― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

真夜中 温泉へ

2015-05-10 | 孫・家族 に関するお話

先日の真夜中、チッチ(娘)
 「今からUG君と 温泉 に行くけど一緒に行かない?」 と言いました。
 「えっ 温泉!?」
 「今から?!?」
驚いたら、
家から車で 15分くらいで行ける 銭湯 のようでした。
 「だけど 天然温泉 なんだって!」
それにしたって あまりの唐突さに、
 「なんでそんなに急な話になるわけ!?」 というと、
 「こっちも たった今 決めたんだもん!
          別に そのまま行けばいいだけじゃん!」 と気楽なもの。
 「まぁね、夜中だし、誰も見ていない、誰も気にしていない ... だろうけどね!」
そんな夜中に急に出かけることなんて ... 、
          出産など 家族に何かあった時くらいしかない。
  〔 2人で行ってもいいのに 声をかけてくれたんだし …
               たまには変わったことをするのもいいかな! 〕
ちょっと迷ったけれど 行くことにしました。
そうは云っても急なこと。                          
何を持って行ったらいいのかで 戸惑います。
ただ、こだわりさえしなければ タオルとバスタオル、着替えがあれば何とかなるもの。
化粧水をプラスした程度で、ササッと準備を済ませて出かけました。
国道に面 した その銭湯は 派手な看板が光っていて目立ちました。   
  〔 こんな所にあったなんて、まったく気づかなかったぁ~! 〕
考えてみれば この辺りはあまり通らないし、気にしてもいなかった。
だいいち 通ったとしても昼間だから ネオンも光っていなかったのでしょう。
この時 もうすっかり入る気満々の私は 〔 近くてよかった! 〕 なんて思っていました。
ところが 我が家の方向から行くと この辺りにはしっかりとした中央分離帯があって
すぐに曲がることが出来ず ...  スーッと通過!
  〔 どこまで行くの~! 〕 と思うほど先まで行ってから 方向転換することとなって
それでなくても遅い時間なのに さらに時間がかかってしまいました。
やっと駐車場に車を停め、いよいよ中へ …。            
自動ドアが開くと すぐに上がり場があり ロッカーがズラリ。
靴を納め鍵を持って階段を上がると 小さな休憩所兼飲食コーナーがありました。
ここでは お風呂上がりの方達が ビールを飲んだり食事を したりしていて
その対面に受付がありました。
  〔 あそこに行って <大人> って言えばいいんだよね!? 〕
あとは受付の方が何か言ってくれるだろう と思っていました。
ところが、
ここは 自動販売機でチケットを購入する方式 になっていて 困惑~!

        〔 今は 銭湯 でさえ こんなことになってるんだ~! 〕
      近年 ラーメン屋さんなどの食事処で 自販機を置いてあるお店が多くなっているそうですが、
      慣れないと どうしていいのか迷ったり焦ったりしてしまいそうなので好きではない私です。
      以前 チッチが連れて行ってくれた 安価なステーキ屋さんでも
      後続がいたので迷っている暇さえなくて、同じものを選んでいた。
      美味しいから と連れて行ってく れたんだから それでも間違いはないのでしょうけれど、
      席に着いてから好きに選ぶのと違って 焦ってドキドキしてしまうので 苦手意識が拭えない。
      ここは チッチ達も初めてだったとみえて どういうシステムになっているのかさえわからず
      左上から順番に全確認。 そんな時 後ろに並ばれて ドキドキ!
      どうせなら サウナにも入ってみたいと思いながら 入浴ボタン を押 していました。
      ちなみに、入浴料金は 一般より少し高いようで
         大人(中学生以上) 470円、 サウナ 100円、 小学生 200円、 幼児 100円
         となっていました。  温泉 だからなのかもね~!

                (今年4月の東京都の調査によると、 一般的には
                        大人 460円、 小学生 180円、 小学生未満 80円 のようです。)

UG君とは1時間半後に休憩コーナーで待ち合わせることにして 中へ …。    

       「こんな時間になったら 男性ばかりで女の人なんていないんじゃないの!?」
      そんな話を しながら 女湯の暖簾を潜ったら ... と~んでもない誤解!
      若者だけでなく 高齢の方達も いっぱいいらして 驚かされました。
       「いくら近いにしたって 今は真夜中よ!
               この人達の生活パターン って どうなってるんだろうね!?」
      初めての経験から 思わず口に出た疑問でしたが、
       「そういえば 今は自分達も 同じようなもんだよね!」
      他人から見れば 同類でしょう。  すぐに気付いて 苦笑!


