MYCOMから今月発売予定の「物語り囲碁英傑伝」。
田村竜騎兵（故人）の本だし、旧ゴ・スーパーブックスで好評だった「物語囲碁史」の改訂かしら？
もしそうなら、題名はイマイチになったが、中身は読んでみたい本だっただけに興味津々である。
今日の紹介する対局は2子局白番。コミ半目。
「勘弁してよ」
夜半なのも顧みず、私はモニターの前でボヤいた。
白49。
前日掲載した2子局と同じ相手、同じシチュエーションでのクリックミスである。
どうもうちのパソコンがボロいので、画面が明滅するとクリックの反応時間にタイムラグが生じるらしい。
おまけに黒98までで上辺の石が死んでしまい、その石を動かした挙げ句、白115などという正真正銘の一手パスが出ては、もはややる気なし。
時間に追われていたのが嘘のように、ほとんど考慮を入れず、やけっぱちに中央を囲う。
無論、三連敗は覚悟の上。
白151なんて、普段なら「固めるだけかも」と思って躊躇したかも知れないが、今回はノータイム。
そんな私に安心したのか気押されたのか、黒もつられるように私の手に追随。
そして黒178の大悪手。
嗚呼、一手バッタリ返しである。
囲碁を気楽に楽しんでいる人は笑うかもしれないが、白179を打つ時は手がちょっと震えましたね。
死んでいた大石が生還しては、右辺や下辺で稼ぎまくっていた利が生きる展開。
もっとも今目算してみると、この石が生還しなくても結構良い勝負というか白が良い気がするけど、実戦中は上辺で大失敗したという思いが強く負けだと思っていた。
最後のヨセはお恥ずかしながら、黒の方が上手くやっている。
結構、ヨセられた感じで、白の面目丸つぶれ。
それでも作ってみれば33目半勝ちの快勝であった。
(;GM[1]FF[1]SZ[19]
AB[dp][pd]
;W[cd];B[fc];W[dc];B[ic];W[pp];B[qn];W[fq];B[cn];W[jp];B[pj]
;W[nc];B[oc];W[nd];B[lc];W[pf];B[oe];W[ne];B[of];W[le];B[od]
;W[ph];B[oh];W[og];B[ng];W[pg];B[nh];W[pi];B[oi];W[qj];B[pk]
;W[qk];B[nf];W[pl];B[ol];W[pm];B[pn];W[om];B[nl];W[ro];B[oo]
;W[op];B[mo];W[np];B[no];W[nm];B[mm];W[ml];B[nk];W[lr];B[ln]
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田村竜騎兵（故人）の本だし、旧ゴ・スーパーブックスで好評だった「物語囲碁史」の改訂かしら？
もしそうなら、題名はイマイチになったが、中身は読んでみたい本だっただけに興味津々である。
今日の紹介する対局は2子局白番。コミ半目。
「勘弁してよ」
夜半なのも顧みず、私はモニターの前でボヤいた。
白49。
前日掲載した2子局と同じ相手、同じシチュエーションでのクリックミスである。
どうもうちのパソコンがボロいので、画面が明滅するとクリックの反応時間にタイムラグが生じるらしい。
おまけに黒98までで上辺の石が死んでしまい、その石を動かした挙げ句、白115などという正真正銘の一手パスが出ては、もはややる気なし。
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白151なんて、普段なら「固めるだけかも」と思って躊躇したかも知れないが、今回はノータイム。
そんな私に安心したのか気押されたのか、黒もつられるように私の手に追随。
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