東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

トランプは新党「愛国党」を結党へ(ウォールストリート・ジャーナル) 英紙インデペンダント、ロシア紙スプートニクも追跡報道(宮崎正弘国際情勢解題)

2021-01-23 | アメリカ情勢
トランプは離任演説で「なんらかのかたちで、私は帰ってくる」と言い残し、フロリダ州の別邸へ向かった。「戦いはいま始まったばかり」とも言った。 これを保守系の「ウォールストリート・ジャーナル」紙は、「トランプは共和党支持者を集めて、新党『愛国党』を結党する」と報道した(1月21日)。 事実、1月6日の議事堂占拠事件以後、共和党内は分裂気味だが、トランプ陣営に寄せられた政治献金は増え続けており、4億 . . . 本文を読む

「ポンペオ氏、米中関係転換の決定打」(『週刊新潮』 2021年1月21日号 櫻井よしこ)

2021-01-22 | 米中関係
2021.01.21 (木) 任期が残り11日に迫った1月9日、ポンペオ米国務長官が鮮やかにケジメをつけた。米国はこれまで、「中国はひとつ」と中国政府が主張していることを承知し、米国と台湾の政治家、外交官や軍関係者の接触を「自主的に制限」してきたが、それらすべてを撤廃したのだ。 氏はこう述べている。 「台湾は活力に溢れた民主主義国で信頼すべき米国のパートナーだ。しかしこれまで数十年間にわ . . . 本文を読む

バイデンは駐米台湾大使を就任式に招待していた 中国政策ではトランプ政治からの大幅な逸脱はなさそう(宮崎正弘国際情勢解題)

2021-01-22 | アメリカ情勢
1月20日のバイデン大統領就任式に台湾の駐米大使・蕭美琴が招待されていた。肩書きは駐北米事務所代表だが、英文名刺はAMBASSADORだ。 中国は厳重に抗議の意味をこめた声明をだし、同日、ついでにトランプ政権高官だった28名を「制裁」するとした。 米国の中国制裁はウィグル弾圧の共産党員にくわえ、香港の民主活動家弾圧の責任者らを「制裁」したが、この内容は渡航禁止、在米資産凍結、銀行取引停止などで . . . 本文を読む

バイデン「大統領」が就任式で宣誓。「国民の団結を優先」 異常事態、過剰警備、本当の大統領は不在。そのうえ観客なし(宮崎正弘国際情勢解題)

2021-01-21 | アメリカ情勢
25000名もの州兵が厳重に警備するなかで、バイデンの大統領就任式が行われた。トランプ前大統領は同日朝、ホワイトハウスを後にして就任式は欠席、メラニア夫人と一緒にフロリダ州の別荘に向かった。 だがペンス副大統領や共和党の議会指導部は出席。オバマ元大統領、ジョージ・W・ブッシュ元大統領、ビル・クリントン元大統領も参列した。 ところが観客はゼロ。かわりに20万本の小旗が公園に飾られ、祝意を表す大観 . . . 本文を読む

中国各地で大規模停電相次ぐ 豪州産石炭の輸入中止が原因か 

2021-01-21 | 中国の歴史・中国情勢
2021.1.19オーストラリアへの経済的報復が仇に? 中国上海市では1月6日夜から7日の夜にかけて、複数の地区で停電が発生した。ネット上では「氷点下7度、停電」、「耐えられない」、「凍死しそうだ。なんとして!」などとの書き込みが相次ぎ、厳寒のさなかの停電に悲鳴が上がっていた。中国では昨年12月下旬に広東省や湖南省、江西省、陝西省など、上海以外でも停電が相次いでいた。 中国は関係が悪化している . . . 本文を読む

日米欧“韓国離れ”加速! 外国企業の投資激減、「過激労組」と「反日リスク」懸念 重大災害法で文政権による“企業イジメ”も (“迷走”する韓国・文政権)

2021-01-20 | 韓国の歴史・韓国情勢
2021.1.17文大統領の反日姿勢は日本企業にとってハイリスクだ(聯合=共同) 世界各国の企業の「韓国離れ」が加速している。外国企業による昨年の韓国への直接投資額は2年連続で減少、中でも欧米は2~3割減、日本はほぼ半減の惨状だ。新型コロナウイルスの感染拡大という突発的な要因にとどまらず、労働組合の激しい闘争など構造的な問題が存在する。日本企業にとっても不買運動やいわゆる元徴用工訴訟の異常判決な . . . 本文を読む

「日本人と神道 あらためて神道のすごさを再発見」(神道研究家 山村明義)再掲載

2021-01-20 | 日本の素晴らしい文化
作家・ジャーナリスト 山村明義氏1、世界に通用する日本神道の自然崇拝大自然の中に神霊を見出し、自然を大切に扱う日本の神道。その神道の自然崇拝のあり方は、間違いなく世界に通用する。世界で続く自然破壊による異常気象は、年々激しさを増しているが、鎮守の森など自然の姿を大事にしてきた神道は、世界のあらゆる宗教の中では最も自然を大切にしていると言える。山川草木、海や大地の中に宿る神霊を見る日本人の行いと自然 . . . 本文を読む