中は それほど広くはありませんでした。
          (そう思ったのは 温泉 という言葉のせいだったのかも しれません。)
それでも 小さい頃に行ったことのある 銭湯 を思い出せば その倍くらいはあり、
露天風呂も完備 していて サウナも あるのだから
銭湯 と考えれば きっと大きいほうなのでしょう。

      銭湯 って ホントに小さな頃にしか行ったことがなかったみたい!
      確かに 富士山のタイル絵があったり、菖蒲湯に入ったり、上がってから瓶の牛乳を
      飲むのが楽しみだったり、小さな丸桶が床タイルとぶつかった時に出る響き音が好き
      だった なんて記憶はあるのだけれど 中学くらいになると すっかり行かなくなった。
      顔見知りに会うのが恥ずかしいという意識が芽生え始めたからなんでしょうね。
      それ以後 お風呂が壊れることでもない限り、外で入るのは 旅先で入る 温泉 くらいに
      なっていた。  そして その温泉は どこも広かった。
      だから自宅のお風呂から見たら広~いはずの この銭湯 でさえ狭く感 じてしまった!
      <温泉は広い!> という変な先入観 による 錯覚 といったところで しょうか。
      近年の温泉は女性の利用者が増えているので 男性のほうより浴室が広いなんてことも
      あるようで 昔とは逆転!  朝と夜で男女が入れ替わるのは もう定番のことのようです。


ほとんどを 露天風呂で過ごした我々ふたり。     
室内は人が多かったこともあったけれど、
 顔に風を感 じること、
 温泉 で温まり 外気で冷ます という温度調節を自分なりに出来ること、
その快適さが たまらなかったから ... でした。
      私は 行ったことがないのだけれど         
      スーパー銭湯やスパのような所なら 露天風呂は普通にあるんでしょうね。
      露天風呂があれば とりあえずは入ってみたくなるもの。
      多少狭くても 外が見えなくても、国道に面 していたって (見えないし うるさくはないし …)
      混んでいる室内よりは 開放的で気持ちがいい~!


約束の時間 10分前に上がって 着替え、待ち合わせ場所へ …。

      更衣室は 扇風機が回っていなくて ムンムン状態!
      暑くて着替える気にもならないようでした。
      髪も濡れた状態、頭にタオルを巻いたまま 早々に抜け出して休憩所に行くと
      UG君はもう出て来て牛乳を飲んでいました。
       [ お風呂上がりには 瓶の牛乳! ]
      昔から [ 映画館に行ったら コーラとポップコーン ] というように 自分なりの定番が
      あったものだけど、〔 そういうのって みんなあるのかな? 〕  ふと思いました。
      もちろん 私とチッチも買いには行きましたが、パックのジュース類に交じって
      牛乳、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳まで自販機で売られていて ちょっとがっかり!
      瓶に入った牛乳は、やっぱり 売店のおばちゃんに蓋を開けてもらいたかったな~!


少し休んでから帰宅。
戸惑うこともあったけれど、
思いがけない体験は けっこう楽しいものでした。

      なお、若者二人は 私を降ろすと そのまま群馬へと遊びに出かけました。
      目一杯遊びたいから道が空いている夜間のうちに ... というのもわかるけど、若いわね~!
      まぁ車を運転する人には リラックスと眠気覚まし、 効果は大いにありそうです。


   ちなみに、
   ここの湯は 地下約200mより湧き出す ラジウム温泉 で、
   神経痛、五十肩、慢性消化器病、肌荒れなど、さまざまな効果があるんだそうです。
   確かに 黒湯 は 浸かっている時から お肌 しっとり!
   毎日入ることが出来たなら 今よりかなり若返っちゃうかも しれません。
   たまにでもいいから入りに来たいところです。


お風呂っていいわよね~!

お肌がきれいになる温泉なら もっといい!

癒されて心も健康になります。


                          ※ なお、今回 関連歌の掲載がないことにつきましては
                                                 こちら で ご覧ください。)



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