東アジア歴史文化研究会

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ハンターのパソコンから機密の新証拠(アンディ・チャンのアメリカ通信)

2023-01-27 | アメリカ情勢

1月14日にバイデン大統領はウィルミントンの自宅のガレージでボール箱に入っていた機密文書が発見されたあと、翌日には自宅のオフイスでも5件の機密文書が発見された。しかもこのことについてバイデンは19日にカリフォルニアで、「何も問題がないことがわかると思う。後悔はない(No Regret)、何もない(No there, there)」と大見得を切った。

機密文書を勝手に持ち出しただけでなく、ボール箱に入れた機密文書を自宅のガレージに放置したのに、後悔はないと言ったので大問題になった。

バイデンと側近たちは彼らはバイデンが放置したのではない、バイデンには「覚えがない」と言い張るつもりだったらしい。

ところがバイデンの「後悔はない」発言の2日後21日に、FBIがバイデンの同意のもとで自宅を捜査した結果、新たに6件の機密文書が発見された。

この機密文書はバイデンが副大統領時代だけでなく、上院議員時代のものも含まれていた。

しかもホワイトハウスは事を過小に報道するため「6件(Six items)」と発表したのである。つまり6件とは機密書類を入れた6個の箱だったのか、或いは複数の機密文書を含む6件の包みだったかも知れない。

バイデンが「探しても何も出てこない、ノーゼアゼア」と大見得を切った直後に新たな証拠が見つかったのである。

バイデンが上院議員時代にも機密文書を勝手に持ち出した挙句、あちこちに放置していた証拠はかなり重大な責任問題である。

上院議員でも機密扱い許可を取得できる。しかし勝手に自宅に持ち出した上に15年も放置していた罪は重い。副大統領時代の文書ならオバマ大統領が機密解除をした文書と言う事もできるが、上院時代では言い訳ができない。

機密文書の種類にもよるが、一般には機密扱い許可のある部屋でしか閲覧できない。トップシークレットなら尚更のことだ。

私個人の経験ではトップシークレットの仕事をする時は、二重に鍵のかかった部屋で周囲の壁と天井と床は全て鉄板で外部に仕事の電波が漏れないようにし、空調の通気口は二重の鉄格子で、もちろん電話もない部屋だった。

新しい6件の機密が見つかったのは21日、そして今日24日にNew York Post誌が、ハンターバイデンのパソコンから、「Important Doc's + Photos」と蓋に書いたボール箱が蓋を開けたままテーブルに置かれている写真を発見したと報道した。

「重要書類と写真」と書かかれた箱とはバイデンのガレージに放置されていた機密文書の箱かも知れない。

ガレージにあった箱はすでにFBIが押収したから実物かどうか写真と比べたらわかる。実物だったら重大事件だ。ハンターが機密の入った箱を開けてしかもテーブルの上に置いて蓋を開けたまま写真を撮ったのなら、機密扱い許可のないハンターが勝手に機密書類を読んでいた証拠、父親のジョーバイデンが許可した証拠である。

この箱には写真も入っているから、写真を調べればジョー ・バイデンが息子ハンターのウクライナ、ロシアおよび中国との関係に関わっていた証拠がハッキリする。

バイデンは数年前からハンターの外国との仕事に関与していないと何度も述べたが、写真で嘘と分かったらバイデンの政治生涯はオワリだ。

(アンディ・チャン氏は在米評論家)


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