kintyre's Diary 新館

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映画『マイティ・ソー』を観て

2011-07-28 19:01:56 | アメリカ映画 2011

11-50.マイティ・ソー
■原題:Thor
■製作年・国:2011年
、アメリカ
■上映時間:115分

■字幕:川又勝利
■鑑賞日:7月23
日、新宿ミラノ3
■料金:1,800円

 
□監督:ケネス・ブラナー
□脚本:アシュリー・エドワード、ミラー&ザック・ステンツ、ドン・ペイン
□撮影監督:ハリス・ザンバーラウコス
□編集:ポール・ルベール
□美術:ボー・ウェルチ
□音楽:パトリック・ドイル
◆クリス・ヘムズワース(ソー)
◆ナタリー・ポートマン(ジェーン・フォスター)
◆トム・ヒドルストン(ロキ)
◆ステラン・スカルスガルド(セルヴィグ教授)
◆アンソニー・ホプキンス(オーディン)
◆浅野忠信(ホーガン)
◆コルム・フィオール(キング・ラウフェイ)
◆イドリス・エルバ(ヘイムダル)
◆レイ・スティーヴンソン(ヴォルスタッグ)
◆カット・デニングス(ダーシー・ルイス)
◆レネ・ルッソ(フリッガ)
◆ジョシュア・ダラス(ファンドラル)
◆クラーク・グレッグ(コールソン捜査官)
◆ジェイミー・アレクサンダー(シフ)
【この映画について】
1962年に発表され、約50年も人々に親しまれているアメリカン・コミックス「マイティ・ソー」が、英国人監督ケネス・ブラナーの手で映画化。自信過剰なヒーローが、縦横無尽に飛び回るアクション・エンターテインメント作品だが、親子の愛憎を描いたシェイクスピア劇のような趣も。
シェイクスピア俳優として知られるケネス・ブラナーの手腕が見事に発揮されている。主人公のソーを演じるのは、オーストラリア出身のクリス・ヘムズワース。その鍛え上げられた見事な肉体美と王子らしいジェントルな物腰で、ハートを鷲掴みにされる女性客も多いはず。日本人俳優・浅野忠信がソーの腹心の部下・ホーガン役で出演しているのにも注目して欲しい。他には
「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマン、「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンス。
(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
神の世界アスガルドの王オーディンの息子ソーは、選ばれた者しか持つことのできない伝説の武器“ムジョルニア”を手に、最強の戦士としてその力を誇っていた。しかし強すぎるあまりその傲慢さから、氷の巨人の世界へ身勝手に攻め込み、アスガルドを戦乱の危機に陥れる。
その行為に怒ったオーディンはソーの力とムジョルニアを奪い、地球へと追放する。地球の荒野で目覚めたソーは、天文学者ジェーンたちの乗った車に追突される。ジェーンたちはソーを病院へ連れていくが、ソーはそこでも暴れ出す。ソーは慣れない人間生活を送るが、ジェーンとの出会いによって人間の痛みや弱さを学び、彼女に心を奪われていく。

一方そのころ神の世界では、邪神ロキがアスガルド征服を狙い、陰謀を企てていた。ソーの護衛であったホーガン、ヴォルスタッグ、ファンドラルの三銃士は、国家の危機をソーに伝えるため地球へやってくる。しかしロキは、破壊者デストロイヤーというマシンをソーに向けて放っていた。さらに危機は、ジェーンにまで迫っていた。ソーは力を取り戻し、地球と神の世界を救うことができるのだろうか?

この映画は元々人気アメリカン・コミックが原作で、更に内容は北欧神話が原典であるのが特徴。神話であるものの、そこには親子間の葛藤や、兄弟間の権力争い、国家間の争いなどが散りばめられており、内容的には現代の世の中にも相通じるテーマであることが人気の秘密だろうか?
ここでは父王オーディンを名優アンソニー・ホプキンスが演じているが、彼はどんな役も自分のものにする現代の俳優の中では最高峰の演技力を誇り、彼がスクリーンに登場するだけで釘づけになるから不思議ですね。その父王の強大なパワーの源が「ムジョルニア」であり、息子ソーはその力を封じ込められ地球へと有無を言わさず追放される。
その間に王国内では弟ロキが台頭し、父王の跡継ぎとしての地位を固めようと着々と基礎を築こうとしていた。父王はそのパワーを使い果たすと暫くの間、長い睡眠を取ることでパワーが再度蘇る特徴があり、ロキはその隙を狙って王位継承を計っていた。ロキとソーは兄弟として育てられたが、この二人の間に血のつながりは無くロキは敵国から連れてこられたのだった。

ソーには彼を慕う側近が居て地球にきた。ソーの地球での落下地点がニューメキシコの砂漠であり、そこに科学者であるジェーンと良い関係になる。そもそも地球に追放されたソーが、その瞬間から英語を話すのは滑稽だが、ジェーンとの関係を築く部分は良いアクセントになっている。因みにジェーンを演じるのは「ブラック・スワン」でアカデミー主演女優賞を獲得したナタリー・ポートマンです。
ソーを追ってきた側近の三銃士の一人が浅野忠信演じるホーガンだが、この役どころは「無口」だが一度語り始めると国が彼の言葉に耳を傾けるという設定。日本人俳優のハリウッドでの役どころとしては無難な線だろう。
ソーはジェーンに心を許し始めるが、国での混乱を聞いたソーは国に戻ることを決意する。

ストーリー的にはこれで終わりますが、続編もありそうな展開なので、その時はそちらも観てみたい気がします。続編を匂わす根拠は、エンド・ロール中にサミュエル・L・ジャクソンが登場するシーンがあり、まるで続編の予告編のように感じました。エンド・ロールと同時にダッシュ帰るのは止めて最後まで観ましょう。



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