そのしわ寄せが 次に投稿 しようと思っていた分におよび、
かなり滞ってしまいました。
だけど その前に載せておきたいものがありました。
たまに買い物に行くお店への道すがら、珍しいお花を見つけました。
それも どこかのお宅のお庭の中 というわけではなく、細い道の脇のあたり。
とはいえ お家の塀に沿って ４０ｃｍ幅 ほどの囲みがあるので そのお宅で植えた
ものであることに間違いはなさそうです。 けれども 何とも無造作な感 じ！
それでも 地味で無機質なブロック塀が かえってこのお花を際立たせているように
見えて目を奪われてしまいました。
わー 珍 しいお花！ (５月３日）
なんだか変わった形だけど きれい！ 色やお花の付きかたは 額アジサイっぽくも見える？
茎が長くて 傘 のようです。
つぼみの横の 白い爪 みたいなのが 気になります。
中心の まだつぼみの部分は 出っ張りの大きいものと そうでもないものが あるの？
３日後、気になって見に行ったら もう下のほうのお花が枯れてきていました。 (５月６日）
お花はブルー、つぼみと枯れたお花は パープルブルー。
よく見たら、曲芸的なポーズでお花の蜜を収集中（？）の ありんこさんが いました。
下のほうから順 に咲いて行くけど、上のつぼみはなかなか咲かないみたい！
枯れてくると ユリの花 みたいな形 になるのね。
１週間 経ったら、全部 咲き終わって 枯れかかっていました。 (５月１３日）
それから１０日あまり経つと、実のようなものができていました。 (５月２４日）
半月経ったら、葉っぱだけが残って 地面にペッタリ張り付いていました。 （６月１０日）
調べたところ、
この植物の名前は シラー ・ ペルビアナ。
和名は オオツルボ （大蔓穂） というそうです。
キジカクシ目 キジカクシ科 ツルボ亜科 ツルボ属 の 多年草。
Scilla は ギリシャ語の skyllo が語源 で、「有害」 と言う意味。
地下茎部分が有毒 であることから付いたのではないかと思われます。
また perbiana は 「ペルー産の」 と言う意味だそうです。
原産地は 地中海沿岸の南ヨーロッパ、北アフリカ など。
開花時期は ４月中ごろ～６月中ごろ。
草丈は ２０～４０ｃｍ、花茎の先に直径２ｃｍほどの星型の小花を 傘状につけ、
花色は 濃いブルーや 白で、花は下のほうから咲き始める。
つぼみは楕円形で 上に向かって密集 し、トウモロコシっぽいような形。
葉は線形で、地際から花茎を伸 し、穂状に たくさんの花を咲かせる。
本来はチューリップのように 球根を掘り出 し 乾燥させないように貯蔵するが、
寒さに強く 丈夫で育てやすいため 環境が合えば 植えっぱなしでもよく育つ。
球根の大きさは ５ｃｍほどで 洋なし型。 分球により増やすことができるそうで、
乾燥 した地面に適 し、地植えのほか 鉢植えでも 栽培できるそうです。
気づくのが遅くて
今年は もうお花が咲いている状態からしか見れなかったから
来年は 葉が出てくるところから しっかり見てみたいな と思ってます。
鉢植えでも大丈夫 って書いてあったので
球根が手に入るなら ベランダで育ててみたい気も します。
そしたら しっかり観察できそうだものね！
球根が手に入ったら 植えてみたいけど、
少なくともこの場所では きっと 来年も楽しめそうで 楽しみ！
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