杜の都で、某研究会主催の病理診断講習会。昨日の昼から今日の夕方まで、ガッツリ缶詰めで勉強する。で、コロ健はその講師の一人として参加。
疾患について、講義形式で説明をしたあと、バーチャルスライドシステムという顕微鏡標本をデジタル化した画像データを用いてコンピューター上で解説をする。今回は、12セッション。1セッション1時間なので,結構疲れる。私は、講義一コマとその後の解説12コマ。講師&チューターも生徒もヘトヘトだ。
生徒といっても、参加者は病理医かその領域の病理診断に関心のある臨床医。今年の受講者は140名。みなさん決して安くはない参加費と旅費宿泊代を払って日本中から集まってくる。毎度のことながら、毎年熱心な先生達の参加には感謝し、かつ頭が下がる。
行って、解説して、帰ってきただけで、見たのはホテルの窓からと、駅から会場までの往復のバスの窓からみた街の緑だけだったのは残念だったが,仕方ない。
帰りに、「私のこと、覚えていらっしゃらないと思いますが」と声をかけてくれた先生(生徒さん)がいた。
「何年か前、◯◯学会で先生に“コロ健”というサインをいただいた者です。」と言われて思い出した。「ああ、あの時の」と、懐かしくお話しした。
地元で元気に仕事をしているとのこと、さぞ活躍中なのだろう。たまに、このブログも覗いてくれているという。ありがたいことだ。
こういう方と言葉を交わすことができると、少々のことにめげないでブログを続けていてよかったと思う。
お帰り前に名物の甘味を