こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

人を愛するということ

2019年05月12日 | 愛と女性とジェンダーと

人を愛するということは、人間の本能なのだろうか、それともなんらかの社会的な要因があって、”愛”というものを感じるのか。

私は愛というものをよく知らない。少なくとも愛というものを具体的な形あるものとして、定義づけて頭の中に投影するようなことはできない。それは愛にはいろいろな形があるからなのだろう。

私の場合、愛といえば異性愛がまず頭に浮かぶ。男は女を愛し、女は男を愛する。そして、愛し合う男女は結ばれ、やがては子供をもうける。というのが、これまでの私の考えだった。すなわち、愛とは性的な欲求が根本にあるのだと思っていたけど、どうやら違うようだ。生殖行為が不可能な同性同士でも愛は生まれるのだから、愛と性的な欲求とは別のものなのだろう。

若い頃は性欲が強くて、愛がなんたるかなんてちっともわかっていなかった。最近やっと落ち着いてきて、女性のことをある程度客観的に見ることができるようになった。私は妻を愛しているけど、それは私の基準であって、妻の満足する程度のものなのかはわからない。これまで何度か愛について考えたことがあったけど、結局答えには至っていない。

昨晩、NHKのBS2で、恋話カフェ、というのをやっていた。今の世の中、恋愛以外に楽しいことがたくさんあるというのが非婚率の上昇につながっているというような話がされていた。恋愛が楽しいもの、ということを若い人に教えたらもう少し恋愛をする人が増えるのだろうが、今ほどリスクが高くなると、それも難しい。


などと、今日も何だかとりとめのない話になってしまった。まあ、こんな風なよくわからないのがあってもいいだろう。愛も同じようによくわからないものだから。

大好き

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