大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

袈裟丸山 1998年5月

2010年05月16日 | 関東周辺
そんなに知られていない山だと思っていたが何と300名山だった。
ここの特色は林相の美しさだろう。若い木が多かったがスックと直立した幹が若々しくて気持ちが良い。
塔の沢登山口からピストンした。

1998年5月23日(日帰り)(単独)
7:20-8:30寝釈迦-9:40賽の河原-11:40前袈裟丸山-12:30後袈裟丸山13:00-17:00

先週行った篭ノ登山は大展望が売りの山だったが、この山は林相や鳥の鳴き声、シャクナゲなど
山そのものが魅力的だった。おまけに避難小屋が二つもあり泊りもできる。
寝釈迦からの上の林の美しさは特筆もの。特に頂上直下のダケカンバの若木群の新緑は絶品だった。
若い為に全てが直立しており、なんかキリリとした感じで非常に好ましかったのだ。
大木の芸術的によじれた物は良く見かけるがこんなのは滅多に見られない。
賽の河原はよくあるように石の山があちこちにある小広い場所だった。
山頂近くのドーム型の避難小屋のそばにヌタ場らしきのがあったのにビックリ。
鳥の鳴き声も多くて、自然がよく残っている山だ。
シャクナゲも山頂付近は真っ盛りだったし、シロヤシオの咲き残りもあった。
降る途中で会った若くて綺麗な娘さんに避難小屋に人は居ましたかと聞かれて驚く。
まあ何と勇気のある女性なんだ。泊りの装備で無くて少し残念。
歩きの途中で皇海山、鋸岳、庚申山、日光白根山、男体山、武尊山などが見えた。
300名山狙いでなくても充分楽しめる山だ。
やっぱり5月のツツジやシャクナゲの時が最適だろう。

これで群馬周辺の山は一応終了。


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