
岸田内閣の支持率が低下し続け、30%を切るところまで来ているそうだ。
閣僚の辞任、代議士の辞職というようなことが続けばそれもそうだと思うが、では、実際どこの誰が支持していないのだろう。
ブロ友さんの中には岸田内閣を全く評価していない人もいるので、私の周りに全くいないというのは正しくはないが、私の周りで支持しないとかどちらかといえば支持しないと広言している人はいない、というよりはコロナ禍に入ってから、対面での会話が激減し、ほかの人がどんなことを考えているのか、わからなくなってしまった。
コロナ禍前ならどうでもいいような飲み会で、どうでもいい話をして、政治のことをちらっと話すようなことがあれば、その人となりを推定することはできるし、世論が反映されていることもわかる。
コロナ禍以来、飲み会というのにはこれまでほとんど参加してこなかったし、参加したとしても主目的に関する話がほとんどで、ある意味余分な景気だの政治だのの話はしない。
そうすると、私たちが世論と思っているのは、テレビ、新聞などのマスコミ情報だけではないだろうか。
これって、そのあたりの記者、ライターが世論を作って、誘導することができるってことなんじゃないだろうか。
そもそも、日本という国は政治の話をすることがはばかられる傾向がある。
職場では政治の話は禁忌、などということを言うような人もいるが、果たしてそうだろうか。
私にしてもこの歳になっていまさら職場で若い医師を捕まえて政治を語るつもりはないが、そもそも政治に対して興味がないのではないかと思うのだ。
政治に対して興味がない、無関心だから政治の話はタブーという、おかしな方向に向かってしまているのがこの国ではないか。
政治について国民同士が語り合うことができない空気が勝手に醸成されているが故に、いつまで経っても自民党は政権維持のために分裂することなくずっと与党のままだし、野党は野党のままだ。
政教分離ができていないことも、皆で話し合うことがないから、ずっと野放しにされてきたのではないだろうか。
政治についてフランクに、誰もが対等の立場で話すことができない。
このことはとても深刻な問題であって、この国を不幸にしているのではないかと憂いは募るばかりだ。
もっと話そう
応援よろしくお願いします
客商売では政治と宗教と野球の話はタブーだと、昔は言われていたと思いますが、客商売に限らず、もしかしたら今でもそういうところがあるのかもしれません。
確かに、政治に無関心ということが大きな要因の一つだと思います。
さらに、そもそも日本にはディベートの習慣があまりないんじゃないでしょうか。
また、日本では沈黙は金で雄弁が銀だったりしますし、空気を読むとかいう言葉もあるくらいですから、政治に限らず、元々他の人と意見を戦わすのが苦手なのかもしれません。
今の若い人達は違うのかもしれませんが、少なくとも私位の世代では多分そうだなと思います。
私も、これはこの先の日本にとってはとても深刻な問題だと思います。
ディベートではなく、ハイ論破、の国ですからね。とても残念で、悲しくなります。
意見を交換するのはとても大切なことですね。
日本は結局、「空気を読め」という国なのかなと思います。
ことを荒立てるな、個々の意見などもってのほか、という風潮がもともとあるような気がします。
そして驚くほど、制度を変える、変えられるという意識がないように感じます。
個々の意見は反映されず、制度は変えられないなら、
政治に関心をもつどころではないですよね。
ディベートと論破の違いは何なのでしょうね。
コロ健さんのまたの記事を楽しみにしています😊
まあ、今の民主主義や憲法はアメリカに与えられたようなもので、自分で勝ち取ったものではないので、他人事なのかもしれませんね。
明治維新も、支配階級の争いで、民衆が成し遂げたものではありません。
稲作は指導者に従って毎年同じことを繰り返していればよく、従順な国民性が育まれたのかもしれません。
日本は衰退し始めていると思いますが、もっとひどくなって、誰もが「このままではいかん!」と思うようにならなければ、事態は動かないのかもしれません。なんだかんだ言っても、まだまだ日本は幸せな国だと思います。
もちろんコロ健さんの発言は意義がありますけど。私も私なりにやってます😅。
それではまた。
国民性についての洞察、たしかにそうかもしれませんね。
考える必要が無いから考えたく無い、なんでも面倒になってしまうのですかね。
小さな声でも集まれば少しは変わるかもしれません、それぞれの立場から発信していきましょう!