さっぽろ物理塾です

ここは私の五感と第六勘の場所です。
過去現在未来の時空を行き来するでしょう。
希望を込めての日記・エッセイです。

実現したいこと

2011-07-21 10:32:35 | 日記・エッセイ・コラム

物理に興味を深くすると、科学者・研究者はこんなことを実現したいのだろうと、密かに期待しています。実は、私がもっと若く、才能に磨きをかけて取組みたいテーマの一部です。

例えば

1 水(H2O)を酸素(O2)と水素(H)に分解する。わずかの電力で、ふさわしい触媒を見つけて(ここが問題)分解して液化する。発電、エンジン、医療など安価に利用出来る。

2 炭酸ガス(CO2)を炭素(C)と酸素(O2)に分解する。ふさわしい触媒を見つけて(これも大変)分解する。このうち炭素(C)をダイアモンド状結晶にして(触媒法など新しい原理を見つけて)半導体基板にすると、凄いことになる。量子コンピュター、ロボットなど応用はかなり広くなる。エネルギー事情・運輸・交通・通信・生活がかなり変わるであろう。

3 常温超電導物質を見つけたい。電気・電磁気現象の革命となるだろう。応用は計り知れないほどあるだろう。

4 放射性物質(RI)を安定化(放射性物質でなくする)する。原子核物理のテーマの一つ。そんなこと出来るはずがない、が今までの通説。しかし、研究者はいるらしい。これが出来たら、過去の約2000回もの世界各地での核実験後の処理が出来る。約3万発の核弾頭の処理が進む。原子炉・放射線物質利用による廃棄物処理が出来る。

5 本人の細胞から必要な臓器(血管・皮膚・心臓・肺・胃など)を作る。研究は進んでいる。しかし、新しい倫理・哲学を構築して「生命とは・人間とは」の問いかけと答えをしっかり議論しなければ大変なことになるであろう。

6 沸騰下湯と通常の常温水を冷凍庫に入れると、湯が早く凍るというムペンバ効果の決着はついていない(平成20年頃、話題になった)。恩師は、自宅で実験して確かめたとFAXがありました。私も13年前の十勝勤務のとき、冬の夜にアイスキャンドルを作って不思議に思っていた。プラスティックバケツに水を入れて作る(氷は濁る)場合と、透明なものを作るのに沸騰した湯をバケツに入れて作ることをした。-20度の戸外では、どちらも凍るまでの時間があまり差がないことに不思議に思った。その頃、ムペンバ効果のこと知らなかった。

7 未来・現在・過去の時間ベクトルがあるか。量子の存在確立が -1 の場合があるというアラハノフ効果が阪大 井元先生グループの実験で見つけたという。これは、未来が現在を決めるということか。大変なことだ。この理論は、今後どうなるのだろう。

  知りたい。こうあったら良いな。どうなるのだろう。

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