大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

来年の干支山は兎岳

2010年12月04日 | 南アルプス
毎年その年の干支にちなんだ山に登り、初日の出を見るという連中がいるが
来年はちとしんどそうだ。
そのものずばりの「兎岳」は越後の中の岳近くのと信州の聖岳近くのとしか
無さそうだから。

大体この「兎岳」という名前が変だよなあ。
うさぎなんて可愛い名前を付ける理由が無いだろう。
なんか印象の悪い音の名前だったのを可愛い兎という字で代用した感じがする。

それはさて置いて、両方ともまあ大変な山だなあ。
越後のは今年歩いてバテバテで辿り着いた上に地獄の下山を強いられた。
来年の夏に歩く予定の信州のはこれまたとんでもないんだよなあ。
どの登山口をとろうが仮にこの山の頂を踏むのを目的にしても、聖岳か
赤石岳というどでかい山を越えなきゃ行けないんだから。
ちょっと見方を変えれば南アルプス最深の山ともいえるわけだ。

聖岳登山口からはなんと約10時間、赤石岳登山口からはそれ以上の
約13時間というのだからとんでもない山だ。
縦走途中に頭を踏みつけられる山としてはもっとも手強い奴かもしれない。
夏山でもしんどいんだから冬山なんてとんでもなかろう。

まあ「兎」か「卯」の入った名前の山で妥協するしかなかろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする