2月24日分
今日は液晶TVのセッティングへと行ってきました。
既に地デジに対応されてるお宅です。あまり出番がないと思っておりましたが、スキャンすると・・・・・
東京デジタル局20~28Chにおいて、受信可能なのが21~27まで。これでも映れば問題ないのですが、各Chの信号がギリギリの状態です。
チェッカーにて端末で、dBは40前後。BERにおいては一局もフリーとならない状態でした。
アンテナの状態はというと、屋根上に東京タワー向け20素子。千葉向けに14素子でUU混合の様子。(この辺が怪しそうです)
さらっと見た限りでは、ユニット送りの2分配?でウチ一つのユニットが、2口タイプ。その一箇所を室内を這わせて隣室へとなっていました。(問題があったのはこの部分です。)
末端で測るとホントギリギリ。SONYの信号強度計では、数Chがレッドゾーン。少しの事でブロックが発生しかねません。(アクオスであれば、少しは余裕があるのですが・・・)2口ユニットで測るもエラー出放題。これではいけませんね。
場所柄(市川市)電波状態は悪くはないところですので、アンテナから屋内の途中に問題があるのは確実です。
直す事はもちろん可能なのですが、ウチで施工した訳ではないので、当然有料となります。
なんでもお客様のお知り合いの電気屋さんから、是非にと言われ最近立てたそうです。
私が言うのもなんなのですが、地デジにおいてはそれなりの技術がなければ難しいのではないかと思います。今まで通りにアンテナさえ立てれば映る。なんて考えで施工するとこの様な事が起こります。最初の一歩、これが重要である事が分からないのでは、これからのアンテナ工事は無理だと思います。
後日お客様の方からその電気屋さんに連絡するそうですが、どうなる事やら・・・?
皆さんの参考になればと思い、綴ってみました。
高価なアンテナを設置しても、アンテナ二次側配線や接続機器が悪いと意味がないですよね・・・・
アンテナ工事は奥が深く、工事の度に勉強になってます。
地デジって、二次側がかなりシビアなのです。直下だけOKでも末端ではNG!なんと事は、日常茶飯事です。
ココを処理できなければ、地デジ工事は無理ですね。
そうそう、信号品質が悪いのにブーストで誤魔化そうとしても、回避は難しいですね。dBが低いのであればブーストでカバーできますが(がまん限はありますが)、BERが乱れているとどうにもなりません。(アンテナを換えても)
私が思うに、このBERを改善できるパーツ?(ブースター見たいな物)があればいいと思うのですが?、何処かのメーカーさん、造ってくれませんかねーー。需要はあると思うのですが・・・