この大変な時だから、変な言葉づかいは無礼です。
政治家の発言や演説、会議でも、説明会、営業でも人を相手に気分を害する変な言葉づかいにへきへきすること多くなりました。
政治を改革いたします・・・、記者会見をさせていただきます・・・、1号炉に放水いたしました・・・、会議を開かさせていただきます・・・、これから入学式を挙行いたしたいと思います・・・、手術をさせていだだきます・・・、面接させていただきます・・・、面接いたします・・・、講義をさせていただきます・・・、感動を与えます・・・どうしてこんなことになってしまってのでしょう。敬語・尊敬語・謙譲語とは全く無関係に、聞く人をばかにした言葉づかいを言われても、説明できないでしょう。この傾向は、15年くらい前から続いています。芸能界や政治屋のなかのかなり素養の低い類から始まって、良かれと思う人が真似して広がってしまった。今では、ビジネスマナー言葉づかいの重要なテーマとなっています。日本語教育での困ったテーマでもあります。
伝えたい大切なことを、必要なていねいな言葉で分かってもらえる表現を心懸けようではありませんか。
ていねいに言っているつもりでも、意味不明言葉を聞きながら、この人は、大したことないなと、とても軽く見てしまいます。ましてやリーダーやトップがこんな言葉づかいは禁物です。心理作用でしょうか、聞く人たちは信頼感を失うものですね。心が離れるものです。
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