物理の勉強は、数学はもちろん、絵を描く、人生を考えるに共通してるなとつくづく思います。
どれも、物事に感心することから始まります。観察することが大切です。こうしたらどうなるのだろうとイメージしてしまいます。閃くこともしばしばです。
たぶん、人が係わる多くの分野にも共通している感性に思えます。面白いなとはじめても、必要だからと始めても、趣味から始めても、あこがれから始めても、世のため人のための使命感から始めても、好奇心から始めてもいいのです。動機はいろいろあるものですから。
自分をも含めて、身の回りの物事を知りたい、あげくのはてに宇宙の果てまでを面白く思う気持ちになります。
自転車は、どうしてすいすい走るのかな。簡単に曲がれるの?
自動車は、どんな仕組みで動くのかな。
しんしんと降る雪、案外ゆっくり落ちる。どうして?
この水、恐竜も飲んだかな。
夜、空に向けて光を放つと、光は何かに当たるまで30万km/s(秒速)で永遠に飛び続ける?
学校の授業でも、こんなことから始まると、とても楽しくなりますね、きっと。進度は遅れないものです。先生が、授業を面白く思うと、教育っていいものです。
私は、北海道の小・中・高校には、高校で物理の教育を受けていない教員がかなり多いことに、とても不安を覚えています。高校では、物理や数学の免許を持った教員がとても少なくなってしまったことにも、強く心配しています。
HPのURL http://www4.ocn.ne.jp/~b-juku もどうぞ
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