kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

時にはリア廻り点検

2015-05-12 09:19:28 | シャーシ

<排気系のビビリ点検>

台風6号の影響か、風が強くなって来ましたので、先日鉢植えにしたミニトマトをガレージに取り込んだKenyじぃーじであります。まぁ~せっかく植えたミニトマトですから大切にしませんとね。ひと夏で40個位の実を付けてくれますから、楽しみなのです。

そんな今日この頃ですが、以前より気に成っていた排気系? からのビビリ音を確認します。ビビリ音は、5,000rpm前後まで加速したさい、「ビィービィー」と言う異音がリア方向から聞こえるのです。

では、早速点検です。

テールパイプの締付けは、しっかりしており異常無しです。

古くからの読者の方は、御存じかと思いますが、川原等の急坂の登り降りのさいテールパイプ先端を地面に擦る為、テールパイプ位置を天側に調整しました。その結果、グレータンクとテールパイプのクリアランスが少なくなり、熱害を心配していましたが、27,000Km走行しグレータンクの変色も無く問題はなさそうです。

グレータンクついでに、ドレンのキャップのゴム紐が切れた状態で未だに修理出来ていません。まぁ~これの切れは別に不自由は無いので、なかなか修理に取り掛かれないのです。

サイレンサー廻り、取付ステー等を点検するも異常は発見出来ません。ビビリ音はダイネット内部なのでしょうか?

右リアドラム廻りです。よく話題に上がりますオイルシール部依りのオイル漏れは有りません。

小生の持論としましては、初期の組立不良を除きますと、オイル漏れに至る原因は過積載と考えています。特にTボデー(キャブコン)は、リアオーバーハング部にバッゲジルームがありますので、後輪荷重が大きく成る傾向に有ります。どうしても荷物が多い場合は、鞄等はバンク部に積載し4輪に均等に荷重が掛るよう調整しますと効果が有るやも知れません。一番は出来るだけ不要な物は積み込まない事ですね。

積載重量は燃費にも影響しますからね。

赤丸部にバンプストッパーラバーが干渉した跡が認められます。リアサスペンションがフルストロークした証ですね。この程度であれば、軽い干渉でストローク的にもまだ余裕はあります。

右側も同様に干渉しています。

バンプストッパーラバーとストッパー間には、目視で約50mm程度のクリアランスがあります。これがサスペンションのストロークに成る訳ですね。積載状態でこの隙間が無い、もしくは極端に少ない方は過積載状態を疑って下さい。間違ってもヘルパースプリングを入れようなどとは考え無い方が良いと思います。

何故なら、過積載からリアアクスル荷重が規定をオーバーし、アクスルベアリングの異常摩耗、編心からリヤデフオイル漏れ、最悪時はリアブレーキが効かないと言う恐ろしい事に成りかねません。

どうもビビリ発生源は足回りには無いようです。 まぁ~エンジンが高回転時のみの発生ですので、発生源の追求には時間が掛りそうです。

キャンカーの特性を理解し、安全にお得に楽しみたいものです。

 

 

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キャラバン前の快適化

2014-08-20 10:09:20 | シャーシ

<アクセルペダル修正>

以前、キャラバン前に慌てて、アクセルペダルの大型化を行った所、少々斜めに取り付けてしまいました。

これが気に成っており、出発前に修正する事としました。

尚、当快適化は、万一アクセルペダルが引っ掛かったりしますと、生命に重大な影響を及ぼす場合が有りますので、採用をお考えの方は充分、アクセルペダルの引っ掛かりに気を付け取付は自己責任でお願いします。

まずは、状況確認です。鏡でカシメ状況を見た所、丁度ペダルのリブ部にカシメています。

取り付けたパッドが左に傾いています。

左下のカシメリベットをドリルで揉み、抜き取ります。

その後、ドリルで穴を修正しました。パッドの角度を調整し再カシメです。カシメた感じはガタも無いようですが、念のため1本 リベットを追加しました。

まあ~ほぼ平行でしょうか?

