















2017.2.17(金)天気::曇り
🔷✈0:15発の夜便にて出発!!
羽田⏩(カタール航空813便)ドーハ経由⏩モロッコ(カサブランカ)へ。(Dohaまで所要約12時間10分)飛行機旅での楽しみの一つが「機内食」、機内でしか食べられない特別感がありますが、深夜2時の夕食は、眠気を堪えながら食べました。
カタール航空ではエコノミークラスでも金属製のカトラリーが提供されていました。
夕食の種類は、昆布巻きとニシン入り春雨サラダ、メバルとエビの焼き物、柚子ソース掛け、野菜の煮物、青海苔入り御飯、ざる蕎麦、小豆のムースケーキでした。いずれも美味しく食べました。飲み物はビール(ハイネケン)をいただきました。※すべての食事はイスラームの戒律に則って調理されているとのこと。
腹ごしらえして睡眠体勢・・・・ウトウト睡眠。座席のスペースが狭くて窮屈です。フライト中に小腹がすいたらギャレーに行くと、ポテトチップスやチョコ、ドリンクなどが用意されており、各自がセルフで取っていきます。ドーハ到着2時間前の朝食です。(☕🍞🌄)。フルーツ、チェダーチーズ入りオムレツ、イチゴと桃のクレープ(バニラソース)、フルーツヨーグルト・・・・
最後のコーヒーで締めくくりです。
🔷ドーハ・ハマド空港(乗り継ぎ)到着は現地時間午前07:15、1時間30分遅れの到着です。
乗り継ぎ予定のモロッコ・カサブランカ行きは既にフライト済み・・・・ああ無情!再びドーハの悲劇です。まる1日スケジュールが潰れてしまった。空港内を散策、キャラクターの大きな黄色の熊を発見、名前は「テッド」と言うらしい。(空港職員説明)
次発のフライトまでドーハ空港近くのホテルで約16時間待機となる。
そのため、ビザの発効手続き終了まで空港内で足止めとなる。
午前10時に空港からホテル迎えのマイクロバスに乗り、約30分走ると待機ホテルに到着となる。
大通りに面した12階建の中流ホテルです。
部屋でシャワーを浴び、仮眠をとったり、ホテルレストランで昼食&夕食を食べる。勿論カタール航空会社負担です。
ホテルの窓から見えるドーハの高層ビル群の展望(スコール後で曇ってます。)
🔲カタール航空御用達の「Horizon Manor hotel」は、ドーハ市内中心部の象徴的なイスラム美術館の通り向かいに位置し、ペルシア湾の崖道沿いの素晴らしい景色とウェスト・ベイの活気に満ちた街並みを望めます。
🔲プールがあるホテル屋上から見たドーハ市内の風景です。🔲午後6時30分ホテルレストランにて、夕食タイムです。昼食を食べ過ぎたので控えめに。
🔲ナツメ茶を試飲する。チョッとクセのある味です。
🔲午後10時にホテルからマイクロバスで空港へ。空港にて搭乗手続き、夜間につきスムーズに進みます。
017年2月20日(日)天気:曇り&小雨
ホテルにて朝食(☕🍞)新市街にある[王宮]
王宮に到着です。王宮は周囲を城壁に囲まれています。一般公開されていないので、内部には入れません。その正門の豪華でカラフルで精巧なタイルのモザイクは、幾何学模様が見事で、さながら万華鏡やモダンアートのようです。🔲フェズの南砦
城壁の中を一望でき、外敵をいち早く撃退できる位置にある砦の跡で、ベルベルのおじさんが柵外で帽子を売っていました。🔲陶器の工房
🔲陶器店にてショッピング
フェズはモロッコいちの陶器の産地、美しい青はフェズブルーと知られている。🔲ミントティー体験
民家を訪問してアラブで盛んに飲まれているミントティーを体験。特に、グラスは、色鮮やかなガラスにイスラームならではの美しいもので、客が訪問するとご主人がミントティーを目の前でいれてくれます。
沸騰したてのお湯を用意
高い位置から泡が立つくらいミントティーグラスに注ぐ。
🔲世界最大級の迷宮都市と言われる「フェズ」のメディナ(旧市街)です。幾何学模様に彫刻されたブー・ジュルード門を入ると約9,400もの通りが縦横無尽に広がり、住人でも時々迷子になるというほど。
「バラック、バラック(どいて、どいて!)」と声をかけながらロバや子馬の背に荷物積んで通る人々の光景は、何だか古き時代にタイムスリップしたように感じる場所です。
食料、衣料、雑貨などあらゆる種類の商店、が延々と続いています。
