― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

バレンタインデー  ― 愛、とどきますか ―

2008-02-13 | 限定・イベント・記念 の日のお話
今年もやって来ました この季節。

世界各国では 恋人達の 愛の誓いの日 と されている この日 ですが、

日本では     女性 から  男性へ。  

                     贈り物 は チョコレート。


そんな風に、なんだか 限定され過ぎているように 思います。
ヨーロッパ では、 カード や、 花 や、 ケーキ  など、

贈り物は さまざま。

チョコレートは、その中に含まれる物の ひとつ といった程度 のようです。

   チョコレートが 仲間入りするようになったのは
   19世紀に イギリスで
   ハート型の 箱入りチョコレート を 売り出したのが 始まり とのこと。

だけど、 いつから?  そして どこから?  

  女性から チョコレートを 贈る という 習慣が 出来たのか!?

    … 今では ご存知の方も 多いのではないかと 思われますが、
それって、 日本独自の習慣 でしか なかった  …… !?

初めて そう知った時には もう びっくり でした !

もちろん 先ほど言ったように 外国でも 、

贈り物の中に、チョコレートが 含まれては います。

しかしながら、女性から男性へ贈る日 なんて 限定したのは 日本のみ!

外国のように、好きな人に告白する日 の方が良いのに …

   男性だろうと 女性だろうと、 この日が
   告白出来ないでいた人達に 勇気を与えられる日 になるのなら、
   その方が 良いような気が します。

女性から男性へ … ということになったのは

きっと 昔の 日本女性が 奥ゆかしくて

そうでもしないと 自分から言えなかったから って ことだったのでしょうかね。

   でも今は … 、               
   男性より 男性的な女性 も 多くなりました。
   それが 魅力的 だったり する方も いらっしゃいます。
   逆に、女性的になった男性 も 多いですよね。
   優しくなったのは 良いかもしれないけど、
   女性より 女性的な気配りなどを身に付けて、
   心から女性になりたい ニューハーフさんや、
   自分流の主張のある おかまさん とかでない限り
   それは ちょっと 寂しい気がしてしまうのは
   私が 一応 女だから なのでしょうか!?
   男性の方々からしたって、
   女性はやっぱり女性らしい方が良い っておっしゃるでしょ!?
   そうは言ったって、たとえ逆でも 中には 魅力的な方が
   いらっしゃるかも知れませんから どちらも 否定は出来ませんけど…。
  なんだか ややこしい そんな思い。そんなこと考えるのも やっぱり 私だけかな ~ ?!?
     ムキムキマンってことじゃなく、優しいだけの人でなく、やっぱり 頼りになる人がいいな~!


   バレンタインデー。
   日本での歴史は 以外と古く、
   1936年に モロゾフ洋菓子店(神戸)が
   雑誌に 「バレンタインチョコレート」 の広告を 出し、
   1958年に メリーチョコレートカムパニーが
   キャンペーンとして 新宿伊勢丹本店で 「バレンタインセール」 を行った。
   でも 時代の先端を 行き過ぎたのか、
   この頃は まだ 売れなかったのだそうです。
   流行りだしたのは 1968年に 盛田昭夫氏(ソニー創業者)が
   関連輸入雑貨専門店から チョコレートを贈ること を
   流行させようとしたあたり から だとか。

それが 現在では

年間消費量の 4分の1 が この日のために 消費される

と 言われるほど にまで なっている !
                 この短期間にですから、 信じられない ~ !
関連企業が 躍起になるはず です。

  バレンタインデー    チョコレートを贈る日
                                
                     女性から愛の告白をする日

国民的行事 とまで 言われるほどになった この日。

でも 最近になってくると、

「義理チョコ   に加えて 「友チョコ など、

恋愛の対象であるか否か だけでなく、 性別 にも 関係なく、

お世話になった方 に 日頃感謝の気持ち を …。

改めて ありがとう 意味を込めて贈る という方も 増えてきて、

少しは 変わってきている様子 。

贈る物も チョコレートに限らなくなってきたり も しています。

商売人 から すれば、こんな良い日は 年に 何回も ない。 

チョコレート なんかに 負けてなるものかと あの手この手の 売り込み作戦 !

