東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

『米国人弁護士だから見抜けた、日弁連の正体』ケント・ギルバート著(育鵬社) この日弁連なる組織は「いったい何処の国」のために弁護をしているのか

2018-11-01 | 日本をダメにする勢力
「ケント砲」が唸る。この本は、勇気を持ってタブーに挑んだ、まれに見る良書、かつ労作である。日弁連という、あざとくもあくどい、弁護士たちの悪徳の数々を暴く。やっぱりアメリカ人弁護士だから、こういう作業が出来るのだ、と思った。

弁護士が「正義の使者」だと勘違いしている向きは、裁判官も公正な判断をすると誤解している。しかしおかしな判決が連続する日本の司法界、法曹界が腐りかけているのが実態である。

そもそも日弁連とは『どの国』の弁護士なのだろう?

麻原某の死刑に対して「国家による重大かつ深刻な人権侵害」だと日弁連会長声明にある。「慰安婦が『性奴隷』だ」と言いつのったのも、日弁連会長だった。朝鮮学校への補助金停止に際しても「朝鮮学校に通学する子供達の学習権の侵害」と言いはなった。

朝鮮問題がで「彼ら」が不利になると、決まってチマチョゴリが切られたという「被害」が届けられ、かならず朝日新聞が報道する。ところが調べてみると痴漢犯罪が一件、あとは組織の発表を裏付けも取らずに報道する朝日新聞との連係プレイ。そのうえ、このうちの幾つかが「自作自演」であったことが判明している。

「自分の娘を使っての自作自演なんです。娘の親は総連で私のとなりにいた男です。北で何かあると、その男の娘らの服が切られる」との証言が紹介されている。(231p)。だが、「かれら」は、この件では沈黙を守る。

拉致被害者に関しても、日弁連が声明をだしたのは、わずか一回だけで、ブルーリボンをつけている人たちは「政治利用」しているのだと批判し、拉致被害者への同情はほとんどない。

「日本の一部の政治家でおかしいと思うのは、靖国参拝に対して徹底的に反対しながら、アメリカに来て平気な顔をしてアーリントン墓地に参拝する議員がいることです。菅直人元首相は、鳩山政権の副総理としてアーリントン墓地で献花しました。日本政府の代表が、自分の国のために戦った人たちの魂やその遺族等の思いを無視して、かつて敵国であった軍人だけに敬意を示す。これは日本の戦没者とその遺族等にとっては裏切り行為でしかありません。日本と戦ったアメリカ人の私から見てもおかしい」(130p)。

次々と日弁連の論理矛盾とおかしな行動、声明を批判している。やはり、この本は「カリフォルニア州弁護士」である著者ゆえに書けた。

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日本で働く約4万人の弁護士全員が必ず加入しなければならない日本弁護士連合会(日弁連)。
だが、彼らは「日本を代表する弁護士会」の名を利用し、
国内外で特定の主義・主張に基づく政治活動を長年行ってきた。

死刑制度廃止、集団的自衛権行使反対、憲法改正反対、首相の靖国神社参拝反対、慰安婦問題追及、朝鮮学校無償化支持、拉致問題と北朝鮮の核・ミサイル実験は無視――

日弁連はいったいどこの国の弁護士会なのか? 誰の人権を守ろうとしているのか?
日本の弁護士が言えなかった「日弁連の闇」に米国人弁護士がメスを入れる!

【目次より】
序 章 オウム事件の死刑執行に反対した日弁連

第1章 日弁連が守りたい「人権」とは誰の人権か
1 GHQ占領下で設立された日弁連
2 犯罪者が「国家と闘う被害者」? 日弁連の倒錯した人権観
3 日弁連の死刑制度廃止論のウソ
4 日弁連を操る「特定弁護士」の存在

第2章 日本人の生命と財産を危険にさらす日弁連
1 日本を破滅に導く「恒久的平和主義」
2 なぜ首相の靖国神社参拝に反対するのか

第3章 日弁連の左傾化と世代間対立
1 日弁連が左傾化した歴史的経緯
2 日弁連内の世代間対立

第4章 慰安婦問題を世界に広めた日弁連と3人の弁護士
1 慰安婦問題を反省しない朝日新聞
2 慰安婦問題の黒幕は日弁連と3人の弁護士
3 国連とNGOを使い慰安婦問題を追及する特定弁護士

第5章 なぜ日弁連は北朝鮮の悪行に沈黙するのか
1 拉致問題は本当の人権派か否かの踏み絵である
2 日弁連はいったいどこの国の弁護士会なのか
3 朝鮮学校無償化を支持する弁護士会に異議アリ
4 日本を敵視する在日韓国・朝鮮人弁護士団体
5 なぜ日弁連は外国人参政権賛成なのか

終 章 日弁連を日本に取り戻すために
1 「反日」か否かを人権擁護の基準にする日弁連
2 日弁連を解体せよ!

ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士。1952年米国アイダホ州生まれ、ユタ州育ち。71年モルモン教の宣教師として初来日。80年米ブリガムヤング大学大学院卒業。法学博士・経営学修士。司法試験に合格し国際法律事務所に就職。法律コンサルタントとして東京都に居住。83年テレビ番組『世界まるごとHOWマッチ』に出演、一躍人気タレントとなる。現在は講演や執筆活動を中心に多忙な日々を送る。

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