年金生活者の特権である、「金は無いけど時間は有る」で、市の外郭団体が主催する映画を鑑賞する。原作・妹尾河童、監督・降旗康男(ポッポヤ)、脚本・古沢良太(三丁目の夕日)の「少年H」である。戦争という流れのなかで、勇気・信念・愛を貫き続けた一家族の物語で、妹尾河童の自伝的長編小説で300万部以上のベストセラーの映画化である。クリスチャンで仕立屋の妹尾が外国人を相手にしている事や外国から「絵はがき」が送られてきただけで「特高」に拷問をうけるなど、当時は、社会の流れに乗らないと生きにくい。多くの国民が流れに従順に追従し、敗戦になると多くの国民がその流れに乗っていく。変わり身の早さは日本人の特性なのか、現在の状況も変わらないような気がする。人の愛と生き方を考えさせる映画であった。原作+監督+脚本がうまく絡み合った映画であり、子役の演技力も光っていた。
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