千畳敷のロープウェイが工事で運休というので空木から木曽駒へ縦走することにした。
丁度T氏が駒ヶ根に車で行くとのことで便乗する事にしたのだ。
予想通り客が少なくて静かな営業小屋だった。
しかし歩く途中で水切れとなりとんでもないことになった。
1998年9月12日-14日(山中3泊4日、避難小屋と営業小屋泊)(単独)
1.初日
登山口から池山小屋まで
11:50-14:40
2.二日目
池山小屋から木曽殿山荘
5:10-6:30マセナギ-10:00分岐-10:40空木避難小屋11:40-
13:40空木岳-16:00
3.3日目
木曽殿山荘から木曽駒ケ岳-七合目避難小屋
6:00-10:20檜尾岳-16:00中岳-16:40駒ケ岳-18:10八合目-18:50
4.4日目
七合目避難小屋から駒の湯へ
6:10-10:20
バス停で待っていると登山者が一人いて?
どこに行くのかと聞いたらロープウェイというので今年は運休というと絶句。
折角なので空木から登ったらと言ったらそうするというので一緒に歩いた。
池山小屋は倒壊寸前の物凄い小屋だったが我慢して寝た。寝袋などは避難小屋2泊なので
用意していたが、これほどの荒れようは予想していなかった。
夜は星が趣味だという東京から来たK氏に星を教えてもらった。
アンドロメダ大星雲の見つけ方やらオリオンの大星雲、夏の大三角などを教えてもらった。
花に続いて楽しみがまた増えた。食事は予備があったので分けてやった。
翌日は我慢の登りだった。K氏が先行してほぼ単独状態で歩いたが、その方が気楽でいい。
コースは難所といわれている所もどうと言うことも無く、避難小屋に着いて昼食。
それからの登りは全く足が上がらずに2時間もかかってしまった。
食事した後は1時間程度ノンビリしたほうがいいのだがどうしても歩き出してしまうのだ。
登りついたら超展望が待っていた。
北アルプス、南アルプス、木曽の御嶽などと直前に堂々とした南駒ケ岳、これから向かう
宝剣、木曽駒の稜線と三の沢岳など豪華そのもの。
しばらく楽しんでから下山に入ったが、南駒はキリリとして格好がよく、絶対に登ろうと決めた。
木曽殿越へは巨岩の間を降りたが結構花が健気に咲いていて感心した。
山荘で先行していたK氏と再会したが、明日からは別行動だ。
水は0.5リッターが300円!と言うので当然汲みに出た。5分も歩けば着く近場なのに
なんで300円なんだ。
それでも買う奴がいるんだから驚くよなあ。
さすがにあの悪夢の涸沢小屋とは違ってフトンは一人一枚でホットする。
いよいよ核心部の縦走でワクワクするが、何だか荷が重く水を1.5リッターと抑えたのが
大失敗。あとでひどい目に会うことになろうとは。
稜線にはコマウスユキソウが残っていてくれた。小振りでポッチャリした可愛い花だ。
チョウノスケソウの大群落があったが、残念ながらとっくに終わっていた。途中でラーメンを
食ったのが間違いだった。500CC以上を使ってしまい、島田娘までで300CCくらいに
なってしまいチビリチビリとなめた。
宝剣の手前で末期の水よろしく一気飲みした。
宝剣自体はホールドがしっかりしており、問題なく通過。宝剣山荘で水を購入して思う存分
飲んだが後の祭り。干からびた身体にはすぐには水は浸み込まない。
木曽駒への登りは10歩歩いたら休むという体たらく。
8合目あたりは巨岩の道で楽しかったがペースは全然上がらず、七合目の小屋にやっとこさ
たどり着いた。後は下山だけとなり一安心したが最悪の水切れだった。
小屋は新築で薪とストーブがあり、なかなかいいではないか。
ところが数年後に火事で焼けてしまいまた再建したらしい。
同宿の名古屋の人に「島田娘」が雪形からとった山名だと教わった。
最終日は下山途中で物凄い雷雨となったが樹林帯のおかげで何とも無かった。
ウンザリさせられてばかりの樹林帯もすこしはいい目をみせてくれるらしい。
びしょぬれで着いた「駒ノ湯」の従業員が古新聞をくれたり、とても親切でただ感謝!
