学校の授業や勉強中に眠くなる人がいます。わたしもそうでした。
教師になって、経験を積んだあるとき、気がつきました。観察していると、多くの場合、呼吸がとても浅くなっているのです。授業(講習・研修)中に呼吸が、無意識に浅くなってしまっています。集中が途切れ、眠くなったり意識がもうろうとしています。
考えられることは、血中酸素が少なくなり、自律神経の作用もあって血行が不良になります。それで、脳への血流が減少して、脳の働きが弱くなります。
訓練方法があります。腹式呼吸で、深呼吸をゆっくり10回ほどすると効果があります。人により、適正な呼吸の速さや回数があるようです。浅い呼吸にならないように意識すると改善する人が多いです。
緊張すると、浅い呼吸になる人もいます。
緊張を欠くと、浅い呼吸に呼吸になる人もいます。
私は、このような人を多く見てきました。このような事例に対処してきた恩師からヒントを得て、今では自分にも子供たちにも役に立っています。
就寝中の朝方、こむらかえりで足がつった時にも、ゆっくり10回の複式深呼吸で楽になることが多いものです。やはり、呼吸が浅くなっている時に、こむらかえりは起こりやすいようです。