その古びてはいても活気のある通りでは、昔ながらの人々の生活を垣間見ることが出来ます。
🔲「タンネリ」
なめし職人地区「タンネリ」です。
動物の皮を製品としての革にする作業が行われている場所です。14世紀から続く、昔ながらの手作業の染色方法で皮を染め上げていきます。山羊、羊、牛などの皮が製品化されます。
円形の水槽がいくつも並び、剥がされた羊や牛の革を洗っています。
兎に角〝強烈な臭い〟頭が痛くなりそう・・独特のにおいがとても強いのです。入り口でにおい消しのためミントを渡してくれますが、あんまり意味はないかもしれません。
🔲🚌メクネスへ。(所要約1時間)
かつて首都でもあった古都・世界遺産メクネス旧市街観光です。7世紀にアラウィー朝最初の都が置かれた古都メクネス。なんと、1000年以上も昔に造られた街。17世紀から18世紀初頭には首都として栄えた壁に囲まれた都市です。
北アフリカでは一番美しいイスラムの建築物マンスールの門。イスラム教に改宗したキリスト教徒マンスールの設計による青と緑のモザイクで彩られた門です。
🔲🍴😋昼食は「イカのタジン」独特な形のこの鍋は食材から上がる水蒸気や、食材やハーブなどに含まれる揮発性の香りの成分が、冷たい蓋の上部で冷やされて結露し、再び水滴となって食材のもとへ戻るようになっているとか。
🔲古代ローマ都市の遺跡・ヴォルビリスへ。(所要約1時間)
雄大なローマ帝国の一部ヴォルビリスの古代遺跡北アフリカにおける古代ローマの最大の保存状態が最も良い遺跡です。
歴史は紀元前2世紀~後3世紀に遡ります。モロッコは、古代ローマ帝国の属領となり、多くの建造物が造られました。当時のローマ帝国の強大な力を表しています。
8~10世紀には首都として繁栄、そして18世紀の地震で崩壊しました。
カラカラ帝の凱旋門を始め、神殿、公共浴場、邸宅群などが発掘されています。
カラカラの凱旋門。いまだにしっかりと大地を踏みしめています!
色もしっかり残っています。幾世紀も超えているのに、すごい技術です。多くの歴史を支えてきた柱にコウノトリが営巣しており、今は鳥達の生活を支えてくれています。
この遺跡のもう一つの特長は保存状態のよい見事なモザイク画です。
🔲遺跡近くで羊飼いに連れらた羊の群れに遭遇する。
🔲宿泊ホテルは 昨日から連泊のタガット(TGHAT FES)です。夕食もここのレストランです。
🔲日本で預けたキャリーバックが何と4日目にやっと我が手に届いた。
ドーハ経由カサブランカの飛行機の到着遅延が起因したトラブルで1日遅れてのカサブランカ到着。しかし、この際に一緒に到着すべきバックがモロッコ空港職員の不手際で届かない、何たることか。宿泊ホテル所在のフェズ空港に転送依頼中のところ、フェズ空港に届いたキャリーバックを取りに来いという。客の境遇を無視した横着な対応。深夜の12時過ぎに他の旅行者9人と一緒にフェズ空港まで行き、やっと我がキャリーバックに対面できた。がしかし、カギが紛失していたが荷物は無事でした。楽しいはずの旅行が、二度のトラブルに遭遇して、大変悲惨な旅行となってしまった。やっと翌日午前1時過ぎに就寝することができた。
2017年2月20日(月)天気:曇り時々晴
🔷ホテルにて朝食(☕🍞🌄)🔲欧州風の高原避暑地「イフレン」(所要約1時間30分)
アトラス山脈標高1650メートルにある「インフレ」の町です。
モロッコのスイスと呼ばれる「イフレン」の町でトイレ休憩。モロッコとは思えない軽井沢のような町です。政府要人や富豪たちの別荘地となっているとか。このカフェでしばしティタイム(名物のアボガドジュース)街並みは、ここがモロッコなのかと思うほどの、針葉樹などで囲まれたヨーロッパ風の街並みです。
郵便局です。
街並みの中心地には、インフレの安全を守るかのような「ライオン」の石像があります。
🗻🚌モアイアン・アトラス山脈を越えてエルフードへ。
🔲モロッコでは、集落に入る道路で時折、警察官2~3名による選別自動車検問が行われています。
都市部と砂漠地帯の中間に位置する「ミデルト」(所要約3時間30分)に立ち寄ります。リンゴの町ミデルトのずれにあるホテルのレストランで昼食となった。🍴😋「鱒のグリル」の昼食リンゴの産地ミデルトのホテルのレストランで昼食です。マスのグリルとデザートはリンゴのタルトです。