使用した工具は、ハンドリベッタセット。安物ですが、サイズ違いのリベットも付いておりお得です。

ドリルは40年物のリョービ製 ドリルです。樹脂ボデーの割に丈夫で長持ちしています。

本日は鍛冶屋さんの一幕でした。 (#^.^#)

 

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コルドバンクス乗り心地を考える

2014-07-07 09:10:04 | シャーシ

<キャンピングカーの乗り心地>

昨日、シートのお話をしましたので、流れとして乗り心地の話に成るのかと・・・

キャンピングカーの乗り心地は、はっきり言いますと「悪い」です。こう言うとお話が先に進みませんので、ウンチクを捻って見ます。(笑)

そもそも大多数のキャンピングカーは、商用車、トラック、バンがベース車両ですから、乗り心地など良いはずが無いのです。これを何とか良くしたい一心で、皆さん色々手を入れられている事と思います。

小生のコルド4のリアサスストッパー部ですが、リーフSP(スプリング)側のバンプラバーが当たった痕跡は認められません。左側です。

右側も同様に当たってはいません。

コルド4の現状の乗り味は、以前、陸のクルーザーと言った事があったかと思います。クルーザー的乗り味には条件が有りまして(笑) 平坦平滑路での乗り味です。

実際のクルーザーも海が荒れて、水面に波が有れば、当然、波を乗り越える際に船体に衝撃を感じます。

車の場合、路面の荒れ、舗装の継ぎ目などがこれに当たります。車のサスペンションは、一般的に言いますと、大きな路面の荒れはSP(スプリング)で吸収し、小さな荒れ、SPで吸収し切れない衝撃はタイヤで吸収する構造とされています。

カムロードシャーシは、良く出来たシャーシでしてキャンピングカー専用シャーシとして設計されています。

では、何処が良いのかと具体的に言いますと、まずSPは乗り心地重視で柔らかく設定されています。柔らかいSPは、ネガも合わせ持っているのですが、これは後日お話します。

小生のバンプストッパーは、当たっておらず、これは、サスペンションが底突きしていないと言う事です。言い換えると、サスペンションストロークの間で、路面からの衝撃を吸収し切れていると言えます。これを平坦平滑路で乗り心地がクルーザーの様であると表現しました。

次に細かい路面の荒れ、舗装路の補修跡、継ぎ目などは前段でお話したように、タイヤで吸収します。しかし、キャンピングカーの場合は袈装重量、全体の車重、積載重量の関係でタイヤの空気圧を上げ、タイヤの耐荷重を上げざるを得ません。

小生の経験では、タイヤの空気圧が4.5kPs以上に成りますと、タイヤでの衝撃吸収はほとんど期待出来なくなるようです。コルド4のタイヤ空気圧は現在、5.3kPsに設定していますので、舗装の継ぎ目を乗り越えるたびに不快な車体振動と細かな突きあげを感じます。

タイヤの空気圧が高く、タイヤでの衝撃吸収が期待出来ないとすれば、本格的なエアーサスペンション(大型観光バス等)か、ハイドロマチックサスペンション等に構造変更するしか方法は有りません。

巷で言われているエアサスはエアーバックですので、厳密にはエアーサスペンションとは言えません。

 

以上、マトメますと、現状のカムロードサスペンションでは、タイヤ空気圧をギリギリまで下げるのが、乗り心地改善の一番の近か道と言えます。間違っても過積載など有っては成らないのは言うまでも有りません。

キャンカーは乗り心地以上に楽しい事が沢山有りますので、乗り心地は片目で見てやろうじゃありませんか。御同輩。 (*^_^*)

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エキゾーストテールパイプ調整

2014-06-24 10:10:14 | シャーシ

<テールパイプ地上高調整>

海岸、川原に降りるさい、エキゾーストのテールパイプをスロープで、2回打ちました。 (>_<)

そこで、テールパイプを見ますと、先端が地面側に下がって取り付けられているように見えます。さらに奥を見ますとテールパイプはジョイントされており、調整が可能なように見えます。

錆付かない内にと思い、早速、調整することとしました。

バンパー下端から見ても、テールパイプ先端は地面側に下がっています。

テールパイプはこの部分で、ジョイントされています。

このUボルトのナットを緩め、テールパイプを回転させ先端部の高さを調整します。

注意しないといけないのは、熱害です。エキゾーストの熱でグレータンク、バンパーが溶けないよう、約30mm前後はクリアランスを取る必要が有ります。

調整した結果です。バンパー下端からのクリアランスは約70mmから約33mm程度に改善出来ました。

小生の調整クリアランスで、グレータンク温度は、やや暖かい程度です。今後、夏場での温度も確認して行きたく思います。

調整する方は、自己責任でお願いしますね。

 

