「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

弘前のKちゃんが待ちに待った自力排泄へ、両親の奮闘で明るい兆しが

2017年06月04日 | 指圧の活動

 たいへん報告が遅くなりましたが、嬉しいニュースなのでぜひお知らせしたいと思います。 

 ゴールデンウィークを利用して、弘前のKちゃんがお母さんと一緒に来院しました。去年11月以来です。いつも12日で来ます。そしてその日の夕方と翌朝の2回指圧を受けるのですが、今回で4回目の来院ですから合計8回、全身の基本指圧を受けたことになります。
 そのほか家庭での圧し方を勉強して、実践に生かしているお母さんの奮闘も大きいと思います。 

 来院前の報告ファクスで、「数日前ですが、自力排便・排尿が、できました」 というのです。嬉しくて即電話し、状態を聞きました。Kちゃんは二分脊椎症です。初めての自力排泄ですから1回にかなり時間がかかるようですが、ここまでくれば焦ることはありません。
 以前と同じく、12日で治療を受けたいということでした。Kちゃんがどれぐらいよくなったか、会うのがとても楽しみでした。 

 前回まではお父さんの運転で、お母さんとKちゃん、弟クンの一家4人が乗り夜通し走って来ました。子供を思う親心には胸を打たれます。今回は、お母さんとKちゃんの2人が新幹線でやって来ました。
 実は以前からほしがっていた犬をやっと飼ったのです。まだ仔犬なので家を空けることができません。やむなく弟クンとお父さんはお留守番になりました。やって来たお母さんは開口一番、「新幹線は楽でした」。 

 Kちゃんの体調は、確実に変化し始めて来たのが、一目で分かりました。表情が、一変していました。顔がいっそう可愛らしくなっているのです。 お母さんも「目が変わったかな?」と。
 もともと明るい家族の印象を受けていましたが、いちばん気がかりだったことに解決の兆しが見え始めて、本当によかったと思います。もうひと頑張りです。夏休みが目の前です。お母さんの頑張りに期待して、またのいい報告を待っています。

Kちゃんの施術中です


翌朝の指圧を終えてバイバイ


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