アトラスを越える山脈道は、積雪のと別世界。
この高い山脈の壁が地中海の温暖な空気を遮断し、遥か南にはサハラ砂漠が迫ります。
山と砂漠の狭間のこの地域に存在するのは、北側と全く違う気候風土。広大な乾燥大地に数本の川が流れて、そのほとりに豊かなオアシスを形造っている。
🔲🚌砂漠の街「エルフード」へ(所要約4時間)
エルフードは、フランス軍の基地として建設されたが、サハラ砂漠へ入るための拠点で有名な小さな街エルフード。ビューポイントにて、写真撮影後に現地人が販売するナツメヤシを購入した。
この街のホテルでバスからベルベル人の運転する4WDに乗り替え、エルフードから約50キロど離れたサハラ砂漠を臨む街・メルズーカへ向かいます(所要約1時間)
🔲🎪サハラ砂漠に広がるメルズーカ大砂丘に佇む「オーベルジュ ・ラ ベル エトワールLa Belle Etoile」に宿泊です。砂漠の真ん中に位置する エキゾチックなホテル です。
目の前は雄大なサハラ砂漠、周りをぐるりと砂漠に囲まれたホテルです。
一歩外へ出ると雄大なサハラの大砂丘が広がります。部屋はシャワー室、トイレ、洗面所、クーラー、充電スイッチなど設備されています。
🍴🏠夕食(19:00)
カサブランカビール🍻で乾杯!
野菜スープ、クスクス料理、タジン鍋
フルーツベルベル人の奏でるタムタム・・・・
2017/2/21(火)天気:晴
🔲サハラ砂漠サンライズ(sunrise)🐫
朝5時15分起床ノック。ラクダの料金は5000円。空には星や月がまだ輝いている中、ラクダに乗りメルズーガ砂漠へ出発!ラクダステーションでじっと座って待っていたラクダに一人ずつまたがって、そろりそろりと出発する。
ラクダの背中は前後左右にぐらっぐらっと、思っていた以上に揺れる。ラクダキャラバンは、一列になってサンライズのビューポイントまで砂丘を進んでいきます。空を見上げると無数の今までにない光輝く星空と月。30~40分ほどで朝日をみるスポットに到着。
敷物が敷かれた冷たい砂漠の上に腰を下ろし、しばらく待っていると朝日が昇ってくる。赤茶けた砂はさらに赤く染まった。
担当ラクダ引きのベルベル人に日本から持参したキャンディー1袋(108円)をプレゼントすると、大変喜んでくれ、こちらが恐縮するくらい一生懸命尽くしてくれた。
🔲広大で壮大な大地で溢れんばかりの光を浴びる。実際に目にしたときには感動で言葉がでなそう。目の前に広がるのは赤みがかった砂丘。砂の海原か朝日が上がってくると、日の光で途端に温かくなります。太陽の光を全身に浴び、砂丘から登る美しい朝日は現実とは思えない幻想世界が広がります。
この砂丘の砂は、美しい色で、細かくさらさらとしていました。広いサハラ砂漠のなかの観光地点として選ばれている所だけあって見事な砂丘でした。時間によって変わる空の色と、風によって変わる砂丘や風紋。同じ景色が一つとしてない真っ赤なサハラ砂漠の壮大な風景には感動します。
🔲モロッコのラクダは、コブが一つのひとこぶラクダです。平均して1回に、なんと50リットルの水を飲み、1~2週間は水なしで生きられるそうです。ラクダは背が高く、脚が長く、歩くのも速いです。足の裏は広く、膨らんでクッションの様になっている。これはサラサラした砂の上を歩くのに適応しています。
最後にチップ40ディルハム(夫婦)のところ、50ディルハムあげたら何と律義にも釣銭として10ディルハム返しにきた。勿論、釣銭を彼にプレゼントしたことは言うまでもない。嬉しい出来事であった。
🔲☀🍴ラクダから降り、ホテルの食堂で朝食です。
食事はビュッフェ形式、オレンジジュース、チーズ、コーヒー、フランスパンには「砂漠で採れたコッテリした蜂蜜」をつけて食べた。とても美味でした。
🔲🚙4輪駆動車にてエルフードに戻り、アンモナイト工場会館見学🔲砂漠の民の生活を守ってきた[地下水道跡(カッターラ)]
約1200年前の地下水道の遺跡。アトラス山脈から地下水道をつくり乾燥の地に水を運んだ。
井戸のように水道を掘った土を積み上げた小山が一直線に並ぶ。
