チ ー ム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
埼玉西武ライオンズ | 0 |
0 |
0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 |
4 |
北海道日本ハム | 0 |
0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 |
【投手-捕手】
(西)西口、松永、岡本篤、ウィリアムス、涌井-炭谷
(日)武田勝、榊原、乾、森内、宮西-大野
【試合評】
本拠地では全く勝てず(2勝)も何故だかビジターでは勝率5割を超える変な最下位球団となってしまったライオンズ。今週の交流戦までのビジター5試合を2勝2敗とイーブンの成績でここまで来ているので、北の大地で連勝して気分良く交流戦(ビジター2カード)に臨みたい所。
昨日は8点差の序盤の大差も最後はヒヤヒヤの連続、今日こそはスッキリと勝ちたい...そんな願望。先発は勝利投手の権利を持って降板すると、救援陣がことごとく吹っ飛ばしてしまいまだ未勝利の西口と武田勝の立正大OB同士の投げ合い。西口とすれば後輩に貫録を見せつけたい。
立ち上がりから落ち着いた内容の投球で制球も安定し連続出塁を許さず、中盤の4,5回は連続で三凡に仕留めて遠路関東地方から遠征してきたライオンズファンを安心させる内容。打線は3回までは武田勝のノラリクラリの投球に完全に抑えられていたものの、4回先頭栗山の遊ゴロを今浪がエラー(今日は2失策)で出塁させ2死から中村のタイムリーで1安打で1点を先制。西口は前述したように点と取った直後の4回裏もベンチの監督や投手コーチの心配も無用!とばかりに安定した投球内容だった。
6回には2死無走者から中村、秋山の連続長短打の後に当たっているヘルマンの2点打が3連打となり、更に、四球と今浪の2つ目の失策で再度満塁となって原がフルカウントから2番手榊原の制球が乱れて押し出しの四球(今季2打点目)を際どく選んだ。続く、クリの「走者一掃打」を期待したが不発。
ハムは7回裏に4安打を集中させ1点差にまで詰め寄り昨日の再現かとハラハラさせられたが何とかリード保ったまま終盤に。最近失点が多い8回はウィリアムスが速球の連投で切り抜け、最終回は涌井が登板。先頭のスレッジを安打で出塁させ2死2塁で小谷野を迎える。嫌な予感も漂っていたが、小谷野が打った打球は一瞬「センター前同点打」とのハムファンの願いも虚しく、ナカジ決死の横っ跳びでこの打球を抑え満員に膨れ上がった函館のハムファンの大きな溜息が球場を包み、逆に左翼席のライオンズファンは関東から遠征してきた甲斐がありホッとしただろう。このダイビング・キャッチはタイムリー安打2本位の価値があるファインプレイだった。ライオンズファンは帰路のフライトは選手と同じ便での帰京となるのだろうか?そんな気がする。
これで交流戦前の順位がオリが敗れたので5位で終わり、次はDeNAと中日との対戦がビジターで組まれている。牧田、岸がDeNA戦、石井と西口が中日戦での先発だろう。
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