爺の社会科見学

年金生活12年目に突入。好きな地理と写真を生かした、一味違ったブログを目指して。

講演 「本郷和人が日本の歴史も紐解く」第1回 荘園とはなにか

2018-10-15 21:56:53 | 日記

 東京大学資料編纂所 本郷和人教授の表題による講演が東武鉄道博物館ホールであった。

中学校、高校で「荘園」という事は教わったが、その仕組みは忘却の彼方である。教授も荘園制と政党の変遷を分かりやすく教えられれば歴史教師のプロとのことである。それだけ荘園制を理解するのは難しいらしい。これでは私の理解力不足の頭では無理か・・・
荘園は、歴史の流れの中で出来事を教えてもらった感じをうけたが、教授は、荘園を所有権を中心に荘園の発生・衰退をまとめられたと感じた。
時代の流れ中心の横軸に、出来事という縦軸を掘り下げることが大切ですね。理解が深まる感じを受けました。
公地公民制の中で開墾した土地の私有が始まり。荘園が広まるなかで免税や略奪から逃れる寄進型の荘園が出るが支配権が脆弱で解体の道を進む。確固たる所有権を保証することがなく、また、税も取れるところから取るということでは制度としては続かなかった。
最後に、「所有とは自由」と話されたが、古代も現在も所有物を自由に使用・収益・処分できることが必要なのだろう。
久々の歴史の勉強で教授の講演の半分も理解が出来ず、まとめる事ができないためお許しを。

コメント
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