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東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

『板谷峠の死闘 赤穂浪士異聞』日暮高則著(コスミック出版) 悪役とされ、葬られた赤穂藩末席家老が主君の本懐を果たした 驚くべき忠臣蔵の裏側。埋もれていた秘話を基に想像を絶する物語が登場

2022-02-26 | おすすめの本・映画
これは歴史小説でありながら時代小説でもある。史実にもとづく史論的解釈が歴史小説。歴史的事実を重視せず、想像力を駆使して主に人間を描くのが時代小説であるとすれば、本書は両方を兼ねる。 また時代考証的に江戸、難波、赤穂、京、そして福島の風俗も背景に細かく点描されている。題名の板谷峠は現在の福島県と山形県の県境、雪深い場所である。 物語は目が飛び出るほどに意表を突かれる展開があって、想定外の結末とな . . . 本文を読む

『世界のトップを繰る「ディープレディ」たち』浜田和幸著(ワック) 古今東西、英雄は色を好み、烈女は全知全能を傾けて男を繰る 世界のファーストレディのなか、誰が「あげまん」で誰が「さげまん」か

2022-02-23 | おすすめの本・映画
「二十四の瞳」という映画があった。いまの国際政治のキーナンバーは「24」である。 それって何? トランプ夫人のメラニアとジョンソン英首相夫人の年齢差は24,仏大統領の年上の女房は24歳上。 かつてウォール街によく通っていた評者(宮崎)は『ウォール街 凄腕の男たち』という本まで書いて、T・ブーン・ピケンズ等を取材し、主としてファンドの仕掛け人らの思想と行動を追った。けれども裏にある女性達まで取材 . . . 本文を読む

『ウイグル人という罪 中国による民族浄化の真実』福島香織著、清水ともみ画(扶桑社) 童話型の画風はかえってウイグル人の哀切を強く訴える ジェノサイド国家だと日本はいまだ認定せず

2021-09-20 | おすすめの本・映画
ウイグル自治区へ果敢に突入し、現状をルポした福島香織さんのジャーナリスト魂と、中国の全体主義を勇敢に告発し続ける清水ともみ画伯のコラボ。だれでもわかるウイグル問題が一冊になった。 2020年6月17日、トランプ大統領(当時)は「ウイグル人権法」に署名し、同法案は成立した。 ウイグル族弾圧に加担した中国当局高官らへの制裁が課せられた。 英国、豪、NZ、カナダなどファイブアイズの国々も同様な非難 . . . 本文を読む

『イーロン・マスク、次の標的』浜田和幸著(祥伝社新書)猿がAIでゲームを展開し、いずれ人間はAIサイボーグになる? EV、宇宙開発、太陽光発電で新ビジネスを牽引してきたビッグ・マウス

2021-07-12 | おすすめの本・映画
IOBが次世代のキーワードだそうな。IOBとは何かは、本書がやさしく解説している。つまり人はAIを搭載してサイボークとなる。それは幸せなのか、不幸なのか、神の摂理に反するが、倫理はどうなるのかという命題は本書では議論されない。 プーチン露大統領と世界的な有名人で「虚業家的起業家」のイーロン・マスクは気が合うらしい。 「とても」馬が合うと、本書でも浜田氏が指摘する。共通する要素は「柔道」と「道場 . . . 本文を読む

『習近平のジェノサイド 捏造メディアが報じない真実』大高未貴著(ワック)ようやく「習近平のジェノサイド」認識が拡がったが、日本は中国に命じられたかのようにフェイクニュースを発信し続けている

2021-04-21 | おすすめの本・映画
大高さんは若き日々に、ジャンパーでオートバイに跨り、世界百カ国を『放浪』した女傑。でもお目にかかるとやさしい大和撫子、どこに秘めたパワーがあるのかと思うほど発言の趣は正論強硬派だ。 さて本書は中国のマスク、ワクチン外交は「放火犯が消火器を売るのと同じ」と、まずは強烈なパンチを浴びせる。 だが、問題は中国の歴史捏造に加担し拡声器の役割を担っている日本の大手メディアだ。 そのうえに、恥ずかしくも . . . 本文を読む

