キーワードは「2」！

昨日のラッキーナンバーは「2」だった。

ひとつは高尾本因坊が張栩王座、碁聖に「再び」勝ち、「2」冠達成と言うことで。

張栩王座、碁聖は決して嫌いではないのだが、どうしても時の第一人者に対しては、その相手を応援してしまう傾向がある。
いわゆる判官贔屓というやつですな。
この辺りは羽生三冠に対する感情と一緒。
正直に言えば、外国の人という意識が全くないとも言えないけれど。

それ以前に私はNo.2か、「これからNo.1になりそう」な人を応援するのが好きなのだ。
特に高尾本因坊は加藤先生、高川先生が現役でない今、一番打っている碁に共感がもてる…というは以前どこかに書いた（追記：書いていなかった）。
「次にこの辺に打っていきたいな」
というところに高尾本因坊の着手があるので、感情移入できる。
あの厚い打ち方は一つの憧れ。

国際戦の成績をとやかく言われてしまうが、それで本因坊名人が色褪せることは決してない。
それに相応しい棋譜を作っていると思う。
より本因坊名人を輝かせて欲しいという気持ちは私も一緒だけれど

というわけで昨日は祝杯！
実は高尾本因坊の名人位獲得はメインでないのだけれど。
もう一つ、嬉しいことがあったのだ。
いうなれば（張栩プロを相手に）「連破」の数時間前にあった、もうひとつの「連覇」がメイン。
ここでもダブル（2）。
倍率ドン！さらに倍。
何のことかわからないという疑問は却下（謎）！

表彰式でマスダくんが涙する姿をみて、顔の造りが似ていると思う張栩プロの敗戦を予感した、文化の日でした。

高尾本因坊＆「イヌ族のみんな」、おめでとう×2