必ず出てきたのは収穫。
しっかり理解すれば、「石の贅肉を落とす」という目的は達成できそうだ。

後から観ても有意義だが、やはりこれは実際にリアルタイムで参加して、疑問点などはドンドン直接講師にぶつける。
そして全面的に「頭も石の働き」も「スッキリ」を、目指すのがベストだと感じた。

ちょうど本日25日午後9時半からタイゼムで、「義行&ひろみの革命的音声講座」が無料開放されるそうなので、のぞいてみられてはどうだろうか?

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