一昨年３月、ラビを慕って天国へ行ってしまった マーブルの後釜を
その約３か月後に突然やって来た ロックお嬢 が引き継いでくれて、
年頭のご挨拶が 思いもよらず 絶えることもないまま続けられたことは
振り返る寂しさから救ってくれたという意味からいっても ありがたいことではありました。
それさえもが予想外の出来事だったのに、
昨年はまたまた 突然に、ユキ丸 と チャチャ丸 が 次々に遣って来て、
今年のご挨拶は 急に賑やかになりました。
遅すぎるご挨拶となりますが、
（平成 27 年）
今年の 干支（十二支） は 未 です 
未（ひつじ） は 「み」、 「び」 とも読み、
『漢書』 律暦志 によると
「昧」（まい） ： 「暗い」 という意味があり、植物が鬱蒼（うっそう）と茂って暗く覆うこと。
『説文解字』 によると
「味」（ み ） ： 「あじ」 という意味があり、果実が熟して滋味（じみ）が生じた状態を表す。
※ ちなみに、<滋味> には、栄養豊富でおいしい食べ物、あるいは 豊かで深い
精神的な味わい という意味があるようです。
午前０時を中心と した 23時～１時に 十二支の 「子」 を割り当てたため、
8番目の 「未」 は 午後の１時～3時となります。 正刻の鐘 は 昼八つ。
＜未の月＞ は 旧暦 6月 （太陽暦では 7月頃）。
古代中国では、冬至を含む月（陰暦の11月）が年初 とされ、
「子」 が割り当てられたため、「未」 は 6月に当たるそうです。
＜方角＞ としての 「未」 は 南南西... より やや北寄り。
正しくは 南西微南 ： 北基準右廻り210°の方角 にあたるそうです。
＜干支 （えと） ＞ とは、十干十二支 （じっかん じゅうにし） の略で、
＜十干＞ と ＜十二支＞ を組み合わせたもの。
☆ ＜十干＞ は
「甲 ・ 乙 ・ 丙 ・ 丁 ・ 戊 ・ 己 ・ 庚 ・ 辛 ・ 壬 ・ 癸 」 の10種類の漢字からなる。
＜陰陽五行説＞ に基づいて 万物の元となり天運を表す 「 木 ・ 火 ・ 土 ・ 金 ・ 水 」
の五行 に 「陽 ・ 陰」 を 一対 として配置。
「陽」 は、 「兄（姉）」 を意味 し、 「え」 と読ませて、 「剛」 を表わす。
「陰」 は、 「弟（妹）」 を意味 し、 「と」 と読ませて、 「柔」 を表わす。
十干の訓読みは、
き の え （木の兄／甲） ・ き の と （木の弟／乙）
ひ の え （火の兄／丙） ・ ひ の と （火の弟／丙）
つちのえ （土の兄／戊） ・ つちのと （土の弟／己）
か の え （金の兄／庚） ・ か の と （金の弟／辛）
みずのえ （水の兄／壬） ・ みずのと （水の弟／癸）
今年の十干 は 乙 で 陰 の木 となります。 <干支> は、等級区別 に使われる。
☆ ＜十二支＞ は
「子 ・ 丑 ・ 寅 ・ 卯 ・ 辰 ・ 巳 ・ 午 ・ 未 ・ 申 ・ 酉 ・ 戌 ・ 亥 」 の12種類の漢字からなる。
＜陰陽五行説＞ に基づいて これにも 「 木 ・ 火 ・ 土 ・ 金 ・ 水 」 を 四季 として配置。
その際 「木」 が <春>、 「火」 が <夏>、 「金」 が <秋>、 「水」 が <冬>、
そして 「土」 は 各季節の最後の月にあたり、<季節の変わり目> を表す。
また、「陽 ・ 陰」 は、<子>から始まって 奇数番目が陽、偶数番目は陰となる。
十干に四季を配置すると、
春 … 寅 （木／一月） ・ 卯 （木／二月） ・ 辰 （土／三月）
夏 … 巳 （火／四月） ・ 午 （火／五月） ・ 未 （土／六月）
秋 … 申 （金／七月） ・ 酉 （金／八月） ・ 戌 （土／九月）