『迫り来るアメリカ 悪夢の選択』宮崎正弘・渡邉哲也共著(ビジネス社)

2021-03-01 | おすすめの本・映画
▲バイデン政権とは「第三次オバマ政権」(「オバマ3・0」)。閣僚も高官も無能揃い。 制裁緩和で中国は延命。習近平は失脚を免れた。漫画はともかく鬼滅は当面ない。バイデンの親中度、対中制裁を姑息に緩和してゆくだろう。FRBはイエーレン、政権は民主党。ウォール街は保守本流。その合意は? なぜ、いま日本人の金融資産が100兆円も増えているのか ▲米国の分裂状態は悪化する 香港のひそみにならえばアメリ . . . 本文を読む

『経済安全保障リスク』平井宏治著(育鵬社)お人好し日本企業の脱中国が遅れている 中国の軍事能力が目的だったことも知らず、善意で協力した日本

2021-02-01 | おすすめの本・映画
レーニンは「奴らは自分を吊す自らロープを売りにきた」とすこぶる示唆に富んだ言葉を吐いた。 アメリカも日本も、すっかり中国に騙されて技術を開陳し、中国の技術向上のため協力を惜しまなかった。ところが気がつけば、中国はこれらすべてを軍事力向上に転化していた。いまやGDP世界第二位ばかりか軍事力でも欧米、露西亜に次ぐ軍事大国となっていた。 日本製鉄は最新鋭の鋼板技術(電磁鋼板)を中国に供与した。 「 . . . 本文を読む

『米中ソに翻弄されたアジア史 カンボジアで考えた日本の対アジア戦略』江崎道朗、福島香織、宮脇淳子(扶桑社) カンボジアを旅行した三人が別々の角度から分析 タイ、ミャンマー、ベトナムで何が

2020-09-30 | おすすめの本・映画
気鋭の三人に版元の女性編集者とフリーライター、合計五人のカンボジア珍道中。だが、歴史と政治的考察が前面出でて観光気分は本書には殆どない。 カンボジア観光の定番はアンコールワット、「東洋のモナリザ」、そしてキリングフィールドの現場跡だが、このチームは魔可不可思議なスポットにも足をのばした。団員は女性が三名だから料理への気配りもあり、珍しい写真が多数あるのだが、撮影者の明示がないのも、チームワークの . . . 本文を読む

『開戦と終戦をアメリカに発した男「戦時外交官」加瀬俊一秘録』福井雄三著(毎日ワンズ) 黒子として松岡洋右、広田弘毅、東郷茂徳、重光葵、吉田茂に仕えた外交官

2020-05-08 | おすすめの本・映画
加瀬俊一といえば、近現代史に興味深い読書人なら誰もが名前も業績も知る歴史上の人物である。もっとも有名な場面は、ミズーリ号における降伏文書調印式に重光葵の首席随員として立ち会ったことだ。しかし「あれだけは加瀬家の不名誉だ」と多くを語りたがらなかった。本書は加瀬俊一評伝というより、逸話集としてかなり面白く読める。なにしろチャーチル、ヒトラー、ムッソリーニと会って、交遊を深めた外交官冥利につきる外交官で . . . 本文を読む

『「コロナ以後」中国は世界最終戦争を仕掛けて自滅する』宮崎正弘著(徳間書店)

2020-05-07 | おすすめの本・映画
評者 奥山篤信https://www.amazon.co.jp/dp/4198651167 「来世は猿でもいいから中国人には生まれたくない。豚になっても中国人だけは嫌だ」シナのポータルサイト<網易>11271の回答のうち支那人の3分の2がそう答える。本書は全ての日本国民に読ませたいわかりやすく真実を語っている。それにスピード感があって読み出したらやめられない「面白さ」も附帯している。宮崎 . . . 本文を読む

『朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏 韓流時代劇と朝鮮史の真実』宮脇淳子著(扶桑社新書) 歴史は捏造するに限る、というのが中国と北朝鮮、韓国に共通する 