本能寺に明智光秀不在説浮上 『麒麟がくる』時代考証者はどう考える

2021-01-19 | 日本の歴史
2021.1.19明治の浮世絵師・楊斎延一が描いた「本能寺焼討之図」 2月7日に最終回を迎えるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。クライマックスが迫るなか、物語の結末を左右しかねない驚きの新事実が明らかになり、歴史ファンを騒然とさせている。 「敵は本能寺にあり!」。そんな掛け声とともに、明智光秀が本能寺に滞在する主君・織田信長を急襲--これが広く知られる「本能寺の変」のクライマックスだ。主人公・明 . . . 本文を読む

レアアースを中国は貿易戦争の武器にするのだが 石炭、鉄鉱石の輸入元の代替、多元化に躓いた(宮崎正弘国際情勢解題)

2021-01-19 | 中国の歴史・中国情勢
ブラジルの山奥に100億トンの鉄鉱石埋蔵が確認された鉱区が三つある。 パラー州(北部)、ピアウィー州(北東部)、そしてトカンティンス州(南部)には相当の鉄鉱石の埋蔵があるが、積み出し港への道路が悪い。ブラジル政府官僚主義の手抜きもさりながら、交通運搬のアクセスが悪く、投資効率を計算すると元が取れないので放置されたまま。 コロンビアと南アフリカの不便な場所に、良質の石炭を産する鉱区がある。これま . . . 本文を読む

「他人事ではない中国の「見えない手」」(『週刊新潮』 2021年1月14日号 櫻井よしこ)

2021-01-18 | 中国の歴史・中国情勢
2021.01.14 (木) 米国の歴代大統領は退任後すぐに回顧録を出すのが習性となっている。読者は世界中に存在し、最初からミリオンセラーが約束されている。出版契約料が日本の標準では考えられないほど高額なのも当然かもしれない。たとえばオバマ前大統領夫妻は6500万ドル(約68億円)を得た。私はこの余りの高額に驚きを超えて笑ってしまったが、それでも各大統領の回顧録は読んでみるのがよい。 歴代 . . . 本文を読む

見えてきた中国のRCEP(地域的包括経済連携)への野望。人民元のアジア通貨化 アントなどを抑え込み、デジタル人民元の急速普及・拡大を狙う(宮崎正弘国際情勢解題)

2021-01-18 | 中国の歴史・中国情勢
小誌既報のとおりジャック・マー(アリババ創業者=馬雲)が「行方不明」となって三ヶ月近くなる。アリババの金融子会社「アント」の上場は突如、延期され、類似テンセントの取引も停止された。 中国共産党の次の狙いが、霧が晴れていくように明らかとなった。 デジタル人民元を普及させるにはアント等は障害であり、いずれ国有化するか共産党傘下におく。そしてRCEPを活用して、アジア全域にデジタル人民元を普及し、アジ . . . 本文を読む

新疆ウイグル自治区で中国当局が「大量虐殺」 米議会委員会が報告書で可能性示唆

2021-01-17 | 中国の歴史・中国情勢
2021.1.16習近平氏(AP) 中国問題に関する米連邦議会・行政府委員会(CECC)は14日に公表した報告書で、中国当局が、新疆ウイグル自治区のウイグル族などのイスラム教徒少数民族に対し、国際法上の犯罪である「ジェノサイド(民族大量虐殺)」を実施している可能性があると指摘した。 報告書は、この1年間で自治区での大量虐殺を含む「人道に対する罪の証拠」が浮上したと指摘し、米政府に対して自治区で . . . 本文を読む

世界の異常気象、今度は厳冬。各地で停電、石炭不足、液化天然ガス暴騰 EV(電気自動車)が次世代の主流になるというのは幻影ではないのか(宮崎正弘国際情勢解題)

2021-01-17 | 国際情勢
メディアが喧伝するようにEV(電気自動車)が主流になると仮定して、そのとき、電力消費は現在の二倍になると推量されている。EV時代の最大のアキレス腱だ。 発電は水力、火力の他、ソフトエネルギーとして風力、太陽光、洋上発電などがあるが、主力は原発だった。日本では後者が停まって、電力供給は麻痺状態に陥った。電力会社の必死の努力によって大規模な停電は北海道いがいでは起きていないが、豪雪と厳冬の襲来によっ . . . 本文を読む

「死の淵に臨むアメリカの自由と民主主義」(宮崎正弘国際情勢解題から藤岡信勝氏投稿掲載)

2021-01-16 | アメリカ情勢
アメリカ大統領選挙に伴う新政権の帰趨は、20日の新大統領の就任式を数日後に控えたこの期に及んでもまだわかりません。今ほど、徹底的な懐疑主義が必要なときはありません。全く明らかだと思えることでも嘘かもしれず、あり得ない話が事実であるかもしれないのです。わかった風の早計な判断は禁物です。 根本的な疑問があります。 アメリカ大統領選挙の慣例は、選挙で勝った側が勝利宣言をするだけでは足りず、負けた側が . . . 本文を読む

日本人にリベラリズムは必要ない 「和の国」日本には、リベラルのゆがんだ思想を正す力がある(国際派日本人養成講座)再掲載

2021-01-16 | 日本の素晴らしい文化
■1.「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現」 杉田水脈(みお)衆議院議員の雑誌『新潮45』8月号への投稿「『LGBT』支援の度が過ぎる」が、マスコミやネットでの集中抗議を受け、自民党本部前で杉田氏の議員辞職を求めるデモまで行われた。LGBTとは、L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシャル、T=トランスジェンダーという性的少数者のこと。問題とされた一節は、次のようなものだった。 . . . 本文を読む