(平成 28 年)
今年の 干支(十二支) は 申 です
温厚でおっとりしたイメージの 羊 さんから
落ち着かないイメージの強い 猿 さんへと バトンタッチ。
頭はいい けど 悪賢い とか
「猿知恵」、「猿真似」 などという慣用句があるように
浅はかさの漂いつつある言動 とか
野蛮、単純 など
あまり良い云われかたをされていない気がしてしまう 猿 さんです。
ただ、機敏さや 器用さ という利点も持ち合わせているのは確かなこと。
そんなことから考えれば、
今年は
いいと思えることにも配慮 しつつ
落ち着いて考え、誠実に対応する。
そういった心がけが大事だってことなのかもしれないわね~!
申(さる) は
「呻」(しん) : 「呻く(うめく)」 「呻る(うなる)」 の意味があり、
果実が成熟して固まって行く状態を表しているとされるそうです。
※ ちなみに、「呻く」 は 痛さや苦しさのあまり、低い声をもらすこと。
「呻る」 は 感動に思わず声をもらすこと。
午前0時を中心と した 23時~1時に 十二支の 「子」 を割り当てたため、
9番目の 「申」 は 午後の3時~5時となります。 正刻の鐘 は 夕七つ。
<申の月> は 旧暦 7月 (太陽暦では 8月頃)。
古代中国では、冬至を含む月(陰暦の11月)が年初 とされ、
「子」 が割り当てられたため、「申」 は 7月に当たるそうです。
<方角> としての 「申」 は 西南西よりやや南寄り。
正しくは 南西微北 : 北基準右廻り240°の方角 にあたるそうです。
<十干> と <十二支> を組み合わせたもの。
☆ <十干> は
「甲 ・ 乙 ・ 丙 ・ 丁 ・ 戊 ・ 己 ・ 庚 ・ 辛 ・ 壬 ・ 癸 」 の10種類の漢字からなる。
<陰陽五行説> に基づいて 万物の元となり天運を表す 「 木 ・ 火 ・ 土 ・ 金 ・ 水 」
の五行 に 「陽 ・ 陰」 を 一対 として配置。
「陽」 は、 「兄(姉)」 を意味 し、 「え」 と読ませて、 「剛」 を表わす。
「陰」 は、 「弟(妹)」 を意味 し、 「と」 と読ませて、 「柔」 を表わす。
十干の訓読みは、
き の え (木の兄/甲) ・ き の と (木の弟/乙)
ひ の え (火の兄/丙) ・ ひ の と (火の弟/丙)
つちのえ (土の兄/戊) ・ つちのと (土の弟/己)
か の え (金の兄/庚) ・ か の と (金の弟/辛)
みずのえ (水の兄/壬) ・ みずのと (水の弟/癸)
今年の十干 は 丙 で 陽 の火 となります。 <干支> は、等級区別 に使われる。
☆ <十二支> は
「子 ・ 丑 ・ 寅 ・ 卯 ・ 辰 ・ 巳 ・ 午 ・ 未 ・ 申 ・ 酉 ・ 戌 ・ 亥 」 の12種類の漢字からなる。
<陰陽五行説> に基づいて これにも 「 木 ・ 火 ・ 土 ・ 金 ・ 水 」 を 四季 として配置。
その際 「木」 が <春>、 「火」 が <夏>、 「金」 が <秋>、 「水」 が <冬>、
そして 「土」 は 各季節の最後の月にあたり、<季節の変わり目> を表す。
また、「陽 ・ 陰」 は、<子>から始まって 奇数番目が陽、偶数番目は陰となる。
十干に四季を配置すると、
春 … 寅 (木/一月) ・ 卯 (木/二月) ・ 辰 (土/三月)
夏 … 巳 (火/四月) ・ 午 (火/五月) ・ 未 (土/六月)
秋 … 申 (金/七月) ・ 酉 (金/八月) ・ 戌 (土/九月)
冬 … 亥 (水/十月) ・ 子 (水/十一月) ・ 丑 (土/十二月)
今年の十二支 は 申 で 陽 の金 となります。 <十二支> は、年・月・方角・時間を表わす。
☆ <干支> の組み合わせは 60通り。
この年は 「物事が大きく進歩発展 し、成熟する年」 と云われているようです。
☆ 十干 と 十二支、<五行の互いの関係> は
その組合せによって 吉凶 を占うことができるとされているようです。
五行の互いの関係 には
「相生 ・ 相剋(相克) ・ 比和 ・ 相乗 ・ 相侮」 という性質が付与されていて、
「比和」 意外の4つ には、それぞれに さらなる分類があるそうです。
ちなみに、今年は 相剋 の 火剋金 となるそうです。
相 生 (順送りに相手を生み出して行く、陽の関係。)
木生火 ・ 火生土 ・ 土生金 ・ 金生水 ・ 水生木
相剋 (相手を打ち滅ぼして行く、陰 の関係。)
木剋土 ・ 土剋水 ・ 水剋火 ・ 火剋金 ・ 金剋木
(火は金属を熔かす。)
(土は水を濁 し、水は火を消 し、火は金を溶かし、金は木を切り倒す。
天地の平衡が失われるため 凶 とされる。)
