新年に入ってからコロナウィルスの感染が大きく拡がって、政府を浮き足だたせている。
私はキリスト教の『旧約聖書』(ユダヤ教の唯一つの聖書)が、神が人を創られると、最初の命令として「産めよ、増やせよ、地に満ちよ」(創世記)と命じているのを、思い出した。
聖書に記されていないが、コロナウィルスも同じ神意を授かっているにちがいない。
ウィルスも人も、変わらないのだろう。
さまざまな学会誌が手元に送 . . . 本文を読む
発表された新紙幣の見本=東京都千代田区の財務省(宮崎瑞穂撮影)
受験勉強の弊害について批判されることが多いが、私は受験勉強には一定の意味があると考えている。若いうちに数学の問題を解いて論理的思考を養うことや、世界史や日本史の暗記によって記憶力を鍛えることには意味があると考えるからだ。将来、学力がそのままの形で活(い)きることは少ないかもしれないが、知性を鍛えておくことは無駄にはな . . . 本文を読む
作家・ジャーナリスト 山村明義氏1、世界に通用する日本神道の自然崇拝大自然の中に神霊を見出し、自然を大切に扱う日本の神道。その神道の自然崇拝のあり方は、間違いなく世界に通用する。世界で続く自然破壊による異常気象は、年々激しさを増しているが、鎮守の森など自然の姿を大事にしてきた神道は、世界のあらゆる宗教の中では最も自然を大切にしていると言える。山川草木、海や大地の中に宿る神霊を見る日本人の行いと自然 . . . 本文を読む
■1.「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現」
杉田水脈(みお)衆議院議員の雑誌『新潮45』8月号への投稿「『LGBT』支援の度が過ぎる」が、マスコミやネットでの集中抗議を受け、自民党本部前で杉田氏の議員辞職を求めるデモまで行われた。LGBTとは、L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシャル、T=トランスジェンダーという性的少数者のこと。問題とされた一節は、次のようなものだった。
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■1.幕末のコレラ流行に奔走した緒方洪庵
安政5年(1858)6月、長崎に入港したアメリカの軍艦ミシシッピー号乗組員が感染源となって、中国から日本にコレラが持ち込まれ、九州、四国、近畿から江戸まで大流行となりました。江戸だけでも3万人が亡くなったとされています。当時の人はこれを「コロリ」と呼んで、恐れおののきました。この病気にかかるとコロリと死んでしまうからです。
治療法として、当時参考になる . . . 本文を読む
■1.なぜ中国の自由抑圧が「他人事」なのか?
中国の周辺民族への弾圧が止まりません。この22日に米国のジェームスタウン財団が発表した報告書は、チベット自治区で今年の1〜7月だけで50万人以上の農民などに対して「労働規律、中国語、労働倫理」の「職業訓練」が強制された、と報じました。[JIJI]
すでにウイグル自治区では最大100万人のウイグル人住民が「再教育」を目的とした強制収容所に収容され . . . 本文を読む
「すべての学説は仮説である」(林房雄『神武天皇実在論』)。
本書は仮説が多いが、歴史学とはそもそもが仮説によって成立している学問である。歴史を装った政治宣伝文書は、都合の良い文献だけをつなぎ合わせ、偽書を成立させてきた。
しかし、根本的に不動のものがある。それは精神の源流がどこから来ているのか、日本人のおおらかな、寛容な精神の源流に溯る作業が重要なのである。本書は、その根源に挑んだ。
たとえ . . . 本文を読む
今回の「教育」シリーズの柱としたのは、「全人モデル」というフレームワークです。これは樹木をモデルとして、 根っこ:共感の「情」 幹:利他の「意」 花:処を得るの「知」として、知情意のバランスのとれた全人教育を目指すべき、という主張です。明治日本の躍進を担った人物として、明治の日本人の10人に1人が読んだ『学問のすすめ』の福沢諭吉、近代日本最初の世界的医学者・北里柴三郎、世界最先端の自動 . . . 本文を読む
「国連幻想」に戦後日本人はしばし酔った。 巨額の拠金をむしられたが、それほどの美酒でもなかった。恒久的平和という理想は、そもそも幻想なのである。日本人は軍事力を放棄し、諸国の正義と公正に信頼を寄せるというヘイワケンポウを押しつけられたが、占領軍が非占領国の基本法に干渉すること自体が国際法違反である。憲法は改正ではなく廃棄するべきものである。地球市民というキレイゴトが世の中にウィルスのようにばらまか . . . 本文を読む
2020.4.14抗寄生虫薬の「イベルメクチン」世界的な感染拡大が続く新型コロナウイルス。世界保健機関(WHO)は「致死性が新型インフルエンザの10倍」としており、終息まで長期戦が予想される。国内外の機関が治療薬やワクチンの開発を急ぐなか、ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智・北里大特別栄誉教授が共同開発した抗寄生虫薬「イベルメクチン」がウイルス抑制に効果があったという研究結果も出ている。新薬実用 . . . 本文を読む
■1.国産材のボトルネックは乾燥前号では、現代日本の林業が「三方悪し」に陥っている事を述べた。要約すると1)国土に悪し: 先進国トップクラスの豊かな森林に恵まれているのに、樹木の年間成長量の25%程度しか使われておらず、手入れ不足のために荒廃しつつある。2)世界の自然に悪し: 自国の森林を十分に活用しないまま、国内需要の6割を海外からの木材輸入に頼っており、世界の自然に負担をかけている。3)国民経 . . . 本文を読む
会見で説明を行う井上教授(撮影・中野快紀)2020年3月18日東京大学井上純一郎教授、山本瑞生助教(ともに医科学研究所)らは3月18日、新型コロナウイルス感染初期のヒト細胞へのウイルス侵入過程を阻止し、効率的に感染を阻害する可能性のある薬剤を明らかにしたと発表した。今回新型コロナウイルス感染阻害に有効な可能性が明らかになったのは急性膵(すい)炎などの治療薬として使用されている「ナファモ . . . 本文を読む
東京大学は、新型コロナウイルス治療薬として、既存のすい炎治療薬「ナファモスタット」が治療効果が得られる可能性があると発表しました。さらに、感染で亡くなった人が世界一多い中国は、3月17日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬として、臨床研究の結果、日本の製薬会社が開発した「アビガン」を使用すると発表した。政府の科学技術部は「できるだけ早く現場に投入したい」としている。この「アビガン . . . 本文を読む
『第三のチンパンジー』など旺盛な著作で知られるジャレド・ダイアモンドが、「人口減少は日本復活のチャンスだ」と述べている(『週刊文春』2020年1月2日・9日合併号)。
日本の主流の議論の正反対だから驚く読者が多いかも知れないが、筆者はむしろ賛成で、以前から述べてきた考えに近い。なぜなら日本はむしろ人口が多すぎるのである。
狭い国土に一億二千万人が暮らせば住居がウサギ小屋になるのも当然であり、生 . . . 本文を読む
■1.ユダヤ人そっくりの埴輪、ユダヤ人と共通の遺伝子古代日本にユダヤ人がやってきたという仮説はすでに明治時代から唱えられているが、いよいよ否定し難い「物証」が発見された。千葉県の九十九里浜近くの柴山古墳からは、ユダヤ人を模したとしか考えられない埴輪がいくつも見つかっている。以下の写真を見ていただいたら一目瞭然だが、丸い庇(ひさし)のついた高い帽子、美豆良(みずら、髪を左右に分け,毛先をそれぞれ耳の . . . 本文を読む