― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

亥年、新年のごあいさつ

2019-01-10 | ごあいさつ 等


毎度毎度の 遅いごあいさつ!


平成 31

       今年の 干支(十二支) は  です


十二支中 人との縁や繋がりが最も強い さんから
人間からは 厄介者扱いされることの多い さんへの バトンタッチ。
あんまり器用なイメージはなく、警戒心が強くて神経質。
何といっても 猪突猛進
そんなひと言で表現されてしまいがちなのが さんのイメージです。
今年は 何かを突き詰めていくのがいいのでしょうか?
仕事? 恋愛? 趣味?
ひとつに限らなくても 信じた道を まっしぐら!
そんな思いでいけたらいいのかもしれません。



       (いのしし)
       「(門の中に亥) という字から来ている とされ、
      音読みで 「ガイ」、「カイ」、「コク」、「ゲ」、 訓読みでは 「しめる」 と読み、
      「とざす」 という意味があることから
       草木など植物の生命力がその内に閉じ込められている状態 を表している
      と されているようです。

亥の刻> は 24時制の 20時を中心とする 前後 約2時間 21時~23時)。 
   午前0時を中心と した 23時~1時に 十二支の 「子」 を割り当てたため、
   12番目の 「亥」 は 午後の9時~11時となります。   正刻の鐘 は 夜四つ
亥の月> は 旧暦10月 (太陽暦では 11月頃)。                 
   古代中国では、冬至を含む月(陰暦の11月)が年初 とされ、
   「子」 が割り当てられたため、「亥」 は 10月に当たるそうです。

方角> としての 「亥」 は 北北西。                          
    正しくは 北北西微西:北基準右廻り330°の方角 にあたるそうです。


干支 (えと) > とは、十干十二支 (じっかん じゅうにし) の略で、           
                               <十> と <十二> を組み合わせたもの。
  ☆ <> は
     「甲 ・ 乙 ・ 丙 ・ 丁 ・ 戊 ・ ・ 庚 ・ 辛 ・ 壬 ・ 癸 」 の10種類の漢字からなる。
     <陰陽五行説> に基づいて 万物の元となり天運を表す 「 木 ・ 火 ・ ・ 金 ・ 水 」
     の五行 に 「陽 ・ 」 を 一対 として配置。
     「陽」 は、 「兄(姉)」 を意味 し、 「え」 と読ませて、 「剛」 を表わす。
     「」 は、 「(妹)」 を意味 し、 「」 と読ませて、 「柔」 を表わす。
       十干の訓読みは、
               き の え (木の兄/甲)  ・ き の と (木の弟/乙)
               ひ の え (火の兄/丙)  ・ ひ の と (火の弟/丁)
               つちのえ (土の兄/戊)  ・ つちのと
               か の え (金の兄/庚) ・ か の と (金の弟/辛)
               みずのえ (水の兄/壬) ・ みずのと (水の弟/癸)

     今年の十干 となります。  <干支> は、等級区別 に使われる。


  ☆ <十二> は
     「子 ・ 丑 ・ 寅 ・ 卯 ・ 辰 ・ 巳 ・ 午 ・ 未 ・ 申 ・ 酉 ・ 戌 ・ 」 の12種類の漢字からなる。
     <陰陽五行説> に基づいて これにも 「 木 ・ 火 ・ 土 ・ 金 ・ 」 を 四季 として配置。
     その際 「木」 が <春>、 「火」 が <夏>、 「金」 が <秋>、 「水」 が <冬>、
     そして 「土」 は 各季節の最後の月にあたり、<季節の変わり目> を表す。
     また、「陽 ・ 」 は、<子>から始まって 奇数番目が陽、偶数番目は陰となる。
       十干に四季を配置すると、
               春 … 寅 (木/一月)    ・ 卯 (木/二月)   ・ 辰 (土/三月)
               夏 … 巳 (火/四月)    ・ 午 (火/五月)   ・ 未 (土/六月)
               秋 … 申 (金/七月)    ・ 酉 (金/八月)   ・ 戌 (土/九月)
               冬 …  十月  ・ 子 (水/十一月)  ・ 丑 (土/十二月)

     今年の十二支 となります。  <十二支> は、年・月・方角・時間を表わす。


  十干十二支、<五行の互いの関係> は
     その組合せによって 吉凶 を占うことができるとされているようです。
     五行の互いの関係 には
     「相生 ・ 相剋相克) ・ 比和 ・ 相乗 ・ 相侮」 という性質が付与されていて、
     「比和」 意外の4つ には、それぞれに さらなる分類があるそうです。
     ちなみに、今年は 土剋水 となるそうです。

