2013プロ野球観戦記録NO.3~WBC第2ラウンド
○日本 10 ー 6 オランダ×
チ ー ム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
オランダ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 6 |
日本 | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 10 |
【球場】
東京ドーム1塁側 B指定
【責任投手】
○大隣1勝
●ベルクマン1敗
【投手-捕手】
(蘭)ベルクマン、イセニア、パベレク、ヘエイステク、バレンティナ-リカルド、デクーバ
(日)大隣、沢村、田中、今村、森福、山口、涌井、牧田-炭谷、相川
【日本スタメン】
8長野(読売)
4松井(東北楽天)
6井端(中日)
D阿部(読売)
9糸井(オリックス)
3中田(北海道日本ハム)
7角中(千葉ロッテ)
2炭谷(埼玉西武)
5松田(福岡ソフトバンク)
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1大隣(福岡ソフトバンク)
1沢村(読売)
1田中(東北楽天)
1今村(広島東洋)
1森福(福岡ソフトバンク)
1山口(読売)
1涌井(埼玉西武)
1牧田(埼玉西武)
【観戦評】
第2ラウンドの順位決定戦は一昨日と同じオランダとの対戦。オランダは初戦でキューバを破り日本との対戦でコールド負けし、敗者復活戦で台湾にコールド勝利したキューバと再びオランダが激突。得点を取ったり取られたりの大接戦でオランダがサヨナラ勝利を収めた結果、日本とオランダが準決勝進出を決めた。今日の対戦で1、2位が決まり、1位通過となるとB組2位チームとの対戦が待っている。
キューバがオランダに連敗して敗退するとは予想外だった。オランダと日本の試合を観て、何でキューバが負けたのか理解出来なかった。オランダの特徴はバレンティン(東京ヤクルト)やジョーンズ(東北楽天)の長打力で、投手陣としても要警戒だが、日本の投手の制球は良いので心配はしていませんでした。
試合の方は2回に日本が阿部の2本の本塁打と長野の2塁打等で8点を奪い、スタンドはお祭り騒ぎで「今日もコールド勝ち」のムードが充満。
所が、この後、日本打線は淡白な攻撃ばかりで後が続かなかった。オランダ打線は1回に先頭打者が本塁打を放ったものの、その後は日本投手陣の細かい継投に追加点を阻まれていたが、終盤の7,8回に一時は2点差まで詰め寄ったものの、日本は8回に再び長野の2点打で加点し、最終回は守護神牧田が無失点に抑えて10-6で勝利。
この結果、日本は1位で準決勝進出が決定した。オランダは初の準決勝進出。
この第2ラウンドの3試合を全て観戦したけど、やはり、初戦の台湾戦での劇的な勝利が全てだった。大会MVPに輝いた井端は当初は控えの立場だったが、今では2番とか3番で起用されるまでになった。4番の阿部は怪我の影響で第1ラウンドは不調だったが、オランダ戦では復調し今日の2本塁打は阿部らしかった。
投手陣は前田には安定感があるものの、田中はまだ本調子とは言えない投球で安定感に欠けているが彼への期待は大きいだけに復調が待たれる。救援陣は抑えの牧田に繋ぐパターンが構築出来ていないのが心配の種だ。特に内海、今村、森福は難しい局面での起用は難しそうだ。
これで日本は直ちに渡米して2試合の練習試合を挟んでサンフランシスコでの準決勝に臨む。東京ドームでの声援を自信にして、アメリカでも力を発揮して3連覇を目指して頑張って下さい。
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