チョコレート関連 間の 壮絶バトルに 分け入って

短期決戦は 表面の華やかさとは違う 厳しさや 激しさ も あるようです。

でも そんなセールスに乗せられて、我々は 右往左往

贈る以上は 少しでも良いものを … と思う 意識から

あちらこちらと 歩き回って 疲れ果て …

結局は 見た目ブランド美味しさ価格 など

個々のこだわり で 選ぶことになる。   何に こだわりますか?

毎年行われる いろいろなアンケート調査 では

そんな習慣に 反対したい方の人数も 多いそうです。

長い不景気 !  値上げに次ぐ値上げ !!

この 世知辛い世の中 に あって

年末、お正月 … と 出費も多かった時期 だから   ただの 愚痴 です!

続けてある この行事は けっこう 厳しいもの も ある。

金額 ではなく、気持ちの問題

それでも 女性には 大変なイベント !? です。

ですから、 いただいた方は、義理であれ 何であれ

その気持ちを 少しだけ 汲んでいただきたい と 思います。


本来は

自分の命を犠牲にして 神の愛を 伝えたという バレンチノ が 処刑された日。

それを考えると、こんな 《“イベント” で あって良いのか !?》 と 思います。

アメリカ では、 好きな人に カードを贈る日

好きな人と カード交換をするために クリスマスの次に カードが売れる日

だといいます。

   その意味は、
   処刑される前に 自分の好きな女性に、気持ちをつづった手紙を贈った
   という バレンチノの “最後の手紙” から きているという お話。

それが 次第に広まって行った。

本来は そういったもの だったようです。
          つまりは お金をかけることに 意味があるわけではない ということです!
だから、感謝の言葉を綴ったカード で 良いんですよね。

   クリスチャン でもない人間に 聖書を贈り、
   それが 後に 二人の絆を深めた という 実話もあります。

バレンタインには 気持ちを贈る ことが 大切だということです。

              気持ち にも いろいろあるんですけど、
     気持ちのグラム数や 価値は、見た目以上 だと 思ってね ~ !




  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥



すべての愛が 届きますように、

1992年 5月発売、

和田アキ子さん『愛、とどきますか』
             (作詞 = なかにし礼さん。作曲 = 林哲司さん)。

「悲しみに どこか似ていて 胸いたむ 喜びの歌 それが愛」
    「一人でも 孤独ではない みち足りた 微笑みの歌 それが愛」
    「とどいていなくても 答が来なくても 
                    私はあなたを 命かけ 愛しつづける」
   
     どれだけ 与えても つくしても、満ちて来る思い。
     喜びは、悲しい時の胸のうずきにも似た 痛み。
     人生を捧るほどに愛しても まだ
     神様よりも優しくなれると思うほどの 愛で溢れ、
     一人でいても微笑んでいられるほどに 満ち足りた思い。
     それが愛というもの。
     こんな思いが、たとえ あなたに届かないとしても
     私は あなたを愛し続けます。

   私が人を愛するとしたら きっと同じ思い。 
     見返りを求めない、押し付けない。
     愛とは そういうものだと 思っています。

打算 で 何かをしたり、見返り を 求めようとするのは 愛ではない。

愛情は、 何も 恋愛 だけに関することを 言うのではないはず です。

親、娘、息子、恩師、先輩、友人、ペット … etc

尊敬いとおしみ …  愛の形 も さまざまなら、

それぞれに 当て嵌めて 考えてみることも、

たまには 必要 なのではないでしょうか    良い機会 に なります!

           たとえ 歳を 重ねても  思いは 純粋で ありたい です!



愛、とどきますか
和田アキ子
ダブリューイーエー・ジャパン

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イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
   「レイのホームページ」 「GTA」

コメント (2)
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