🔲カスバ街道きっての景色を誇る「ティネリール」のオアシスへ。
ティネリールはカスバ街道の代表的な町の一つ。街は人口10万人のベルベル人の街。賑わっていて、道幅も若干広い。カスバ街道きっての美しいオアシスと知られているティネリールの町。
🔲断崖絶壁が連なる驚異な景観「トドラ渓谷」
モロッコ中部、カスバ街道の町「ティネリール」から北に約15㎞のところにあるトドラ渓谷。かつて砂漠とマラケシュをつなぐキャラバンの通り道だったカスバ街道のそばにある壮大な渓谷。200mもの絶壁が迫力のモロッコのグランドキャニオンと言われています。
オートアトラス山脈南麓のトドラ川が作りだした谷。モロッコに、こんなに美しい絶景があったとは。
はるか空へと切り立つ絶壁は、世界中からロッククライマーが訪れる名所とか。
🔷🍴渓谷から下った道路沿いレストランで昼食
スープと メインのタジンです。日本では一般的にタジン鍋といいますが蓋をオプーン!!。
この鍋の 大きさなんと直径40センチくらいあって 、中にはミートボールと卵が入っています。
ワルザザートからティネリールを経てエルラシディアを結び東西ルートを「カスバ街道」と呼んでいる。時折、川で洗濯する女性たち。電気、水道がない村が多いという。
🔲2月はアーモンドの花の季節。季節感の少ないモロッコにあって、まさに春が近づいていることを告げる、アーモンドの花が満開になっています。
アトラス山系の裾野の渓谷地帯からカスバ街道一帯が薄いピンクの色をしたアーモンドの花で包まれます。
車窓からも彩り鮮やかなアーモンドの花が見られます。
山から吹き降ろす風が木々を揺らし花びらが舞う風情はあたかも日本の桜を連想させます。
🔲散策後、ワルザザートへ
(所要約4時間)
途中、ローズウォーターの販売所に寄ってバラ製品店でのショッピング。🔲🏨宿泊ホテル「ケンジ アズゴール」
町の中心広場やスークまで歩いて5分。
部屋は少し手狭でスーツケースを広げづらいが、清潔で心地よく滞在できる。wifiはロビーのみ。シャワーの水圧は少し弱め。🔲食事
2017年2月22日(木)天気:曇り
🔲ホテルにて朝食(☕🍞🌄)(06:30)
日本人ツアーなどでレストランは、人人人・・料理数が少なく、チョッと物足りない。🔲ホテル周辺環境
🔲ジュウタン工場(民家)立ち寄り
🔲ワルザザート映画撮影所
🔲🚌世界遺産[アイト・ベン・ハッドゥ]へ。(所要約45分)
ワルザザート近郊にある隊商交易の中継地として栄えた土地で当時、有力だったハドゥ一族が築いた集落。カスバと呼ばれる邸宅が建築され、部族間抗争や盗賊などから守る為に城砦のような構造になっている。
500年も前に築き上げられた日干しレンガの砦は今なお迷宮のようにそびえ立っている。
集落は、城塞に囲まれた居住地区となっており、建物は赤茶色の日干し煉瓦を使用して造られていますが、壁は非常に厚くなっており、夏季に40度を超える気候にあっても、室内を涼しく保てるようにできています。
外敵の侵入に備え、入口は1つしかありません。道は細く入り組んでおり、まるで迷路のような構造です。
頂上部には食糧庫があり、籠城への備えもできています。塔の壁には銃眼が設けられており、そこから敵を銃撃することができるようになっています。
サハラの入口として、かつて1,000人以上が暮らしていたが、いまは数家族のみとか。途中にお土産物屋さんなどが沢山あって色々な物が売られている。迷路のように入り組んだ砦を登って行く。
中腹から見える風景。
砦の上からの眺めも最高。
アラビアのロレンス、グラディエーターなど映画のロケ地として有名で、モロッコ一美しい村と呼ばれています。
🔷🍴😋昼食は名物「シシカバブー」・・
アフリカでも雪が❄⛄・・
北アフリカ・モロッコは、砂漠の暑い国のイメージでしたが、オートアトラスルートでの最高地点ティシュカ峠(2260m)を越える際は銀世界で、雪が舞う貴重な体験をいたしました。🔲モロッコ特産の高級オイル
「アルガンオイル」です。
モロッコの南部にか群生しないアルガンの木。アルガンツリーの実から採油された希少なオイル。ビタミンEがオリーブオイルの2~3倍以上とも言われ、肌や髪への美容効果が抜群!食用にも用いられる万能オイルらしい。