「産経新聞」北京支局の藤本欣也記者が11月29日付紙面で、中国軍元高官の自殺を報じた。自死したのは中国人民解放軍(PLA)上将の張陽氏で、先に拘束された徐才厚、郭伯雄両軍人の事件に関連して取り調べを受けていた。
張氏は軍の人事や政治・思想部門のトップを務めていた。このような重要な地位にあった人物の自殺が大きな衝撃を与えていると、藤本記者は報じた。
右に名前を挙げた軍人らはいずれも胡錦濤前国家主 . . . 本文を読む
中東に手をのばし続けるロシア、見えない手で各国に浸透を開始
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トランプ大統領が「エルサレムがイスラエルの首都」と宣言したため、ガザ地区では暴動で死者、パリでも大規模な反対集会。全世界のイスラム圏ならびに先進国のイスラム移民が暴れまくり、トランプの写真と星条旗を踏みつけた。
トランプの意図は、イスラム世界の攪乱なのか、 . . . 本文を読む
2017.12.7
10月の衆院選で「まっとうな政治」というスローガンを掲げて戦い、野党第一党に躍り出た立憲民主党が何かおかしい。立憲民主党は、民進党の希望の党への合流構想を嫌った有権者が、「永田町の論理」と距離を置き「草の根の民主主義」を訴えた枝野幸男代表(53)の姿勢に共感して躍進したとみられる。だからこそ当選した議員もさぞ「永田町の論理」から距離を置くのだろうと本会議場を記者席からのぞいて . . . 本文を読む
いま64歳の中国国家主席、習近平氏はいつまで君臨するのか。毛沢東と並ぶ絶対権力者としての地位を固め得るのか、軍は掌握しているのかなど、見極めるべき点は多い。
なんと言っても、氏は中華人民共和国建国100年の2049年までに「中華民族は世界の諸民族のなかにそびえ立つ」と宣言する人物だ。
中国共産党創設から100年目が20年だが、氏は、それまでに、経済、民主的制度、科学・教育においてより充実し、調 . . . 本文を読む
今こそ「日本は誰と戦っているのか」を問わなければならない。
■1.ソ連の工作員が終戦を遅らせた
昭和16(1941)年、ソ連の工作員がアメリカのルーズベルト政権と日本の近衛文麿内閣に潜り込んで、日米を戦争に引きずりこんだことは、弊誌で何度か取り上げた。
しかし、同じくソ連の工作員たちが、日米の講和を妨害した事はあまり知られていない。その結果、終戦が何ヶ月も遅れ、硫黄島や沖縄での激戦で日米双方 . . . 本文を読む
反日は猛毒、すでに脳幹が侵されている中韓
AIIBも一帯一路も成功する筈がないこれだけの理由
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題名が強烈である。毒消しの猛毒が含まれている。毒には毒をもって毒を制す、哉。
「反日」は、中韓にとって自らの身体を蝕む毒性のつよい材料だが、なぜそのことに気がつかないでむしゃむしゃと食べ続けるのか。中韓は、もはや治癒の見込みのな . . . 本文を読む
債務の膨張をこのまま放置しては深刻な事態が惹起されるだろう
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中国の債務は33兆ドル(1ドル=113円で計算して邦貨3700兆円)。この数字は小誌がたびたび用いてきたもので、中国政府の公式数字ではない。
中国の公式発表は2000兆円とか、IMFはGDPの285%と言っているが、いずれも過小な数字で、33兆ドルというの . . . 本文を読む
『自民党の正体』(PHP研究所)
本書は、戦前の政党史、戦後の混迷期、保守合同、「三角大福」の争い、闇将軍、竹下支配、失われた10年、小泉純一郎の改革、そして安倍内閣へと至る。前史から現在までの大河のような自民党の歴史を詳述し、「自民党の謎と秘密」を紐解く。
◆序章:日本政治を理解する法則
◆第1章:保守政党の源流
◆第2章:占領期の潰し合い
◆第3章:悲願と裏切りの保守合同
◆第4章:「三角 . . . 本文を読む
微妙な諸矛盾を、次の任期に習近平が克服できなければ中国は「小さな戦争」に打って出て国内を引き締める危険性がある
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凡庸でとらえどころがなく、これという決断力がないように見えた。豪腕な指導力が決定的に欠け、稀薄な印象があった習近平は思いのほか、野心家だった。中国歴史 . . . 本文を読む