               相 生 (順送りに相手を生み出して行く、陽の関係。)
                    木生火 ・ 火生土 ・ 土生金 ・ 金生水 ・ 水生木
              相 剋 (相手を打ち滅ぼして行く、陰 の関係。)
                    木剋土 ・ 土剋水 ・ 水剋火 ・ 火剋金 ・ 金剋木
                   (木は土の養分を奪い、土は水を濁 し、水は火を消 し、火は金を溶かし、
                    金は木を切り倒す。 天地の平衡が失われるため 凶 とされる。)

               比 和 (同じ気が重なると、その気は盛んになる。 その結果が良い場合には
                    ますます良く、悪い場合には ますます悪くなる。)

               相 乗 (乗とは陵辱する、相剋が度を過ぎて過剰になったもの。)
                    木乗土 ・ 土乗水 ・ 水乗火   ・ 火乗金 ・ 金乗木 ・ 
                    土虚木乗 ・ 水虚土乗 ・ 火虚水乗 ・ 金虚火乗 ・ 木虚金乗

               相 侮 (侮とは侮る、相剋の反対で、反剋する関係にある。)
                    木侮金 ・ 金侮火 ・ 火侮水 ・ 水侮土 ・ 土侮木 ・ 
                    火虚金侮 ・ 水虚火侮 ・ 土虚水侮 ・ 木虚土侮 ・ 金虚木侮

     繁栄 したものを統制することを意味する十干の 「 (「土」の性質) と、
     生命が閉じ込められている状態を意味する十二支の 「(「水」の性質) が、
     「相剋」 という 相性の良くない関係によって 片方がもう片方を凌駕 しようとする。
     中でも 「土剋水」 は 「」 が 「」 を押さえつける という意味を持ち、
     土は 水を濁し、吸い取り、せき止めて流れを制御するなどの災いを与える とされる。


  ☆ <干支> の組み合わせは 60通り
今年は 36番目己亥つちのとい ・ きがい)。
     この年は 「成長を終えて整った状態の草木 が エネルギーが閉 じこもった状態の種子 を
            押さえつけようとする年」 と云われているようです。
( 何度調べても わかり難 くて難 しい! )

 * 近年、
   町中でも見かけるようになったとか 誰かを傷つけたとか、
   ニュースになることも多い
  鯨偶蹄目 (げいぐうていもく)イノシシ科イノシシ属 に分類される 哺乳類 の一種。
     鯨偶蹄目 とは、遺伝子手法で明らかになった 旧偶蹄目 (ウシ目)クジラ目 からなる
     新しい目 なんだそうですが、こだわって調べると大ごとになりそうなので止めておきます。

   ブタの原種 であるとされ、「イノシシ を家畜化 したものが ブタ」 であると云われますが、
   日本列島では すでに縄文時代には "イノシシ の飼養" が行われていたらしく、弥生時代に
   アジア大陸から 家畜化されて持ち込まれたのが ブタ であると考えられているようです。
   なお、日本で 「イノシシ」 を表す 「」 という漢字は、中国では 「ブタ」 を意味するそうです。

 * イノシシの肉は 最近では ジビエ と呼ばれて持て囃されている傾向 にあり、イノシシ牧場まで
   でき、「ブタイノシシを 交配させた イノブタ (猪豚)」 を 飼育 している所まであるそうです。
       〔 そうなると ジビエ とは呼べないんじゃないの? 〕
     ジビエ とは、狩猟で得た 天然の野生鳥獣の食肉 を 意味する フランス語 で、
     "狩猟肉" として "畜産" との対比 として使われることが多い とされています。
     元は ヨーロッパ貴族の伝統料理で使われる 上流階級の口にしか入らないほど
     貴重な高級食材。  尊い生命を奪う代わりに 全ての部位を 余すことなく使い、
     命に感謝を捧げようという精神が流れているそうで、引き締まって脂肪が少ない
     肉は 栄養価も高い とのこと。
     ちなみに、日本の狩猟解禁は 11月15日~2月15日 の 3ヶ月のみ。
     生命力に溢れた 冬季限定のごちそう とされているようです。
     近年では、ジビエ 料理 が 流行り、供給が安定 しなかったり 入手困難 で 高価に
     なってしまう といった理由で、ハンターが生きたまま捕獲 した後に餌付けを したり、
     飼育 してから 一定期間 野に放つ といった "半野生" と呼ばれるケースも増えて
     きているようです。  ただし、ジビエ を "珍味" と称 して 生食するのは、感染症 や
     肝炎、寄生虫 の リスクがあって 大変危険 とのことです。


 * 古い大和言葉 では のことを 「(イ)」 と呼び、 肉 は 「シシ」 と呼ばれていたそうです。
   だから 語源 は 「) の シシ(肉)」 で イノシシ だというお話です。
       〔 「シシ鍋」 の 「シシ」 は "肉" っていう意味 じゃなくて "イノシシの略語" なのよね? 〕
       〔 それとも、「昔は 肉 と云えば 」 だったの? だから "肉鍋" っていう意味でいいの? 〕