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納車1ケ月で3,000Km分の出会い

2014-06-11 09:15:03 | シャーシ

<走行距離3,000Km越えと点検>

聞いたようなフレーズですが、頂きました。 (^_-)-☆

あっと言う間の3,000Km越えです。この間、宇都宮、京都、実は和歌山も有ります。和歌山は後日、UPしますからね。

天気にも恵まれ、色々な楽しい出会いをくれたコルド4を点検してやらねばと思い、前回やり残したフロントの下廻りを点検しました。

もう一つの心配な理由は、宇都宮の鬼怒川に降りる際、夜間でわき見した瞬間、下廻りを打ってしまいました。目の端に何か見えたのですが、アスファルト舗装路から砂利道に変わる部分で、何も無いだろうと言う過信がありました。Kenyは川原とか良くはいるので、この手のアクシデントは有ります。

その時は、一応何処を打ったかは点検したのですが、タッチアップ(塗装修理)は、出来ていませんでした。

フロントのサブフレームです。塗装が剥げています。翌朝、道を確認した所、アスファルト道が途切れる所に両拳位の石があり、これに当たったようです。

まあ~フレームで良かったと胸をなで下しました。黒スプレーを吹き修理完了です。

フロントのオーバーハング部(フロントのアクスル中心軸より前方部)には、エアコンのコンデンサーが搭載されていますので、要注意です。

カムロードは生まれが商用キャブですから、コンデンサーは小さく見えます。キャブのみの冷房ならこの程度の大きさで良いのでしょうが・・・・

しかし、最近時の夏日では、運転席、ダイネット部を含め割と良く冷えていました。リアクーラーはファンスピード1で間に合っていたようです。ルーフ部の断熱も好影響を与えているようです。これから真夏の状況を見て行きますね。

 

ステアリングのニュートラル付近の甘さですが、原因らしきものが分かりました。

ステアリングギアボックスは、ラック&ピニオンなのですが、ステアリングホィールとピニオンの間に、もう一枚ギアが噛んでいるのですね。これは、キャブ型ボデーの構造から来るもので、ステアリングホィール、ステアリングシャフトとピニオン軸の方向を変換する必要が有ります。

ギアは、必ずバックラッシュ(2枚のギア歯の隙間)を持っていますから、その分、回転に伴う遊びは大きくなります。ニュートラル付近の甘さは構造的な宿命のようです。後は、アライメントだけでしょうか・・・・

ラック&ピニオンギアボックスです。

大型のエアークリーナーボックスですがロングライフを実現しています。この当たりはさすが、商用車ベースです。

クランクケースとATミッションのつなぎ目です。オイル漏れ、滲みともに有りません。

ATミッションオイルパン部、OKです。

フロントサスペンションは、ダブルウイッシュボーン式です。商用車ベースですから、かなりの高剛性に見えます。タイロット、ロアーアーム部のボールジョイント容量も大きいように見えます。

フロントスプリングはトーションバー式(ねじり棒式)を採用しています。これは、棒状の鋼材をねじる事で、コイルスプリングと同様な効果を得ています。赤丸は小さいですが、この長い丸棒がトーションバーです。

フロントブレーキディスクはベンチレーティド式(ディスクの断面を中空にし空気の流れでディスクを冷却します)です。

ブレーキキャリパーも15インチの最大サイズです。ホィールとの隙間はギリギリです。

取説に依ると、ブレーキ倍力はバキュームと油圧の2系統のようです。ブレーキが良く効くハズです。

1ケ月間、あちらこちらと良く走りましたが、不思議に腰痛も無く、薄いシートで有りますが、良く出来ていると思います。さすがにお尻はやや違和感と言うか、痛いかなって程度には成りましたが・・・・

大勢の人達、新しい場所、発見、青空、・・・・  

コルド4にドンドンハマル自分が居ます。

 

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