睡眠は集中の敵？

10月9日付けの朝日新聞朝刊に
「8時間以上睡眠をとる高校生は、睡眠時間6時間未満の高校生より集中力が『劣る』」
という記事が。

一般には
「寝る子は育つ」
で代表されるように、よく寝る方が良いといわれているが、それを覆す形。
体にはともかく、脳は過剰な休息をとらせると（思考の）筋力が落ちるということだろうか？

私は寝るのが大好きだし、あまり歓迎する調査結果ではない。
しかしそれにしても、この記事への順大教授のコメントが、些か論理性に欠けるように思えて笑ってしまった。
曰く、
「寝過ぎが直接の原因というよりも、そうした子ども達には規則正しい生活習慣が確立されていないからではないか」
とのこと。
「寝過ぎ（でも8時間は標準では？）＝規則正しくない生活」
というのは論理的に、ちょっと結びつきが弱くみえるけれど…。

従来の「しっかり睡眠」と調査結果の摺り合わるための、苦し紛れのように感じられた。
なかなかコメントする方も大変である。