― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

向き合えば みんな主役

2021-04-02 | 季節・時期 に関するお話
 
       先月の28日はかなり強い雨が降り、夜になるほど風が強まって
       大荒れだった 一週間前を彷彿とさせました。
       そして 翌日はまた 暖かい陽射しの穏やかな一日。
       そこからは気温も上がり、外が気持ちいいと感じる日が続いています。
       我が家のことで云えば、
       あの大雨の日、久しぶりにベランダに敷いていた断熱材をどけて
       人工芝の汚れを洗い流したため 緑の彩度も上がった感 じ!
       破壊魔ちゃんたちの気持ち良さのレベルも ちょっと上がったように見えました。 

「空気が澄んだ日のきれいなベランダ。 気持ちもすがすが しくなるわね~!」

「やっぱり外は気持ちいい!」   もうすぐ この断熱材もいらなくなるわね。 

強雨のシャワーで洗い流 して 強い陽射しで完全乾燥させたら
きれいなベランダに更新されて スッキリ さわやか シャキーン!






この時期 目がいくのは やっぱり
堂々たる主役です。
だけど、主役 じゃなくたって 向き合ってみれば
充分 華やかなもの、地味でも 心惹かれるもの
いろいろ見えてくるものです。


野ざらし状態で ドライフラワーになった <アジサイ>さん。
身を寄せる物が何もない中で 最悪の天候が何度あったかを考えたら
次のシーズンまで このままのたたずまいで存在 し続けるだろうことに感動!


赤も白も、勝ち負けなく 素敵な <ツバキ>さんです。


風車みたいな <ツルニチニチソウ>。
冬眠から目覚めてすぐお仕事を始める アリさんも凄いです。


葉の形が カジノキ に似ていて キイチゴ類 としては珍しく棘のない <カジイチゴ>。
6月頃に実る オレンジ色の果実
(食用)も ぜひ見に行きたいものです。


年季の入った大木。  それでも なお 春には顔を出す 新芽 に 感動 します。


穴が開き 苔むした古木。   それでも レース編みみたいなコケでオシャレすることを忘れない。


ドングリを割ろうと 何度も挑戦する姿が 可愛い 土鳩さん。



ヒイラギのような刺をもち、ナンテンのように複葉で 実の付きかたも似ている <ヒイラギナンテン>。
美味しい蜜が取れるのか、体にいっぱい花粉をつけて お仕事に熱中している蜂さんも愛らしい。


時々内緒で餌を撒いているご老人。  水鳥・鯉・鳩、みんな集まってるからバレてますけどね!


いずれは緑の雑草で生い茂る この場所 に ちょこんと咲いた <スミレ>ちゃん。
雑草は とかく疎まれる存在だけど、何が生えるか 宝探 しみたいな この場所が好きです。


細い枝いっぱいに4弁の黄色い花を密に咲かせる <レンギョウ>。
黄色く染まる枝ぶりもいいけれど、新芽が出始める頃の若草色との対比も美しい。


ちょっと下向きに咲く 控えめな <クリスマスローズ>。
名前の魅力もあって人気は高いようだけれど 名前の割には地味な印象も受けます。
それでも やっぱり素敵!  色や形が豊富な品種だから 違いを見比べるのも楽しそうです。


日本原産の <コブシ>。 モクレンとの違いは、花弁が 長く薄く しなやかなため 開くこと。 
白しかなく あらゆる向きで咲くことも見分けるポイントとなっています。
モクレンより ちょっと小ぶりで可愛い感 じだけれど どちらもその清楚さが好きです。


水量が少なく 何かの設備が見えていました。 これもなかなか見られない光景です。



葉脈がよく見える薄くて切れ込みの深い 若草色の鋸葉、
しおれたサクランボのような花、 くるんと撒いたガク(?)。
風に揺れる <アオシダレモミジ> の爽やかさについ引き寄せられ、
色の対比や それぞれの形のユニークさ に魅入ってしまいます。
よく似合う水辺 に風流さも感 じながら、暖かくなってきたこともあって この涼やかさに癒される。
秋までの間の葉色の変化も 気にしていたいと思います。


葉を傷つけるとニラやネギのような匂いがする <ハナニラ> は あちこちで見かけるお花。
繁殖が旺盛なため群生し ニラと間違えて食べてしまう人もいるらしいけれど、有毒!
身近な中にも危険はあるので 知らないと、安易に考えると、怖いです。
植物は静かに観賞するのが 一番です。


何気ない景色も大きな癒 しです。


群生していないと見逃 してしまいそうなほど控えめな <タチツボスミレ>。
昔見たスミレは もっと紫色っぽかったのに 最近見かけるのは青っぽい色合いのものばかり!
ちょっと寂 しい気はしますが、可憐さは ずーっと変わっていません。



はっきりした名前はわからないけれど、よく見かける アオキ科の植物。
よくよく見ると 小さな赤いお花が咲いていて、その花弁は 4枚のものと5枚のものが混在!
この差は何?  とても不思議 に思えました。
近くで見ないとわからない 線香花火みたいな癒 し系です。


昔はご近所のお庭などでよく見かけた 八重咲の <ヤマブキ>。
最近では 一重咲きの野生ものしか見かけなくなりましたが、この山吹色も癒 しです。


花弁 5枚、花径 3~4cm の こんなに大きなお花が咲いていればわかりやすいけれど、
葉だけの時は マメ科のクローバーと間違われることもあるという <オオキバナカタバミ>。
家畜にとっては有毒らしいけれど、定着すると 根絶やしにするのは大変とのこと。
けれど この花が好きで残 しておく人も多いと知って ちょっとホッとしています。




桜は 咲く前は雨や風には強いと聞きますが、
咲いてしまった後は めっぽう弱いらしいので
強い風雨が吹き荒れた 28日で
かなり散ってしまったのではないかと心配 しています。
だけど、見てあげてほしいお花たちはまだまだいっぱい!
ここに載せたのは ほんの一部だけれど 興味を持って眺めれば みんな主役級です。

 
春になると景色も華やかになってくるので
お散歩をしていても 気持ちが少し明るくなれます。
虫さん達のように 人も早く活動的になれるといいなー!


                                     お読みいただきましてありがとうございます。
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