対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

年末チャリティーイベント「こころの碁」その4

2011-12-15 23:15:55 | 雑談
つづき

さてメインの指導碁。

今回は思い切って奮発し「タイトルクラス指導碁」をセレクト。
やはりタイトルクラスに打っていただける機会はそうそうないし、
それでわずかながらも被災地の支援にもなるのですから言うことなし。

高尾プロが第一希望だったのは内緒の方向ですが受付の抽選の結果、
今回はシャトル先生こと小林覚プロに打っていただけることになりました。
そういえばずっと小林プロを「覚先生」と読んでいたなぁ…。
事実上初対面なのに失礼だったかしら?

手合いは直前まで迷った末5子。
タイトル経験者のプロの先生なので、
ゲキカラ流としてはもう一局6子かなとも思ったのですが、
そういう考え方もここまで教わってきた先生方に失礼と考え5子。
結果は…。



ジョバンニ(序盤鬼)ですからここまでは
特に覚先生からはお咎めはありませんでした。

個人的には黒16では首を出すところかなとも思ったのですが、
17にオスのは白Bとノビられ、車の後押しで打ちたくない。
ということで盤を良く見てみると16の好点が残っていたので、
反射的にそちらに打ってしまいました。
結果、封鎖されたので白25や白33・35が先手なのが少し癪。
今思えば黒16で18とか20とかだったのかもしれません。

黒18とデギったところは褒めていただきましたが、
黒16と固めた以上、ここは私的にはこの一手しか考えませんでした。
ここでヒヨるようではダメでしょう。

また黒22も「白Aのキリを狙った手」と評価していただき、
以下、その味を含みに白Cの打ち込みも残るなどと解説していただきましたが、
キリは当然意識しましたが、実は具体的な手は「何もヨンでいなかった」(笑)。
まぁ、ここもワタシ的に考えずにこの一手です。

左辺に白の確定地が随分あるのが怖いですが、
右上と左下に「天下五目の必勝戦略」の基幹となる
箱型が形成されていますから、多分これでいいのでしょう。
割とここまでは全く手は読めないものの方針の一貫性は取れている。

しかし黒48と打った手に初めて覚先生から注意が入りました。

(つづく)