こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

心静かに、穏やかに

2016年05月14日 | 生き方について考える

病理学会明けで今日は仕事。この有り難い仕事があるということが日常なのか、それとも本質的に仕事とか、趣味とか、そういった具体的な言葉で示すことができることをどうとらえたらいいのか本当のところよくわからない。あまり深く考えても、学会で頭を使いすぎてまだ少々ふらふらするので、考えるのはよしておく。

その学会では例によって、嬉しくなること、心温まること、心がざわめくことなどいろいろあったが、結局私は私だったということに気が付くことができて面白かった。
社会に属することが生きていく上で、避けることのできない人間として、考えさせられることはたくさんあった。そういったことのすべてに、表裏があって、一喜一憂させられる。だけど結局、私は私であって、自分をみつめてさえいたらいいだけだった。

職場を変わったり、本を出版したり、そういったことは単純に嬉しい。だがこういったことは、人に助けられ、進んできたこと。そして一つ一つは私が生きてきたこと、仕事をしてきたことの延長上のものであって私の一部分に過ぎない。
どんなことも、私は私でしかない。そう自覚することが、自分を信じること、生きていくということなのだ。そして、こういうことは嫉妬の対象にもなる。直接でも間接的にでも悪口を言われたり、意地悪されたり、裏切られたりしても、結局、どれも私の生きてきた形であるということを自覚していたら、なにもこわくないし、恐れる必要もない。心静かに穏やかに生きて行きたい。

 

 自分は自分だということ

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