テレビ東京系の「女たちの裏日本史」という番組を観ていたら、
「豊臣秀吉の正室、北政所(おね)は貧しい頃、
貧しさ故に子どもを養育できないので、
3回も秀吉に子どもをおろすことを求められ、
そのために子どもが作れない体になってしまった」
という逸話の出典として「爛柯堂棋話」の名前が挙がっていた。
古碁の知識がある人ならばこの本が、
林元美(ゲンビ)によって書かれた本と知っているかもしれない。
林元美は18世紀から19世紀にかけて活躍した棋客で準名人。
本因坊丈和の名人碁所就位事件に深く関わっており
また碁界きっての知識人としても知られている。
著書も多く、特に「碁経衆妙」が有名。
件の「爛柯堂棋話」はその元美が書いた随筆や、
収集した史伝、史話をまとめたもの。
私は囲碁に関する史書だとばかり思っていたので、
思わぬところでその名前を目にしてビックリしてしまった。
どういう関連でその逸話が掲載されているのだろうか?
ただ元美は武田信玄や日蓮上人の棋譜を創作したり、
知識人であると同時にエンターテイナー的なところもあるので、
「爛柯堂棋話」が史料として、こと碁と関わりないことでもあるし、
どの程度価値があるのか疑問がないではない。
まぁ、そこはテレビだからということで。
「豊臣秀吉の正室、北政所(おね)は貧しい頃、
貧しさ故に子どもを養育できないので、
3回も秀吉に子どもをおろすことを求められ、
そのために子どもが作れない体になってしまった」
という逸話の出典として「爛柯堂棋話」の名前が挙がっていた。
古碁の知識がある人ならばこの本が、
林元美(ゲンビ)によって書かれた本と知っているかもしれない。
林元美は18世紀から19世紀にかけて活躍した棋客で準名人。
本因坊丈和の名人碁所就位事件に深く関わっており
また碁界きっての知識人としても知られている。
著書も多く、特に「碁経衆妙」が有名。
件の「爛柯堂棋話」はその元美が書いた随筆や、
収集した史伝、史話をまとめたもの。
私は囲碁に関する史書だとばかり思っていたので、
思わぬところでその名前を目にしてビックリしてしまった。
どういう関連でその逸話が掲載されているのだろうか?
ただ元美は武田信玄や日蓮上人の棋譜を創作したり、
知識人であると同時にエンターテイナー的なところもあるので、
「爛柯堂棋話」が史料として、こと碁と関わりないことでもあるし、
どの程度価値があるのか疑問がないではない。
まぁ、そこはテレビだからということで。
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