F組、スロバキアvsイタリアは3-2でスロバキア。
レベルはともかく、眠気を吹き飛ばすような行き着かせぬ最終盤でした。
40分過ぎてから1点ずつ入ったし。
パラグアイvsニュージーランドはスコアレスドロー。
よって1位でパラグアイが、2位でスロバキアが予選を突破し、
イタリアは36年ぶりの予選リーグ敗退となりました。
イタリア敗退は本当に驚きました。
ニュージーランド戦で相当にチーム状態が良くないことはわかっていましたが、
スロバキアも全然良いように思えなかったし、
それを差し引きしてイタリアが勝ち抜くと思っていたのですが。
自分で言っておきながらなんですが、
「ワールドカップは3引き分けで勝ち上がりを狙えるほど甘くはなかった」ですね。
このF組の予想がずっと外れてしまったのははひとえに、
ニュージーランドとイタリアの力量を見誤ったことですね。
というかニュージーランドは本当にイタリア、スロバキア、パラグアイに
全部引き分けるほどの強さがあったのか?
何ていったってアマチュアのチームですぞ。
残念ながら大会を去ってしまったので、それを検証することはもう出来ませんが、
本当にこのチームは「謎」です。
そしてイタリア。
この結果は国民は到底受けいられない「屈辱」でしょう。
何せ1勝もしていないのですから。
リッピは良い監督と思っていますが、
あくまで「良い選手を揃えた」上での「良い監督」…ということがハッキリした…かな?
高齢化が進んだことで元々ギリギリのところでやりくりしているところを、
ブッフォン、ピルロが離脱したことが結果的に致命的だったようです。
次回のブラジル大会に残りそうな現メンバーで、
ワールドクラスというと
ブッフォン、
デ・ロッシぐらいしかいないところを考えても、病根は深い。
クアリアレッラも4年後はもう30歳。
そもそも今期のチャンピオンズリーグではイタリアのインテルが優勝したわけですが、
その中にイタリア人選手はいなかったはず。
実質チャンピオンズリーグ決勝トーナメントで、
主力としてプレーしたイタリア人はいなかったんですね。
次代をみてもジュゼッペ・ロッシ、サントンなど期待のプレイヤーはいますが、
ワールドトップクラスとしてチームを支えるようになるかは未知数。
いや支える選手をもう一度、国挙げて発掘しなおさないといけないのでしょう。
2年後の欧州選手権までにどう立て直してくるのか注目されます。
E組、オランダvsカメルーンは
予想通り2-1。
ただオランダが主力を休ませなかったのは全然違いましたね。
温存していた
ロッベンまで試合観慣らしのためか起用してきたましたし。
イタリアとはまた違った意味でビックリ。
そこまでして勝つ必要もなかったと思うのですが、
メンバーチェンジすることで勢いを殺がれるのを恐れたのでしょうか?
その判断が吉と出るかですが…スロバキア相手では同じかな?
とかいうとスロバキアがジャイアントキリングを起こすかもしれませんね。
クワバラクワバラ。
くれぐれも「ワールドカップは何が起こるかわからない」ともう一度キモに銘じましょう。