 * 「しし食った報い ( しし = 獣・・鹿 ) という ことわざ が あります。
     禁を犯して一時的に良い思いをしても、後で必ず それ相応の悪い報いを受ける
     という意味を表 しています。
     ただし、イノシシ肉をよく食べる兵庫県篠山市では、イノシシを食べると精力がつき、
     体が温まる ということから、本当は 「しし食うて温(ぬく)」 が正しいのだけれど、他人
     には食べさせたくない思いから そんな風に云うようになったという説があるそうです。
     さらには、鹿肉 も 「しし」 と言うことがあるので、獣肉を食べると さわりがある という
     意味だとも言われているようです。


 * イノシシの肉を 「牡丹肉」 と呼ぶのは、「獅子に牡丹」 という 慣用句の、獅子 を
   置き換えたことによるもののようで、イノシシ肉 の 鍋料理 は 「ぼたん鍋」 と呼ばれます。
     獅子に牡丹」 とは、獅子の堂々たる姿に 絢爛豪華な牡丹の花を配 した図柄。
     「牡丹に唐獅子」 とも呼ばれ、取り合わせの良いものの たとえ を云うそうです。


 * かつて中国で 7種の粉 ( 大豆・小豆・大門豆(ささぎ)・胡麻・栗・柿・糖) を合わせて
   「亥の子餅」 というのが作られていたのが 日本に伝わり、宮中で同じものが作られ、
   後に 「亥の子」 という言葉が "猪の隠語" である 「牡丹」 に変わり、「牡丹餅 (ぼたもち)
   になったようです。
     亥の子餅」 とは、亥の月 ・ 亥の日 ・ 亥の刻 に、無病息災 ・ 子孫繁栄を祈願する
     亥の子の行事 で食べられる 新米で搗いた餅 のこと。
     平安時代 宮中で行われていた 「御玄猪 (おげんちょ) の儀式」 で、宮司たちが 拝殿の
     上で餅を搗き、神前に献じた後、御所に献納。  境内で参拝者に振舞われたものらしい。
     現在でも 11月1日に京都の護王神社で再現神事 (亥子祭) が行われているようです。
     なお、「牡丹餅」 は もち米とうるち米を混ぜたものを 蒸すか炊くかして、米粒が残る程度に
     軽く搗いて丸めたものに 餡をまぶ したもの。  米を半分潰すことから "はんごろし" と
     呼ばれることもあり、主に 春のお彼岸の供物 として食される。

  
 * 日本で 「獣肉食」 が 表向き "禁忌" とされた時代も 山間部などでは、
   肉の食感が 鯨肉 に似ていることから 「山鯨 (やまくじら) 」 と称され、
   別名を 「薬喰い」 とされて 滋養強壮の食材 として食されていたそうです。

 * 「」 は "" を 省略 したもので、秩序を立てて進めること。 筋道を通すこと。
   そして 前年の 「」 の 繁茂 による ごたごたを解消 して、筋を通すことを意味する。
   「」 は "" で、もとの意味 は 果実の。  は 真ん中に位置することから
   「中心」 という意味を含み、 「何事かを生もうする」 「問題を はらんでいる」 など、
   良くも悪くも、非常に強い 起爆性エネルギーを持っている とのこと。
   そのエネルギーを良い方向へと活かすため、 紀律を正し、筋道を通し、
   次なる発展へと繋げるべき努力をする というのが 今年のテーマ のようです。



      


2007(H.19)年( )7月20日から始めたブログも まもなく 12年半。
ちょうど 干支(十二支)の並び順と同じ <子> から始まったお正月も
12 回目を迎えて、 まで来ました。
めでたく 干支一周です。

             
   (子)    (丑)     (寅)    (卯)    (辰)    (巳)     (午)    (未)     (申)    (酉)     (戌)    (亥)

‎2013年の 6月 9日 に ロックお嬢。
2014‎年の ‎6‎月‎27‎日 に ユキ丸。
そのわずか一か月後の 7‎月‎28‎日 に チャチャ丸。
早いもので ロック とは もう 5年半、
あとのふたりも 4年半近い付き合いになりました。
猫の年齢を 人間 に換算すると、
5歳半が38歳、4年半が34歳 になるようです。
それでも いまだに <破壊魔> の異名は健在!
それだけ元気だ ってことなんだから 嬉 しいことでもあります。
一番の親孝行なんだもの、いつまでも元気で 飛び回っていてネ!
ちなみに、
今年も彼らには かぶりものを 全身全霊で拒絶されてしまったので、
引っ張ったり、広げたりして形作ったものとの合成 となりました。
拒否のしかたも <破壊魔>ちゃんらしさ だわね!


こんな私 と 破壊魔ちゃんたち。
                        (ユキ丸)    (ロック)   (チャチャ丸)
本年も よろしく お願い致 します



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   「今日もわんパグ」 「イラストレイン」




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