こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

ダイバーシティーの意義を共有する

2023年11月09日 | 愛と女性とジェンダーと
美しい朝焼け。
これを曙光としてそこに希望を探すか、世界中で流されている血の色を思うかは人それぞれ。
それぞれの人がそれぞれの意見を持ち、それを尊重する。
ダイバーシティーという言葉がよく使われるようになって久しい。
私ははじめ、それが少数者の権利の尊重という程度にしか考えていなかったが、そうではなく、多様性を認めることでさまざまな意見を社会に反映させ、それをより良いものにしていくことだとわかるようになった。

パレスチナ問題などが話し合われたG7の外相会合では、議長の上川外相を含め、8人中4人が女性だった。
男性の能力がどうとかいうわけではなく、女性がいることで見方が変わるということだ。
男性目線、女性目線ということを口にするとすぐにセクハラに結びつける人がいるが、男と女では生物学的に立ち位置が異なるのだから、それぞれの視点があることは否めない。

諸外国のことはどうか知らないが、日本では岸田内閣での女性の大臣は5人と過去最多だが、副大臣に女性はおらず、ハリボテとも言われている。
そんなことを言っても人材不足、まずは中堅層を厚くしなくてはいけないところだろうから、まだまだ時間はかかる。
自民党はこれからの10年で、所属国会議員の割合を30%にまでするといっている。
果たして達成できるだろうか、本気度が問われる。

話は少し変わるが、世襲議員のことも気になる。
女性閣僚のうち3人は世襲だという。
江戸時代、藩の数は幕末に最も多く266もあったそうで、国会がこうした各藩からの代表者による会議の場となっているようにも見える。
多選禁止、というわけにはいかないだろうから、4選以上は歳費を減額するとかしないと、いつまでも同じ人がその場にしがみついて政治の硬直化を招いてしまうのではないか、そんな気がする。
特別職の給与をあげている場合ではないのではないか。
それでもやりたい人はきっといる

ブログランキング・にほんブログ村へ

応援よろしく

 PVアクセスランキング にほんブログ村
コメントお願いします!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。