比 和 (同じ気が重なると、その気は盛んになる。 その結果が良い場合には
ますます良く、悪い場合には ますます悪くなる。)
相 乗 (乗とは陵辱する、相剋が度を過ぎて過剰になったもの。)
木乗土 ・ 土乗水 ・ 水乗火 ・ 火乗金 ・ 金乗木 ・
土虚木乗 ・ 水虚土乗 ・ 火虚水乗 ・ 金虚火乗 ・ 木虚金乗
相 侮 (侮とは侮る、相剋の反対で、反剋する関係にある。)
木侮金 ・ 金侮火 ・ 火侮水 ・ 水侮土 ・ 土侮木 ・
火虚金侮 ・ 水虚火侮 ・ 土虚水侮 ・ 木虚土侮 ・ 金虚木侮
また、相生 と 相剋 は、お互いの中にもある と云え、
森羅万象の象徴である五気の間には、この2つの面があって初めて
穏当な循環が得られ、五行の循環によって宇宙の永遠性が保証される といえるそうです。
なお、相生相剋 には 主体客体 の別があるため、細かく区別することもあるそうです。
自らが他を生み出すことを 「洩(泄)」、 自らが他から生じられることを 「生」、
自らが他を剋すことを 「分」、 自らが他から剋されることを 「剋」
哺乳綱 に含まれる 霊長目 (サル目) は約220種が現生するそうで、
生物学的にいえば ヒト も 霊長類 (サル類)の1種、霊長目 の一員。
けれど 一般的には、霊長類から ヒトを除いた総称 を サル とする となっています。
ただしこれは日本語上の解釈のようで、英語においては
原猿 (曲鼻猿 と メガネザル) と 類人猿を 含まない 、
オナガザル科 (旧世界猿) と 広鼻猿 (新世界猿) の総称 となっているようです。
そのため 翻訳文献でも、サルには これらや ヒトに最も近いチンパンジーを含めない
ことがあるそうです。
ひと口に サル といっても さまざま。
小さいものは
体長6~7cm、尾長11~15cm、体重25~40g の ピグミーネズミキツネザル。
一時は絶滅 したと云われていた サル目最小種 です。
ピグミーマーセット など、小さい種類のものは飼ってみたいと思われる方も多いことでしょう。
私も そんな願望だけは強くあります。
もしも実現 したら ... うちの <破壊魔ちゃん> も きっと大注目することでしょうね~!
仲良くなれる自信はあるけれど、想像するだけでも楽しくなります。
そして、
世界一大きい霊長類 と云われているのが ゴリラ。
霊長目ヒト科ゴリラ属に分類される構成種の総称 とのことで、
体長は オスが 170~180cm、メスが 150~160cm
体重は オスが 150~180Kg、メス80 ~100Kg
名古屋市の東山動物園にいる シャバーニ君は そのイケメンぶりが話題になっています。
イケメン って 人によって感 じかたは様々だから
多くの人がそう思っても私にはまったくそうは思えないことも多々あるのだけれど、
このシャバーニ君に関 しては まさに同感!
〔 なんだろう この風貌! 〕 心底 〔 カッコイイ!〕 と思えます。
人間 にだって なかなかいませんよ。
少なくとも 私はまだ 出会ったことがありません。
それって ある意味 残念な気もするわね~!
ま、外観より中身が大事ではあるけどネ!
そういえば、〔 あの 渋~い感 じが たまらないのよね~!〕
なんて思うのは中年くらいからかと思いきや
若い子たちでも感 じるんだな~ というのは嬉しいことでもありました。
だけど、そもそも 霊長類 という言葉が わかりにくい!
調べてみたら、
霊妙な力、不思議な力を備え、他の中で最もすぐれているもの。
英単語では 「Primates」 で その語源 「prime」 は 「最高位」 を表す となっていました。
これだけ見ると なんか あんまりいい感 じはしないけど …!
2007(H.19)年( 亥 )7月20日から始めたブログも まもなく9年半。
ちょうど 干支(十二支)の並び順と同じ <子> から始まったお正月も
9回目を迎えて、<申> まで来ました。
<破壊魔> という愛称どおりの健在ぶりを見せつけてくれました。
かぶりものは まったく似合っていないけれど
いたずらなところは まるで "子ザル"のような彼らです。
だけどね、<破壊魔ちゃん> だって構わない!
有り余って撒き散らしたエネルギーなら こちらが拾ってパワーにすれば
需要と供給のバランスもとれる って考えればいいんだから ... 。
いてくれる という ありがたさ。
現在も実感継続中なり!
こんな私 と 破壊魔ちゃんたち ですが
お読みいただきましてありがとうございます。
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