トラの走る速度は 一般的に時速50~60キロ。
最速では80kmと言われているようです。
人と比べたら めちゃめちゃ速いのに、
それでも足りないくらい速く 1年が走り去って行きました。
そんな中でも 振り返ってみれば 大きな出来事も多々ありました。
1月・新型コロナ感染1万人超。
これまでにないペースで「オミクロン株」の感染が拡大。
2月・北京での冬季オリンピック (2月4日~2月20日)・パラリンピック (3月4日~3月13日)
・ロシアのウクライナ侵攻が始まる。 (2月25日)
・日本中で食品や日用品食品、ガソリンなどの値上げ。
4月・成人年齢が20歳から18歳に引き下げられる。
・23日、知床遊覧船 KAZU I 沈没。
乗員・乗客合わせて26名が死亡または行方不明に…。
7月・8日、奈良で街頭応援演説中に安倍晋三元首相が銃撃され急逝。
犯人の自供などから統一教会問題が浮上。
9月・8日に亡くなられたエリザベス女王 (96歳)。
・女王の国葬 (9月19日) と 強行した安倍氏の国葬 (9月27日) に
国民の気持ちの差を感じました。
7月の調査で「評価する」が49% 「評価しない」が38%だったものが
9月には「評価する」が32% 「評価しない」が57%と逆転して差が開き、
説明の不十分さに疑問をもった人は72%にも及んだとか。
国葬でなければこんなにまで批判されることもなかったでしょうに、
国民の意見を無視しての強行が自民党の支持率低下に繋がりました。
10月・20日、円相場が一時 1ドル=150円台まで値下がりし、32年ぶりの円安水準更新。
・29日夜 韓国のソウル梨泰院でハロウィン雑踏事故発生。
圧死などにより 日本人二人を含む158人が死亡。
11月~12月
・11月8日に全国各地で見られた皆既月食。
1580年以来442年ぶりに皆既月食と惑星食が見られたことも大きな話題になりました。
・FIFA ワールドカップ(W杯)カタール大会 開催。(22回目)
新型コロナウィルス は
今年も終息を見ることは出来ないまま終わりました。
それでも今年は 東京都や大阪など18都道府県に適用されていた まん延防止等
重点措置が解除され、飲食店の営業時間の短縮が解除されるなど、全国で
制限の解除や自粛緩和が進められていき、外出や旅行がしやすくなりました。
とはいえ マスクを外すまでには至らず、外に出る時には必ず着用!
身近でも感染者が出たことなどからも感じたように 感染拡大も懸念され、
最後まで油断大敵と思われた一年となりました。
12月1日に発表された 新語・流行語大賞。
今年は「 村神様」 だったようでした。
野球は 高校野球を見るくらいといった程度の私としては
流行っていたどころか この言葉を誰かが口にしていたのを聞いた印象がない。
年々 ノミネートされる 30の言葉 に 知らないものが増えていき、
取り残されていく感が否めない。
それにしても これらの言葉を全部わかっている人って若い人?
それとも世情に詳しい人?
毎年 疑問が回収されることなく その年が終わって行きます。
12月12日に発表された 今年の漢字 は
なんと「戦」 でした。
この言葉から連想するのは やはり ロシアによるウクライナ侵攻 ですが
戦争 という意外に スポーツでの 熱戦 や 挑戦、あるいは 円安・物価高による
生活上での戦い という意味合いも含まれるということのようです。
それでも 戦 という言葉が今年の漢字となることには ちょっと違和感が残り、
もうちょっと他の漢字はなかったのかな? と 思ってしまいました。
毎年 いい字を一字は覚えてほしい という願いを込めて 漢字の日に選ぶように
なったという 今年の漢字。
<戦>って いい字? 疑問は感じてしまいます。
今年の締めくくり、紅白歌合戦 は どうなのかな?
近年、若者に寄り過ぎてやしませんか? と言われるようになった 紅白。
その前あたりでは 年寄り向けの出し物ばかりのように云われた時期もありました。
今は問題になるのでそこまでは出来ないと思いますが、昔は テレビで見る
金融取り立て屋のように見えた NHKに加入させようとする人の言動。
お隣りのアパートの玄関付近からも その人の声だけが聞こえて来ていましたし、
実際 私も経験したことがあって 恐怖を感じたことを思い出します。
〔これを上の人は知っているのか?〕
〔知っていたとしても知っているとは絶対に言えないだろうな!〕
〔たぶん厳しいノルマなんかもあったんだろうな!〕
そんな風に思ったこともありました。
そんなことをしてまで全世帯加入を目指して集める受信料。
それなのに 国民的番組と言われて来た 紅白が こんなに偏ったものでいいの?
しかも 一年を締めくくる日本を代表するお祭り的番組と言われながら
なぜ今年は K-POPグループを5組も出場させるのか? 意味が分からず、
日本人は歌詞の中に英語などを入れることがカッコいいように思っていて
自国の言葉を大事にしない。そう言われていたことを思い出しました。
頑張って来た自国の歌手を5組も削ってまで国外のグループを入れて開催する
日本の国民的年末祭。 なんとも納得のいかない気はします。
昔、始まる前までにやることを終わらせて テレビの前に集合しようと頑張った
あのワクワクした気持ちも 今や懐かしい思い出。
選ばれた方々に対して文句を言うつもりはありませんが
もう少し 各世代平等に 上手に混ぜ合わせればいいのにとは思います。
誰が考えてもそう思うようなことが論じられない態勢がいつまで続くのか?
このままでは 番組自体が消滅してしまわないのか? 心配になりながらも
今年の紅白は たぶん見ない で過ぎて行きそうです。
今年もまた 体力 気力ともに低下は続き、
トラのごとき俊敏さもないまま ボヤーッとしている
いつもの ― 歌・種・記・文 ― でした。
寅年 には
「初」とか「新」という漢字がつくような出来事が多くあったということで
何か新しいことが始まる年 になるのではないかという期待がありましたが、
蓋を開けてみたら 大きな事故や事件があったり戦争が始まったりと
暗いニュースが多かったように思います。
それでも スポーツでは大躍進で楽しませていただきました。
特に、暗いばかりで終わりたくないという思いに
ワールドカップの貢献は大きかった。
継続が決まった森保監督への期待と共に
厳しさが続くと思われる今後も 私なりの前進を…!
覗きに来ていただきましてありがとうございました。
来年こそは 暗い世相が一新されて いい年 に なりますように!
みなさまも 健康に配慮して 良いお年を お迎えください。
お読みいただきましてありがとうございます
ランキング投票にご協力いただければ幸いです。
にほんブログ村
イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
「イラストレイン」