冬 … 亥 （水／十月） ・ 子 （水／十一月） ・ 丑 （土／十二月）
今年の十二支 は 未 で 陰 の土 となります。 <十二支> は、年・月・方角・時間を表わす。
☆ ＜干支＞ の組み合わせは 60通り。
☆ 十干 と 十二支、＜五行の互いの関係＞ は
その組合せによって 吉凶 を占うことができるとされているようです。
五行の互いの関係 には
「相生 ・ 相剋（相克） ・ 比和 ・ 相乗 ・ 相侮」 という性質が付与されていて、
「比和」 意外の４つ には、それぞれに さらなる分類があるそうです。
ちなみに、今年は 相剋 の 木剋土 となるそうです。
相 生 （順送りに相手を生み出して行く、陽の関係。）
木生火 ・ 火生土 ・ 土生金 ・ 金生水 ・ 水生木
相剋 （相手を打ち滅ぼして行く、陰 の関係。)
木剋土 ・ 土剋水 ・ 水剋火 ・ 火剋金 ・ 金剋木
（木は根を張って土を締め付け、養分を吸い取り、土地を痩せさせる。）
（土は水を濁 し、水は火を消 し、火は金を溶かし、金は木を
切り倒す。 天地の平衡が失われるため 凶 とされる。）
比 和 （同じ気が重なると、その気は盛んになる。 その結果が良い場合には
ますます良く、悪い場合には ますます悪くなる。)
相 乗 （乗とは陵辱する、相剋が度を過ぎて過剰になったもの。）
木乗土 ・ 土乗水 ・ 水乗火 ・ 火乗金 ・ 金乗木 ・
土虚木乗 ・ 水虚土乗 ・ 火虚水乗 ・ 金虚火乗 ・ 木虚金乗
相 侮 （侮とは侮る、相剋の反対で、反剋する関係にある。）
木侮金 ・ 金侮火 ・ 火侮水 ・ 水侮土 ・ 土侮木 ・
火虚金侮 ・ 水虚火侮 ・ 土虚水侮 ・ 木虚土侮 ・ 金虚木侮
また、相生 と 相剋 は、お互いの中にもある と云え、
森羅万象の象徴である五気の間には、この2つの面があって初めて
穏当な循環が得られ、五行の循環によって宇宙の永遠性が保証される といえるそうです。
なお、相生相剋 には 主体客体 の別があるため、細かく区別することもあるそうです。
自らが他を生み出すことを 「洩（泄）」、 自らが他から生じられることを 「生」、
自らが他を剋すことを 「分」、 自らが他から剋されることを 「剋」
テレビなどでは目にする機会もあり、夢の中にも登場 したことのある ひつじ さんだけれど
〔 実際に見た 一番新しい記憶 は いつだったかしら？ 〕 と考えてみたら、
娘たちが小さかった頃の マザー牧場（千葉）？ と思うほどの記憶 しかない気が しました。
しかも この時は 一頭だけで、 <フワフワで可愛い> というイメージからも ほど遠く、
ギュッと固まった毛で覆われた 汚くて重そうな固まり といった姿 だったから
誰もが眉を寄せ 近づこうとしない。
それが可哀想で、そばに来た時 掻くように触っていたら 付け回され、
娘たちが押し倒されそうになって ちょっと怖さを感 じた記憶がよみがってきました。
〔 懐いてくれても ワンちゃんのようにはいかない ってことね！ 〕
ひつじさんが 可哀想でも 可愛くても、
ひつじさんにとっては嬉しいことで 悪気さえなくたって、
飼い馴らすほどになっていない動物は おとなしくても 危険な時はある。
必要以上に怖がることはないけれど、小さい子がいる時は特に 注意が必要なんですよね。
ひつじさんを 悪者に しないためにも …。
こんなことだって 実体験で感じる ちょっとした勉強です。
私にとっては 景気が良くなったという実感がまったくないまま過ぎ去った 昨年。
それどころか、家族増員で 抑えたい出費が増える一方となってしまいました。
収入は滞ったり上がらないのに 物価だけがどんどん上昇！