木曽福島で蕎麦を食べてから電車に乗った。
次はロ-プウエイを使い、避難小屋に2泊した越百山までの縦走の記録。
丁度T氏が駒ヶ根に車で行くとのことで便乗する事にしたのだ。
予想通り客が少なくて静かな営業小屋だった。
しかし歩く途中で水切れとなりとんでもないことになった。
1998年9月12日-14日(山中3泊4日、避難小屋と営業小屋泊)(単独)
1.初日
登山口から池山小屋まで
11:50-14:40
2.二日目
池山小屋から木曽殿山荘
5:10-6:30マセナギ-10:00分岐-10:40空木避難小屋11:40-
13:40空木岳-16:00
3.3日目
木曽殿山荘から木曽駒ケ岳-七合目避難小屋
6:00-10:20檜尾岳-16:00中岳-16:40駒ケ岳-18:10八合目-18:50
4.4日目
七合目避難小屋から駒の湯へ
6:10-10:20
バス停で待っていると登山者が一人いて?
どこに行くのかと聞いたらロープウェイというので今年は運休というと絶句。
折角なので空木から登ったらと言ったらそうするというので一緒に歩いた。
池山小屋は倒壊寸前の物凄い小屋だったが我慢して寝た。寝袋などは避難小屋2泊なので
用意していたが、これほどの荒れようは予想していなかった。
夜は星が趣味だという東京から来たK氏に星を教えてもらった。
アンドロメダ大星雲の見つけ方やらオリオンの大星雲、夏の大三角などを教えてもらった。
花に続いて楽しみがまた増えた。食事は予備があったので分けてやった。
翌日は我慢の登りだった。K氏が先行してほぼ単独状態で歩いたが、その方が気楽でいい。
コースは難所といわれている所もどうと言うことも無く、避難小屋に着いて昼食。
それからの登りは全く足が上がらずに2時間もかかってしまった。
食事した後は1時間程度ノンビリしたほうがいいのだがどうしても歩き出してしまうのだ。
登りついたら超展望が待っていた。
北アルプス、南アルプス、木曽の御嶽などと直前に堂々とした南駒ケ岳、これから向かう
宝剣、木曽駒の稜線と三の沢岳など豪華そのもの。
しばらく楽しんでから下山に入ったが、南駒はキリリとして格好がよく、絶対に登ろうと決めた。
木曽殿越へは巨岩の間を降りたが結構花が健気に咲いていて感心した。
山荘で先行していたK氏と再会したが、明日からは別行動だ。
水は0.5リッターが300円!と言うので当然汲みに出た。5分も歩けば着く近場なのに
なんで300円なんだ。
それでも買う奴がいるんだから驚くよなあ。
さすがにあの悪夢の涸沢小屋とは違ってフトンは一人一枚でホットする。
いよいよ核心部の縦走でワクワクするが、何だか荷が重く水を1.5リッターと抑えたのが
大失敗。あとでひどい目に会うことになろうとは。
稜線にはコマウスユキソウが残っていてくれた。小振りでポッチャリした可愛い花だ。
チョウノスケソウの大群落があったが、残念ながらとっくに終わっていた。途中でラーメンを
食ったのが間違いだった。500CC以上を使ってしまい、島田娘までで300CCくらいに
なってしまいチビリチビリとなめた。
宝剣の手前で末期の水よろしく一気飲みした。
宝剣自体はホールドがしっかりしており、問題なく通過。宝剣山荘で水を購入して思う存分
飲んだが後の祭り。干からびた身体にはすぐには水は浸み込まない。
木曽駒への登りは10歩歩いたら休むという体たらく。
8合目あたりは巨岩の道で楽しかったがペースは全然上がらず、七合目の小屋にやっとこさ
たどり着いた。後は下山だけとなり一安心したが最悪の水切れだった。
小屋は新築で薪とストーブがあり、なかなかいいではないか。
ところが数年後に火事で焼けてしまいまた再建したらしい。
同宿の名古屋の人に「島田娘」が雪形からとった山名だと教わった。
最終日は下山途中で物凄い雷雨となったが樹林帯のおかげで何とも無かった。
ウンザリさせられてばかりの樹林帯もすこしはいい目をみせてくれるらしい。
びしょぬれで着いた「駒ノ湯」の従業員が古新聞をくれたり、とても親切でただ感謝!
木曽福島で蕎麦を食べてから電車に乗った。
次はロ-プウエイを使い、避難小屋に2泊した越百山までの縦走の記録。