2020-05-04 | おすすめの本・映画
日本人のように合理的に説明ができて、証拠文献など客観的証明があって歴史がはじめて叙述されるという理性の国とはことなり、中国にとっての歴史は徹頭徹尾、プロパガンダである。韓国にとっての歴史はファンタジーである。両国にとっての歴史認識とは客観的事実などどうでも良いし、そのときどきの支配者のご都合主義が投影される。各王朝の『正史』は史実が疑わしい。『魏志倭人伝』を信頼している日本の歴史家がまだいるが、バ . . . 本文を読む

『官邸コロナ敗戦 親中政治家が国を滅ぼす』乾正人著(ビジネス社) レイムダック化した安倍政権。コロナ対策で失敗の連続 菅官房長官と距離、谷内安全保障補佐官が離れ、安倍首相側近に空白

2020-05-02 | おすすめの本・映画
快刀乱麻を断つがごとく、政局の混迷、政治家の不見識、政府の政策ミスが続く政権末期の闇を乾氏が切りまくった。なぜ日本は初動を間違え、ウィルス感染の拡大を自ら招いたのか。米国が中国からの航空機乗り入れを全面禁止したときも、湖北省をのぞく中国からの旅客は陸続と日本に降り立った。一月の旧正月前後と、感染が拡大していた二月に、およそ九十万人もの汚染疑惑者が日本にやってきて、札幌雪祭りやら箱根の温泉、あちこち . . . 本文を読む

『親日韓国人ですが、何か?』WWUK・呉善花共著(悟空出版) 「もののあはれ」「わび、さび」を理解したいと呉教授は必死で日本を学んだ 韓国の出鱈目な日本認識批判に立った若者との対話

2020-04-27 | おすすめの本・映画
呉善花(拓殖大学教授)が日本でデビューしてから久しい。出世作『スカートの風』はいまもロングセラーだ。以後、呉さんのように韓国から来て、日本の良さに目覚めて言論活動をする人が輩出するかとおもいきや、ユーチューバーのWWUK氏が登場するまで、ながい空白が日本の言論界にあった。ふたりは意気投合、のびのびと(日本でだからこそ、出来るのだろうが)、韓国人と日本人と差違、その文化のあまりの違いに関して実体験に . . . 本文を読む

『コロナ大恐慌 中国を世界が排除する』宮崎正弘・渡邉哲也共著 (ビジネス社)自称保守主義者のインチキが多いなか、欧米の損害賠償は京単位の天文学的数値になる。まさに中国を世界が排除する(評 奥山篤信)

2020-04-26 | おすすめの本・映画
インチキな自称というか詐称の保守派が、現代の日本に跳梁跋扈している。身の上話をして恐縮だが、僕は元々巨大商社のサラリーマン。その晩年から片手間に本を読み出し、50歳で退職した。僕なりに<保守とは何か>との原理的考えを試行錯誤で確立した。とにかく世の中ブームとしての、雑誌が売れるからと全く保守主義でも愛国者でもない物見遊山の輩が<保守>を名乗ることに憤りを感じる毎日だ。まさにそれは僕が嫌う偽善と欺瞞 . . . 本文を読む

『戦後支配の正体 1945-2020』宮崎 正弘・渡辺惣樹共著(ビジネス社) 面白いばかりか、突き刺さる。一気に読んだ 復讐という権利をめぐる欧米と日本の違いは根底に宗教の差(評 奥山篤信)

2020-04-11 | おすすめの本・映画
日本の左翼・社会主義・キリスト教界の薄っぺらい平和・人権主義は底が浅く辟易するのは、マルクスが日本に紹介された当時はそれなりに斬新なものもあり若者がそれに走った時代を特に批判がましく言う気はないが、いまだにそれを唱えている現代のその世界の政治の幼稚さはないと断言できる。しかしそれでは保守界はどうかと言うと、これまたお粗末で左翼と比べて目糞・鼻糞としか言えない。戦後、平和ボケ、軍隊アレルギーで育った . . . 本文を読む