〔 こんなんじゃ 生活が不安でお金も回っていかないわよ～！ 〕 と思うようです。
今年（未年）のことを見てみても あまり良いことは書いていないし、
現実を見ても まだまだなのか？ ますますなのか？ 陰気が強い気配が漂っているようで
不安な気持ちを解消することが出来ません。
それでも 守らなきゃいけないものがあるから 頑張っていかなければならない！
マザー牧場の、あのひつじさんのガッチガチの毛みたいに 固まって締め付けられて、
〔 これじゃ～肩こり共々 解消されることはないわよね～！ 〕 なんて思いながら …！
〔 それでも 気持ちくらいは ひつじさんのイメージ通り フワフワでありたいものよね！ 〕
〔 もう少し余裕ができたら ちょっとは ほどけ易くなって いいんだけどね～！ 〕
細やかな願望は まだあります。
ひつじ さん といえば
緑の草原に 群れ をなしている姿が思い浮かびます。
そんなところから 家族の安泰 を示す といわれているようです。
両親、特に父のことでは 昨年 そしてすでに今年も いろいろあったので、
なるべくみんなで集まる機会を増やしたいと思ってます。
ちなみに、昨年は 仕事が忙 しくて休めなかった チッチ以外の14名が集まって
マー君のお家で クリスマス会をやりました。
こんなに集まったクリスマス会は初めてで、子ども達も大喜び！
お正月は UG君まで加わって 実家で 全員集合の新年会をやりました。
クリスマス会に続き 総勢16名にもなった親族会に 気落ちしていた父も嬉しそう！
今年は 4月頃には姪っ子（Rちゃん）に第二子が生まれることになっているため
我が家同様 この集合体も増殖中だし、2月頃には 母の米寿祝いも計画中。
両親を気遣いながら、なるべく大人数で集まって 楽しいと思える時間を増やしたい。
そんな意味では 今年はぴったりの年かもしれません。
我が家の 破壊魔ちゃんたちも含めて、繋がりを強化 し、いい年にしたいわね。
ブログを始めてから ８年半！
干支（十二支）の並び順と同じ ８回目のお正月を迎えることが出来ました。
けっきょくは <競走馬> が駆け抜けたような一年だった
という印象しか残らなかったような 昨年。
今年の <未年> は どうなるのかしら？
ひつじさんは ウシ科だから反芻する。
そこを見習うなら、物事を正しく理解できるよう 繰り返してよく考える。
草がまた育つよう適度に残しながら食べるという点を見習うなら、
周りや自分を見つめ 場を考えて行動する。
歳をとると みんな穏やかになると思っていたら
頑固さが際立っていく人もいるようなので、
ひつじさんのような 温厚さ は 持っていたいと思う。
ただし、
個性がない とか、危機に陥った時 オロオロしたり パニックになる
なんてところは 見習いたくはないし、
草しか食べない なんていうような 偏食、ひいては 偏見 も避けたいところ。
つまり、
身内も友も大事にし、健康にも配慮して、穏やかに暮したい ってところかな。
けっきょく、
あまり変わり映えはしない目標 ということになりました。
こんな私 と ロックお嬢、そして 新米の ユキ丸 と チャチャ丸 を、
本年も よろしく お願い致 します。
どんどん押せ押せになってしまって、本年は年頭から 歌のご紹介はパス！
出来るだけ間を空けないように … を心がけたいと思っているので
今年は ますます ときどき 歌種記文 に なりそうです。
※ この件につきましての詳しい内容は こちら で ご覧ください。
心が温まるような一年でありますように …！
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