今朝はスマホのアラームに起こされる少し前に目が覚め、早めに支度を始めた。そのおかげで夜明けの空をいつもよりゆっくりと眺めることができた。月と金星が見え、なかなか美しい光景だった。もう少し早く目が覚めていたら、月がもう少し下でもっとよく見えたかもしれないが、それでは空が真っ暗か。
goo blogの”お題投稿”というのがあり、”今年の漢字”というのが募集されている。私だったら何を選ぶだろう。
こういうのは実際に起こった出来事にからめるのがいいのだろうから、自分にとってインパクトの大きかったものが何かを考えてみる。
一番は6月に父が亡くなったことだろう。9月には叔母も亡くなった。
死別、別離、という言葉が思い浮かぶ。別れ。別。
社会的には、もちろん新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。
これはたくさんある。感染る、自粛、あとは、新型。不要不急という言葉もある。残念なことにこれらはすべて現在進行形で、終わりが見えない。この中では不かな?
アメリカの大統領選挙もあった。今のアメリカを象徴する、分断、憎悪、そういったものが如実に表れている。このまま、新大統領は誕生するのだろうか。感染症に対しても態度が分かれた。分。
明るい話題を探すと、息子の結婚。家族が1人増えたというのはとても嬉しい。嫁のご実家との縁もできた。家族で助け合って暮らしていきたい。結ぶ、助ける。
この助け合いの心というのは家族のみならず、私にかかわるすべての人にもってしかるべきものだ。この未曽有の事態の中、自分さえよければということはない。ということで助。
新総理の菅さんは、「自助・共助・公助」をキャッチフレーズにした。これと同じというのはちょっと癪だが、よくよく考えるとこれこそが今の私たちに求められていることだろう。
別、不、分、助。
この中から選ぶとすれば、”助”を選びたい。
人間1人では何もできない
こういう時こそ、希望を持つことができたり、笑顔になることのできるような字を探してほしかったな。
それとも“助”では忖度しているようになってしまったか。