安倍晋三元首相が自民党の総裁をやることになった。再登板である。
安倍さんが総理大臣をやめたのが、2007年。その時のことを記事にしていた(責任を持った人生)。
安倍さんは潰瘍性大腸炎(Ulcerative colitis; UC)という難病患者であるということを、公表している。UCは病理医にとっても診断の難しい疾患の一つで、診断にはしばしば苦労する。
最近、良い治療法が開発されて、患者さんのQOL(クオリティーオブライフ;Quality of life)も著しく改善してきている。
フォローアップの病理診断をしていても、以前より確実に病気が抑えられている患者さんが増えているように思う。完治するかはわからないけれど、病気を抱えていても是非、自民党総裁の重責を全うして欲しい。
病気とともに生きるということは、健康な人からは想像がつきにくい。
私は病理医なので、患者さんの苦悩、苦痛を直接聞くことは少ない。それでも、カルテに書かれた患者さんのつらい生活というのは想像に難くないものである。いまのところ、そこに我が身の無いことを有り難く思うしか無い。
癌であったり、感染症であったり、自己免疫性疾患であったり。いろいろな病気を抱えながら生きている人はとても多い。少なくとも病院に来る人は、皆そうであるし、今、一見健康そうな自分自身も、病気の予備軍である。
安倍さんが、自身が難しい病気であることを公表したうえで、激務であることを承知で再登板したということは、命をかけてのこととも思える。
それはさておいても、病気を抱えながらでも患者さんが社会生活を全うできるように、私たち医療従事者は労を惜しまずに患者さんに寄り添いっていかなくてはいけない。
安倍さんが総理大臣をやめたのが、2007年。その時のことを記事にしていた(責任を持った人生)。
安倍さんは潰瘍性大腸炎(Ulcerative colitis; UC)という難病患者であるということを、公表している。UCは病理医にとっても診断の難しい疾患の一つで、診断にはしばしば苦労する。
最近、良い治療法が開発されて、患者さんのQOL(クオリティーオブライフ;Quality of life)も著しく改善してきている。
フォローアップの病理診断をしていても、以前より確実に病気が抑えられている患者さんが増えているように思う。完治するかはわからないけれど、病気を抱えていても是非、自民党総裁の重責を全うして欲しい。
病気とともに生きるということは、健康な人からは想像がつきにくい。
私は病理医なので、患者さんの苦悩、苦痛を直接聞くことは少ない。それでも、カルテに書かれた患者さんのつらい生活というのは想像に難くないものである。いまのところ、そこに我が身の無いことを有り難く思うしか無い。
癌であったり、感染症であったり、自己免疫性疾患であったり。いろいろな病気を抱えながら生きている人はとても多い。少なくとも病院に来る人は、皆そうであるし、今、一見健康そうな自分自身も、病気の予備軍である。
安倍さんが、自身が難しい病気であることを公表したうえで、激務であることを承知で再登板したということは、命をかけてのこととも思える。
それはさておいても、病気を抱えながらでも患者さんが社会生活を全うできるように、私たち医療従事者は労を惜しまずに患者さんに寄り添いっていかなくてはいけない。
潰瘍性大腸炎の原因は、ストレスなのかなぁ?
持病のある人は、上手く病気と付き合いながら、生きて行くしかないですから、大変だと思います